FLOW STYLE 水泳の個人指導

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四国高知で水泳の個人指導ならおまかせください。水泳のできる・わかる・楽しいをサポートいたします。

最近の記事

クロールからバタフライの基礎を作る3つのポイント

それぞれの運動には特性がありますが、中でもカラダの動かし方は「構造的特性」と言います。今回はクロールとバタフライの構造的特性を整理しながら、クロールからバラフライの基礎を作る流れをご紹介していきます。 クロールの構造的特性・左右非対称 ・ローリングあり ・バタフライよりは速いテンポで連続性あり ・ストロークの後半にアクセント バタフライの構造的特性・左右対称 ・ローリングなし ・クロールよりは遅いテンポで瞬発的 ・ストロークの前半〜中盤にアクセント バタフライの基礎を作

    • この筋トレでバネを取り戻そう

      バネとは何を指すのでしょうか?トレーニングの世界で言うと「Stretch Shortening Cycle(以下SSC)」がそれにあたります。筋肉や腱が一時的に大きな力で伸ばされたあと、一気にもとの長さに戻ると同時に筋肉を収縮させるので大きなパワーが発揮されやすくなります。伸びる局面→縮まる局面のサイクルなのですが、実際にはその間に「償却局面(よっこらしょみたいなイメージ)」が存在し、コレをいかに減少させていくかがポイントになります。今回はスイマーのストローク動作におけるSS

      • 40歳からのスプリント 3つのポイント

        年齢を重ねるてくるとカラダの変化をはっきりと感じやすくなります。自分自身のレース動画を見ても、想定よりもテンポが上がっていないことが多く、脳からの指令がスムーズに筋肉に伝わっていない脳神経系の要因も感じたりします。さらに回復能力も落ちやすいので、以前ほどしっかり追い込むことに対する恐怖や回復に時間がかかることへのストレスもあります。 そこで今回は私なりに、トレーニングを5年ぶりに再開してから1年半の経験を通して、40歳を超えてどのような点に注意しながらトレーニングを進めてい

        • 4月24.72→7月24.66→10月24.68 トレーニングの変遷

          昨日松山にて愛媛県マスターズ大会に参加してきました。今年はこれまで3回50m自由形を泳ぎましたが、ほぼ同じタイム。今回はそれぞれの大会前にどのようなトレーニングを行っていたかまとめてみたいと思います。 私の特徴ソマトタイプ的に言うと「外胚葉と中胚葉の中間」。手首足首が柔らかく、首や腕が長い。 キック強いプル弱い。 中距離向き。 幼少よりクロールばかりで他3種目の適性が低い。特に平泳ぎはダメ。 身長174cm体重69kgで70kg超えると足首や足の甲が痛む(靭帯がゆる

        クロールからバタフライの基礎を作る3つのポイント

          先ずは3ヶ月 できないことができるまでの流れ

          筋力トレーニングを例にすると、はじめの1〜2週間は「神経系の改善」といって、能からの指令が筋肉に伝わりやすくなる時期で、おもしろいように重量を上げることができます。結果も出て新しいことにチャレンジしていること自体が楽しい時期。 しかしここから3ヶ月までは停滞期。筋力も筋肉量もなかなか増えない。当初の伸び率と比較してしまうとモチベーション低下。ここでやめてしまうひとが多い。一喜一憂しない、過度な期待はしないことが大切。やるべきことを粛々とコツコツと。 3ヶ月を過ぎてくるとフ

          先ずは3ヶ月 できないことができるまでの流れ

          目的別 3つの持久力トレーニング

          10/14(月・祝)に開催予定のイベントレッスン「目的別3つの持久力トレーニング」で実践する詳細をご紹介します。 持久力トレーニングと言えば「一定以上の量を泳ぐ」ことも一つの条件ですが、その他にも「距離」「本数」「サイクル」「心拍数」「疲労度」なども目的によって考慮しなければなりません。今回のレッスンではこれらの変数を上手に管理して、目的に合わせて適切なゾーンを狙っていきたいと思います。 ①回復能力を高めるための基礎持久力トレーニング (呼吸器系・心臓血管系の適応) 優先

          目的別 3つの持久力トレーニング

          年内レース予定と最近のトレーニング

          4月の復帰後初レースは恐る恐る25mと50mのみ。7月の大阪遠征では短水路200mや長水路100mを含めた2日間5レースをこなしました。年内は以下の3つの大会を予定しています。 ◯10/6 愛媛県マスターズ 50m自由形 100m自由形 ◯11/16, 17 ジャパンスプリントWEST in 草津ATC 50m自由形 50m背泳ぎ ◯12/8 高知マスターズ 50m自由形 100m自由形 メインは50m自由形で、ベスト24.1に対して年内に24.2〜24.3まで戻した

          年内レース予定と最近のトレーニング

          パフォーマンスアップの仕組みを飛び込みで解説

          競泳は「速く泳ぐこと」を目的としますが、速くなるためにはどのような要素が必要なのでしょうか?今回は飛び込みを例にして解説していきます。 1)パフォーマンスピラミッド 私は以下の4層で構成しています。下から順に、 「体組成」「機能」「体力」「技術」 ざっくり言い換えると、デカくて・柔らかくて・強くて・上手い人、さらにピラミッドの形が整っている人ほど良いパフォーマンスです。下の土台が小さいのに体力や技術ばかりを高めようとしても頭打ちになりやすく、怪我のリスクも上がります。

