詩小説 『桜色』 #シロクマ文芸部
桜色のおくるみに包まれた我が子。この子を守るためなら、どんなことだって乗り切ろうと心に決めた。
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桜色の唇が紡ぐ、たどたどしいチューリップの歌。「赤・青・黄色だと信号の色になっちゃうよ」と思いながらも癒される。
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桜色に頬を染めた私と夫の似顔絵。誇らしげに見せてくれた絵の中の夫はなぜかオレンジ色で塗られていたけれど。
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桜色のドレスを着せ替えて遊ぶお気に入りのお人形。ヘアアレンジをしたくて輪ゴムを使ったら、ほどけなくなって大騒ぎに。
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桜色