儒教ベースの上下関係は現代にはそぐわないと思う
昨日の話の続きっぽくなる
昨日は「日本の人は自身の価値を疑いがちではないか」という話をした
この現象を招いているものの一つは、年齢による格差だと思う
「年長者を敬う」というのが、日本では(個人的には)過剰だと思う
尊敬の態度を取るのはいいけど、それによって年下の人が行動を控えるのはやりすぎではないか
年齢による格差の悪いところは、全ての人に劣等感を持たせることだ
国内で最年長の人にならない限り、この劣等感は消えない
ほぼ全ての人が「自分は年上の人より本質的に劣っている」という感覚を持ちながら死んでいく
これ、よくないと思うな
精神衛生的に
「年長者が偉い」というのは儒教の考え方だ
日本は昔から儒教を重んじてきた
それが中国から伝わって、重宝されたからというのが一つ
もう一つは、江戸時代に徳川将軍家が朱子学(儒学の一派)を奨励したからだと思う
将軍家による支配には、上下関係を重んじる朱子学が都合がよかったのだ
確かに、戦国の世を終わらせて幕府を開いた徳川家にとって、ひいては日本国民にとって、朱子学によって平和が維持されるのはいいことだったかもしれない
でも、自由や平等を重んじる現代社会には、この思想はもうそぐわないのではないか
繰り返すようだけど、こういった現状を変えるために我々にできる一番のことは、選挙に行くことだ
ただ、選挙に行っても投票先がわからないと困ると思う
ここの判断基準は自分も考え中で、いずれブログに書ければと思っている
じゃまたね
読んでくれてありがとう
(なんでも送ってね)
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