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カラダが硬くても速く泳げる。自分の特徴を最大限活かそう。

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水泳は肩と足首が柔らかいと有利なスポーツです。ですが硬い人が必ずしもパフォーマンスが低いとは限りません。重要なのは「できる範囲で動く」ということです。例えば、肩が硬い人が無理やり大きなストロークでクロールを泳ごうとして、大きなローリングで遠くの水を掴みにいくと、背骨は龍のように上下左右にうねって体幹の姿勢を崩してしまいます。多くの水を掴むことができたとしても、同時に抵抗を増やしてしまっているので、長く泳げば泳ぐほど疲れます。

では肩が硬い人は、具体的にどのような泳ぎが適しているのでしょうか?FLOW STYLEなら次の3つを提案します。
「グライド方向を前ではなく斜め下へ」
「リカバリーを低くしてローリングは小さく」
「ローリングのタイミングはストローク動作の後半に合わせて」

できる範囲で動くことで、抵抗や無駄なエネルギー消費を抑えて、スピードの減速を防ぎます。「水泳はスタートが最速」ですから、再度スタート動作の深さや方向、浮き上がり動作を確認すれば、これまでよりも楽に速く泳ぐことも可能です。一定以上の速さのテンポが求められるスプリントにおいては、むしろあまり大きな可動域は必要ないかもしれません。

それでも肩を柔らかくしたい人は、泳ぎ続けることで柔軟性を獲得していくこともできますが、より効果的なのは、陸上でのエクササイズです。肩甲骨よりもさらに体の中心に近い胸郭から柔軟性を向上させると良いです。このエクササイズについては今後ご紹介できればと思います。

可動域が広がったあとのことも考えておきましょう。フォームが変わってきて、力を入れるタイミングなども変わるはずです。これは思春期のジュニアアスリートに起こるクラムジー問題に似ていて、これまでと同じ感覚で泳いでいるとパフォーマンスが低下する場合があります。常に自分の体の特徴を把握して、適時適切な泳ぎを模索していきましょう。そのためにパーソナルレッスンは有効な方法だと考えます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。記事の内容や、レッスン内容に関するご質問等ありましたら、noteのコメントやホームページのお問い合わせフォームからお寄せください。

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