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進捗管理だけじゃダメ。月商6,000万円企業のPMが考える「活躍するPMの資質」

こんにちは!柴ちゃんです。

私は現在、Z世代を代表する企画・マーケティング会社・僕と私と株式会社でプロジェクトマネージャー(PM)を務めています。

大企業とのプロモーション案件を含めて、10程度のプロジェクトのフロント対応を行いながら、社内プロジェクトなどでもメンバーを取りまとめています。

PMのお仕事は主に下記のようなもの!

・プロジェクトの総責任者として、スケジュール管理や予算管理を行う
・クライアントのフロント対応を行う
・コミュニケーションから課題やニーズや温度感を適切にキャッチし、フォローする

進捗管理と言えばそうなんだけど、実際にはPMの仕事はもっと複雑。裏を返せば、進捗管理をしているだけじゃPMとして頭一つ抜きん出るのは難しいです。

そこで今回は、PMの仕事が気になる人に向けて「活躍するPMの資質」をテーマにnoteを書いてみます。

  • 月商6000万円の企画会社のPMって何をしているの?

  • つねに10程度のプロジェクトを動かすPMが気をつけていることは?

  • PMとして長く活躍するために求められる資質って?

…など、PMの仕事についてあれこれ語りますね!

***

根っからのPM体質?広告代理店の営業からマネジメントに携わるように

私は今、ぼくわたでフルコミットメンバーとして働いていますが、その前は広告代理店で営業をしていました。

入社した当時、その会社は新卒採用を始めてまだ2年目。その後に入ってきた新卒に対してマネジメントができるメンバーが少なかったことから、私も新卒2年目ながら部下の面倒を見るようになりました。

思えば、これが私のPM人生の始まりだったのだと思います。

いつの間にか、PM寄りの仕事が増えていきましたが、不思議と抵抗感はありませんでした。むしろ「得意かも!」と感じていたくらいです。

というのも、私はもともと人と話すのが好きで、クライアントやメンバーとコミュニケーションを取りながら物事を進めていくのがまったく苦じゃなかったんです。

「これがやりたいな〜」と思ったときや、旅行の際にもTODOをスケジュールに落とし込まなければ気が済まないタイプなので、コミュニケーションとスケジューリングが肝となるPMの仕事は私の性に合っていたのです。(あと、余談ですがタイピングが爆速なので即レスも得意でした。笑)

基本的なスキルは実務を重ねればついてくるけど…?

PMとして重要なのは、相手からの信頼を得て、納得感を持ってプロジェクトに協力してもらうことです。そのために必要なスキルは、挙げ出すときりがありません。

・クライアントの話を聞き、理解するためのキャッチアップ力
・いかに売上・利益が上がるプロダクト(事業)を作れるか考えるビジネス思考
・予期せぬトラブルに対して臨機応変に対応できる対処力

とはいえ、PMを6年経験してきた今思うのは、これらのスキルは歴を重ねれば自然と身についてくるんじゃないか? ということ。

現場のトラブルやクライアントに対応するためのさまざまな引き出しを、座学で手に入れることはほぼ不可能です。経験を積むことが1番の勉強になります。

だから「これができないから、自分にはPMは無理だ!」とすぐに諦めてしまう必要はありません。経験を重ねて身につけるべし。

一方で、PMを長く続けて成長していくためには、絶対に欠かせないスキルも存在します。

PMに絶対に欠かせない、まわりを動かすための「思いやり」

ズバリ、それは「思いやり」です。

先述したとおり、PMは「まわりに動いてもらう」仕事。だからこそ、そのための「思いやり」を無くしては務まりません。

とはいえ、「思いやり」ってすごくふんわりとした言葉なので、2つのポイントに分けて説明していきますね!

1.クライアントとメンバーと、心地よい関係を築く「思いやり」

1つ目は「相手と仲良くなり、良い関係を築くこと」です。

私には前職で、多くの大事なことを教えてくださった上司がいます。「彼がいなければ、私は今PMをやっているか分からない」と思うほど。

その人に、フロントとして初めて案件を回すようになったころに言われていたのが、「あなたの仕事はクライアントと仲良くなることだよ」という言葉です。

相手のことを知り、自分のことを知ってもらい、自分にだけでも本音で話してもらえるような機会を作る。

会食をセッティングしたり、交流会やお酒の場にも積極的に足を運び、ざっくばらんに話をする。

このように親密な関係性を築くことで、仕事はとてもやりやすくなるし、不思議と自分たちにとって良い方向に物事が進む可能性が高くなるんです。

当時はあまりピンと来ていませんでしたが、その後さまざまなクライアントさんとご一緒することで、“仲良くなること”の重要性を理解していきました。6年ほど前に言われた言葉ですが、今でもずっと胸に刻まれています。

