子供の頃の実話2−友達に置いてかれてる気がする
これは私が小学生の頃
特別支援学級にいた頃のお話
私には同じく特別支援学級に在籍する
友達のA子ちゃんがいた。
私の小学校には特別支援学級が5クラスあるのだが、
A子ちゃんは小学1年生から5年間同じ支援学級にいた。
小学校の中でも1番仲がいい友達で
一緒にいてとても居心地が良かった。
小学6年生の頃
ついに特別支援学級で別のクラスになった。
その頃の私は
「ついに離れちゃったなぁ」
くらいにしか思っていなかった。
当時私は小学6年生だが、
勉強に遅れが見られたため、
特別支援学級では4年生の内容を
中心に学習していた。
ある日の休憩時間に
ふとA子ちゃんの支援級に
遊びに行ったことがあった。
ふとA子ちゃんの教科書とかが置いてある
棚が目に入った。
するとその棚には
小学5年生レベルの教材が
置いてあった。
それらを見て私はA子ちゃんにこう言った。
「A子ちゃん、もう小学5年生のお勉強してるの?
すごいな!!頭いいなぁ~
私なんてまだ小学4年生までなのに…!!!
本当にすごいね!」
その場での私は単純に
A子ちゃんに対する尊敬の気持ちで
埋めつくされたんだろうなと思う。
だが、ふと家に帰ると
さっきの光景を思い出して
尊敬の感情だけじゃなくなっていた。
"なんで私だけ進んでいないんだろう"
ふとネガティブな気持ちが心を支配していた。
A子ちゃんと支援級が一緒じゃなくなったのは
私が頭が悪いから?
私の方ができないことが多いから?
なんでなんでと
突然怖くなった。
だが、私にはその理由を
親や先生に聞く気はなかった。
”私は出来損ないだから
A子ちゃんよりも勉強が進めれないんだ”って
その考えで埋め尽くされたから
普通学級の子と特別支援学級で
壁を感じることは何度もあったけど
とても仲良かった支援級の友達と
見えない壁を感じるのは
なんともいえない感じがして
苦しいなと思った。
変わらずA子ちゃんと仲は良かったんだけどね
なんかねその時はモヤっとしちゃったんだ
っていうちょっと複雑なお話。
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いかがでしたでしょうか?
難しい問題だなと思いながら
書いておりました。
同じ支援級だと
みんなマイペースに勉強してるから
自分のペースでいいんだと
あまり気にしないけど
ふと違う支援級で同級生の
仲のいい友達の状況を目の当たりにすると
劣等感が出てきてしまうものですね。
かといって、
A子ちゃんが6年生になっても同じ支援級で
私と違う学年の勉強していると
モヤモヤする回数も格段に増えたんだろうから
クラスを離したのは正解なんだろうけど…
勉強が遅れている子に対して
どう声掛けするのが救われるんだろうなと…
学年で区別せず教材使えたら
まだ壁とかは少なくなるんだろうけど
難しいだろうなって…
ふと今回のエピソードを思い出して
考えれば考えるほど難しいなと思ってしまった私でした。
またブログ書きますね😊
もしご興味あればごちらもご確認ください!
読んでいただきありがとうございました🍀
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