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『月曜日』 #シロクマ文芸部【時差投稿編】


 月曜日が当たり前のように来るとは限らない。それでも私は、月曜日が来ることが気がついた頃から怖かった。学生時代どころか、大人になってからも。

月曜日に仕事に行くのがつらくて、日曜日は一日中泣いていたほどだ。目蓋をこすると腫れやすくなるからこぼれ落ちる涙を拭うこともなく垂れ流していたけれど、それでも完全に腫れない訳じゃない。

翌朝、いつもよりも早めに起きてパンパンに腫れ上がった目蓋に保冷剤とホットタオルを交互に当てて、ある程度腫れが引いたらメイクで誤魔化していた。だから誰かに見咎められないよう午前中は人と極力目を合わせないようにしていたくらいだ。(もしくはバレないように腫れがひくまで、いつもより俊敏に動く!)

たった二日でこんな私だから長期休暇明けはもっとキツかった。それは学校や仕事が嫌いだったからじゃなく、元々(家族の前を含む)人前で見せるキャラクターと本来のキャラクターのギャップが激しく、休みを挟むことで無意識のうちに被っている仮面の中から「どれを被ればいいんだっけ?」とパニクるからだ。

 良くいえばスイッチのオンオフがハッキリしているのかな。悪くいえばスイッチのオンに人より時間がかかる。まあ就業時間がきてしまえば、そんなことも言ってられないほど目まぐるしい一日、一週間が始まるのだけれど。

だから私は土日のまとまった週休二日制よりランダムの方が自分に合っているのかな、となんとなく思う。

それに加えて飽きっぽいから、毎日同じ就業時刻じゃない時差出勤の方が性に合っているとも。もちろん出勤時間を間違えてないかなとドキドキはする。けれど、これは時差出勤だからこそのスリル感でもある。(そういうて、あんた緊張しぃやから出勤前にトイレに何回も駆け込んでるやん! 腸弱超よわ~☝️)

でも毎晩就寝前にアプリに登録した複数の時間設定の中からアラームを選んでセットし、翌日が遅番の日はちょっと夜更かししたり、早番の日は帰りに寄り道したり(基本、病院やけどな! 病弱秒じゃく~☝️)するのが実は私は好きだった。

だからハッピーマンデーなんてクソ喰らえ!
だけど、祝日のない六月もちょっとモヤる。
(接客業の方々はどうなんだろう🤔?)

それでもそんな月曜日という今日を
乗り切っただけでみんな立派なんだよ! 



 曜日の感覚を見失い、遅刻ばかりでごめんなさい🙇今週も間に合わなかった🙇💦

 もし行き渋るお子さんがいたら、月曜日が苦手なままの大人もいるから、それだけ外でがんばっているんだな、と受け止めてあげてほしいです。(大人同士もだけど!)

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