そして、これは対クライアントに留まらず、対メンバーでも同じだと私は考えています。

ぼくわたはフルリモートの会社ではありますが、一緒にプロジェクトを行うメンバーとは積極的に飲みに行ったり、ミーティングやSlackの会話に雑談を挟んだりと、丁寧に関係構築をするようにしています。

もちろん、メンバーと仲良くなりすぎることが逆に馴れ合いを生み、プロジェクトがうまくいかなくなってしまう場合もありますが、私の場合は仲良くなればなるほど自然体でいられるため、交流をするようにしています。

2.適切に判断し、相手が理解しやすいように伝える「思いやり」

もう1つは、「決めること」に責任を持って動くことです。

  • スケジュールや予算を決め、つねに見直しと更新をする

  • 決定事項をプロジェクトメンバーにわかりやすくシンプルに伝える

  • クライアントの判断が必要な場合は、適切な材料を教えて背中を押す

PMは、そんな「決め」の役割を持っています。

「決定する」行為はその後の結果を左右しますが、そこで時間を取りすぎてしまうと実作業時間が短くなってしまいます。

クライアントに対しては、重要なことを決定するための時間と心の余裕を持てるように動きつつ、メンバーに対しては適切な作業時間を確保することが必要です。

そのためには、各方面への思いやりを持つことが欠かせません。自分が何かを決定するときはテキパキと。クライアントに決定してもらうときはただお願いするのではなく、決めやすいようにフォローしています。

また、メンバーに対して伝えたことは、そのままTODOリストやカレンダーに落とし込めるくらい、端的に伝えることも意識しています。メンバーの仕事はあくまでも自分の得意なことで成果を出してもらうことであり、そのための整理はPMの仕事だからです。

ちなみに、私はぼくわたの採用を見ていたこともあるのですが、その際には「違和感のないコミュニケーション」が取れるかを重要視していました。

PMは「話す」ことが非常に重要な仕事です。そのため、面接時に「ん?」と引っかかるポイントがある方は、クライアントにも違和感や不信感を与える可能性があります。

おそらく、この「違和感のないコミュニケーション」も相手を思いやった言葉の言い回しや順序立てができるかどうかに左右されると考えています。

人と関わることが好きで、相手が抱いている違和感や不安な顔に気づきやすい人は、きっと問題なくできているのではないでしょうか。

長く続けるための資質と経験が重要。新しい案件にどんどんチャレンジしよう

まとめ
・PMとして活躍するための技術は、場数を踏むうちについてくる
・場数を踏むために、PMの仕事を長く続けられるかが重要
・長くPMを続けるために必要な資質はクライアントやメンバーへの「思いやり」

PM力は決して一朝一夕で身につくものではありません。だからこそ、長く続けられる資質や飽きないための工夫が必要です。幸い、PM力はどのような業界や案件でも活きるので、どんどん違う種類の案件にチャレンジするのもオススメです。

すでに長年PMを経験されている皆さんにも、「活躍するPMの資質」をぜひお聞きしてみたいです。よろしければぜひコメントで教えてください!

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業績好調に伴い、急遽ビジネスプロデューサー(PM)の仲間を募集することとなりました!応募は下記のページから。簡単なフォームから応募できるのでぜひ覗いてみてください。Z世代以外も大歓迎です!

【スキル(MUST)】
・プロジェクトの総責任者として、スケジュール管理や予算管理、フロント対応を行うことができる
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↓詳しくはこちらのnoteをご覧ください↓

また、ぼくわたではリファラル採用制度も導入しております。ぼくわたに興味がある方はぜひメンバーにお声がけください!

僕と私と株式会社について

僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。Z世代ならではの多くの企画を咲かせています。今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れたインサイト調査、企画、クリエティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当いたします。

また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員天才」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。

【メディアの方向け実績資料】

【今瀧健登のプロフィール資料】

■ 会社概要
代表取締役:今瀧 健登
所在地:東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3階
事業内容:Z世代に関する企画・マーケティング事業、ブランド事業
HP:https://boku-to-watashi-and.com

※僕と私と株式会社は、ギルド型組織であり、業務委託契約を前提としています。ご理解のうえ、エントリーにお進みください。

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