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桜の色が好きになった話


どうも、楠木茶葉です。m(_ _)m


季節が春から夏に変わる丁度中間の時期、桜が散り、もうすぐ梅雨が始まる今日この頃。

ようやく体調が安定してきつつある中で、タイトル画像が今では割と遅めな"桜"の画像にしました。


この画像にしたのには、もちろん理由はあります。



唐突ですが、実は今まで自分は、「桃色(ピンク)系の色」が嫌いでした。



嫌いな理由は正直わかりません。


小学生の頃から、もしくはもっと前の幼稚園時代の物心ついた時には、もうすでに「ピンクは女の子の色」という概念が既に頭の中にありました。


気がついたら自分は、自然とこのように思っていました。


「ピンクは女の子の色だから、男の自分はピンクを好きにはならない。」


こうして自分は知らない間に、そして無意識の内に「ピンク色はなんとなく嫌い」と、これといった理由もなく無意識の謎理論でピンクを嫌っていました。


ピンクが入った食べ物は普通に食べられましたが、ピンクが入った服やイラストなど、"物"にカテゴライズされたものは特に嫌がりました。


色の種類も、さつまいものカラーまではギリギリ許せてはいましたが、それ以外の"ピンク色"に分類される色は結構な勢いで嫌いでした。



そんなピンクを毛嫌いしていた幼少期から小学生時代の自分ですが、だんだんと大人になるにつれて少しずつ自分の中で変わっていくものがありました。


自分が社会経験や知識を取り入れていく中で、価値観倫理観も変わっていき、学校の卒業によって集団心理も無くなり、様々な人達の多様性を認められるようになりました。


すると気がつけば、自分は「誰がどの色を好きになろうが関係ない。」と思えるようになり、ピンク色への忌避感も自然と無くなっていました。


いつから自分が変わったかははわかりません。

もしかしたら自然と年月を経て、成長していくにつれて少しずつ抵抗がなくなりいつの間にか気にならなくなっていったのかもしれません。


友人や知人、推しや色々な人がピンク色を使って、物を作り、服を着飾り、イラストや動画を作り残していく中で、自分のピンク色が嫌いな固まった概念や価値観、精神が、自然と柔らかく解れて、穏和に溶けていったのかもしれません。


そして自分は大人になって、精神的に壊れて障害を患い、絶望に伏していた時に、気分転換に外出した時、ふととある”花”を見た時でした。


「花はいつ見ても綺麗で、見ていて心も自然と落ち着くなぁ…。」

と思いました。


そう思っている内に、いつの間にか自分は"花"が好きになっていました。


そして、その初めて好きになった花が”桜”でした。


桜は、見るたびに春を実感させてくれて、桜が散る度に春の終わりを実感させてくれます。

散るまでずっと綺麗で、散る瞬間も見ていて飽きない桜が好きでした。


そこから芝桜、藤の花、コスモスと色々な花が好きになり、気づいた時には幼少期に抱いていたピンク色への嫌悪感なども消えていました。



こうして、大人になってからはピンク嫌いが無くなり、それどころか今では、イラストを描く際にピンク系統の色をたまに使うこともあるくらいに抵抗は無くなっていました。


「これも色々な花や桜が好きになったおかげかな」と、今では感謝すら覚えています。


最近では、桜の色に近いパステルカラーのピンクや藤の花の様な薄紫色も好きになってきていて、「人間何が好きになるかわかんないねぇ〜」としみじみ思いながら毎日を生きてます。(´-`)


今は特に桜の色は好きで、スタバの春限定の桜デザインのアイテムだったり、桜の花が入ったデザインだったりは無条件で目がひかれるくらい好きなまであります。


こうして花が好きになり嫌いな色もほぼなくなり、色々なものの抵抗や嫌悪感も和らいでいき、様々な多様性を受け入れることができました。


そして自分は、「人は今まで嫌いなものがあったとしても、成長し、価値観や嫌悪感が少しずつなくなって、いつかは好きになれる」ということを実感しました。


なので、これを見てくれている方も、嫌いなものや苦手なものが、いつか克服したり、好きになれることを願っています!


ここまで読んでいただきありがとうございました!


では、また!


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