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儒教を否定して能力主義に跳ね返される流れ、もう見た

昨日は『儒教ベースの上下関係は現代にはそぐわないと思う』という強いタイトルでブログを書いたんだけど

仮にその上下関係が廃されるとして、登場するのは能力主義なのよね
で、そこでも結局劣等感を持ってしまう人は出る

「能力主義は正当だ」と考える人は多いが、サンデル教授によれば、社会的な成功と親の収入の間には相関があるという
だとすれば、社会的に成功できないことは必ずしも本人の責任とは言えない

彼はまた、能力主義のもとで、劣等感を感じている人とそうでない人との間に分断が生じていると述べている
これに対する解決策を自分は持っていない



…で、この一連の流れって以前もブログでやったな
進歩してないじゃないか

…いや、回り回って同じところに戻ってくることを「進歩していない」と捉えるのは違うか
「同じ景色が何度も見えるのは成長の証だ」と下の本で学んだ

その道を登ろうとすると、高さは少しずつ異なるが、何度も同じ景観の場所に連れ戻される。(中略)ずっとやりたかったことをやる成長の道は決してまっすぐではなく、螺旋状に登っていくプロセスだからである。
ジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』



そんなわけで、自分は能力主義が引き起こす人々の分断を防ぐ手立てを知らない

これについてサンデル先生が言及していないか、調べていたら最新の著書を見つけた
過去に書いた本を、当時から今までのアメリカ政治の流れを踏まえて改訂したものだ

「よし、じゃあこれ読むか!」と思ったら、なんと3700円だった

たけ〜〜〜…
読み切れる自信のない本に4000円弱は出せない…



いったん別のアプローチを探すしかないか
何か知っている人がいたら教えてください



じゃまたね
読んでくれてありがとう



(なんでも送ってね)

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