マガジンのカバー画像

#シロクマ文芸部

84
シロクマ文芸部のお題で書いた詩や小説をまとめています。
運営しているクリエイター

#今こんな気分

駄洒落小説 『咳をしても金魚』 #シロクマ文芸部

「咳をしても金魚」 という言葉を小学生の僕に教えてくれたのはじーちゃんだ。 日曜日の昼下…

193
1年前
31

3分小説 『朧月よ、朧月よ』 #シロクマ文芸部

「朧月よ、朧月よ」 『おぉ、どうしたんだ?』 ぼくが問いかけると、すぐさま返事が届く。 …

193
3か月前
20

詩小説 『愛しき梅の花よ』 #シロクマ文芸部

 梅の花のつぼみがふくらむ季節に  机をくっつけてぼくの教科書を  いっしょに見ていた時…

193
4か月前
25

3分恋愛小説 『もうすぐバレンタイン』 #シロクマ文芸部

チョコレートだけが 知っている二人の行く末。 ご賞味あれ。  三時間目の授業が終わって、先…

193
4か月前
15

詩小説 『本を』 #シロクマ文芸部

本を書く。 読んでもらえるのかも分からない本を。 本を探す。 まだ誰も味わったことのない読…

193
5か月前
26

20字小説 『ふりかえる』 #シロクマ文芸部

振り返る事が出来ない時は振り替えてみる。  実は『振り返る』でエッセイを書いていたのだけ…

193
5か月前
23

20字小説 『意気込み』 #シロクマ文芸部

十二月も十二分楽しもう!駆け抜けよ師走。 (※20字小説と書いていますが、こちらは文学賞には参加していません。)  十分の次が十二分ってなんだか不思議ですよね🤔 100点満点💮の次は110点じゃなく、120点と例えたり、100%の次も120%のイメージです🤔  私としては「今年は秋が長かったな~」と思っていたら、ヘルパーさんに「今年は秋がなかったねえ」と言われ、みなさんも暑い中働いてたと思うと頭が下がります。(暑がりの寒がりなので、体感温度がわかるような、わからないよう

『紅葉鳥の推し活』 #シロクマ文芸部

 紅葉鳥が鹿の異名と知らなかった無知な私は時々産まれたての子鹿のように立ち上がることも困…

193
7か月前
16

詩小説 『りんごコロコロどこへ行く?』 #シロクマ文芸部【A面】

 りんご箱を  自転車の後ろのカゴにのせ  我が家への坂を立ち漕ぎで登る。  さてさて何を…

193
7か月前
18

選択制小説 『だから私は秋が好き』 #シロクマ文芸部

 秋が好き。だって新米の季節だから。 そして、白米は毎日食べても飽きないほど、日常に欠か…

193
9か月前
21

駄洒落小説 『愛は犬に宿る』 #シロクマ文芸部

 愛は犬に宿るという。  そんな噂を聞いたからだろうか。  道路を挟んだ向こう側に  三人…

193
9か月前
25

詩小説 『私の日』 #シロクマ文芸部

 私の日 今日は大事な私の日。  だから 私は準備をするの。  部屋をかわいく飾りつけ  …

193
11か月前
27