140字小説 『火の用心』

フォロワー０の弱小SNSアカウント。

どうせ誰も見ないだろうと鍵をかけずに妄想芸能人話を書いてみることにした。あくまでも芸能人の名を借りたフェイクストーリー。

少しずついいねが増え私もどんどん話を盛るようになっていき…

今ではいいねが怖い…

次に晒されるのは私の番だ…
ほらもう火がそこに、

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　承認欲求って怖いですよね。何が火種になるやら、バズるやら……『まんじゅうこわい』並みの鋼メンタルを持っていても、デジタルタトゥーもある今の世の中。だからこそ、対岸の火事ではなく、明日は我が身で火の用心！　カチカチ！　たった一言炎上の元！