          パフォーマンスアップの仕組みを飛び込みで解説

          フィン・パドルの使用でトレーニングは十分か⁉️

          先に結論から申し上げると「不十分」です。フィン・パドルを使用するとスイスイ進んで楽しいので、ついつい傾倒しがちですが、そればかりではレースで良いパフォーマンスを出すのは難しいです。 今回は、道具使用が練習やトレーニングのどのような部分に貢献するのかをまとめてみたいと思います。 使用する部位がわかりやすい道具を使用すると負荷がかかる部位がわかりやすくなり(例:手や腕よりも広背筋)、自然と力を入れるタイミングも理解しやすくなります。逆に道具を外した後はスカスカしやすいので、イ

          フィン・パドルの使用でトレーニングは十分か⁉️

          大阪遠征記 part3最終回「手応え」

          今回は、2日目の短水路100m自由形のレース分析を飛び込みも交えてレポートします。 短水路100m自由形レース分析https://youtu.be/uJ9pPCGklQY?si=yIKFXBCYnNyWGSHk ⑤レーン赤い水着 55.98(27.03, 28.95) 後半÷前半=1.07 このレースは、このあとの800フリーリレーの参考材料として泳いだので、少し抑えて90%ぐらい。テンポは0.70〜0:75でまさに200mレースのテンポ。ラップ比の目安1.1と比較して

          大阪遠征記 part3最終回「手応え」

          大阪遠征記 part2「分析・修正」

          今回は1日目の長水路50m自由形のレース分析と、それを活かした2日目の3レースの展開についてレポートします。 長水路50m自由形レースの分析1日目の長水路50m自由形のレースを分析していきます。タイムは25.51(ベスト+1.04)でした。④レーン赤い水着 ①3つの変数 ・ハイポ 息継ぎはいつも通り20かき目に1回だけ。残り22かきはノーブレス。 ・テンポ ベストレース時とほぼ同じ0:52を最後までキープ。しかしラスト15かきぐらいは腕に力が入っておらず、泳ぎを小さくして

          大阪遠征記 part2「分析・修正」

          大阪遠征記 part1「未知」

          7/20大阪マスターズOPEN長水路と7/21KANSAIマスターズ短水路に出場してきました。今回はざっくりと全体の結果と、4~7月のトレーニングについてレポートします。次回以降は各レースの分析をレポートします。 結果(時系列)大阪マスターズOPEN長水路 100m自由形  56.99(27.70, 29.29) 50m自由形  25.51 KANSAIマスターズ短水路 100m自由形  55.98(27.03, 28.95) 800フリーリレー2泳  2:02.49(2

          大阪遠征記 part1「未知」

          種目の適性を見極めるポイント

          練習やトレーニングによって伸びしろを補っていくことはできますが、同じ時間や労力に対してできるだけ効率よく結果を出したい方は多いと思います。今回は、私がパーソナルレッスンで用いている種目適性見極め方法の3つの観点をご紹介します。 1)クロールのキックとプルから見極める12.5mのスプリント測定をキック・プルで実施します。 キックは、 ①ボードあり&顔上げ ②ボードあり&顔つけ ③ボードなし顔つけ の3タイプで測定。ベストタイムが①寄りの人はクロールの中長距離の適性高い、③寄り

          種目の適性を見極めるポイント

          水深2.0〜3.0mのレース前に気をつけたい3つのこと

          人間は、運動パフォーマンスの50〜60%を目からの視覚情報に頼っています。プールの水深が2.0mを超えてくると頑張って泳いでいても進んでないように見えてしまい、無闇にテンポを上げてしまったり、ストロークの初動に力みが生まれたりしやすいです。今回はこれらを防ぐために気をつけてほしい3つのポイントをご紹介します。 ポイント① 目標のテンポを耳で覚える 視覚に惑わされずに、正しい時間の感覚をもち、一定距離までのテンポ・ストローク数・タイムを安定できるように反復練習しておく。特にレ

          水深2.0〜3.0mのレース前に気をつけたい3つのこと

          青少年期の筋力トレーニングの是非

          結論から申し上げると、私の所属するパーソナルトレーニング資格団体NSCAでは、「適切に計画・監督されたレジスタンストレーニングは、怪我の予防や競技力向上に貢献する」としています。 ↓青少年のレジスタンストレーニング NSCAのポジションステイトメント 最新版 またガイダンスを以下の通り示しています。 これらを踏まえた上で、もし自分でトレーニングしたいのであれば、「いろんな種目を軽めでバランスよくやる」を覚えておくと良いと思います。ステイトメントの本文中に「適切に管理された

          青少年期の筋力トレーニングの是非

          レッスンレポート活用法

          何を記しているかレポートには、日時・場所・実施内容・指導者の気付き・今後の流れなどを記しています。特に実施内容の量が多くなり、メニューだけでなくハイポ・テンポ・ストローク数・ラップなどを細かく記録しています。育成・選手コースやマスターズスイマーさんに対して、私は入水して泳いで見せたり、直接手とり足取りの指導をほとんどしませんが、それをしてしまうとどうしても記録できる内容が限られます。できるだけ数値を残していくことでその後の比較・検証がしやすくなります。 調子がおちてきたら

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