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右脳の世界に寄り添って生きてみる。

先日とても興味深いTEDTALKを見つけました。脳科学者であるJill Bolte Talorさんという方の話です。彼女の話に見出した、自分の人生と世界をより豊かにするヒントをシェアしたいと思います。

脳卒中を通して視た美しい世界

ある朝、Jillさんは自宅で左脳に脳卒中を起こしました。左脳が正常に機能していないため、言葉や文字、数字など、論理的な思考がどんどん失われていき、まともに電話をかけることも、話すこともできない。次第に、「自分」と「自分でないもの」の区別がつかなくなりました。そのような生死をさまような体験を、なんと彼女は、「ものすごく美しく、平和だった。」というのです。


「ああしなければ」「これをしなければ」「どうしてこうなんだ」
毎日私たちを絶え間く追いかけてくる声は、実は自分の左脳の声。脳卒中の最中、彼女はそんな自分の左脳からの声が聴こえなくなると、心と体が重いものから解放され、実に軽くなるのを感じたと言います。

さらに、自分と周りのモノの形を認識できなくなった彼女は、全てのもを「エネルギー」として捉え、自分が世界と一体化していく感覚を味わいました。その世界に浸りながら、「何と心地よく、美しいのか」と感動したそうです。


彼女はプレゼンの最後にこう語っています。

”もし私たちが左脳の世界から右脳の世界にもっと寄り添って生きていくことができれば、自分のなかで体験するおだやかな世界が、この地球にもっとおだやかで平和な世界を映しだしていけるはずだ”

”それを世の中に伝えていきたい”


そういった彼女のメッセージには私は心が震えたし、とても共感しました。

右脳に寄り添うことは、世界を平和にすること


わたしは #地球と自分にやさしい生き方 というのを探求し、人に伝えていきたいと思っているのですが、

それもやっぱり

「すべてはつながっているから」

という信念が根っこにあるからです。


私たちひとりひとりの選択や行動、意識が地球全体の健康にも繋がっています。

自分のカラダやココロを健やかにしてあげること。
自分の魂が喜ぶことをしてあげること。
自分が輝いていくこと!


きっとそこから地球を癒していくことが始まっていく。

この世界をもっとやさしさに溢れたPeaceful な場所にしたいのなら、
自分の内側にまず、peaceful で心地のよいスペースをつくっていくこと。

それができるのは、他のだれでもなく、自分自身。
わたしにだけ、あなたにだけ、出来ること。 

そのことに、これからはひとりひとりが気がついていく、思い出していくいくべき時代だと私は思っています。

その為には、Jillさんが語っていたように、
「自分の右脳ともっと仲良くなること」がとても大切なのではないでしょうか。

今を生きるか、過去と未来に生きるか

プレゼンの中で彼女は、「右脳とは今を生きている脳」逆に、「左脳とは過去や未来を生きる脳」と表現しました。どちらも生きていくうえで大切な機能ですが、現代の人は左脳を優先にしすぎている、と言われています。

例えば、本当は体調が悪いのに「でも休むと会社に根性がないと思われるかも」「同僚に嫌われるかも」と考えて無理に出勤したり、

本当は別にやりたいことがあるのに、「どうせまた親に反対させる」「上手くいかなかったらどうしよう」「世間体もあるし3年は我慢しよう」とか


これ、実は私が以前聞いていた自分の左脳の声なんですが笑


こうして「自分が今どう感じているか」という真実をないがしろにして、過去の経験や世間の意見や情報、起こってない未来にばかり意識を向けていると

自分は本当は何を感じていて、
何をしたくて、何を望んでいるのか
本当は何に喜びを感じるのか

「本当のわたしの声」がいつの間にか聴こえなくなった
不安や心配、焦りに溢れた世界の中で生きることになってしまいます。


でももし、今までの「左脳優先の生き方」から、Jillさんが提案する「ちょっと右脳の世界に寄り添った生き方」を選ぶことができたら


気持ちがいい

楽しい

ワクワクする

安心する

心地がいい

そんな「感覚」を味わい大切にできるスペースが自分の中にもっと増えるはずです。

もし、そういう空間がひとりひとりの中にもっと増えていけば、この世界にもっとPeaceful でHappyな場所が増えていくはず。

なぜなら、わたしたちひとりひとりが魂として、エネルギー体として地球と繋がっているから。私はそう信じています。 


左脳と右脳。 

いつ、どちらの世界で生きるかはその人次第。

でも、「選ぶ」こと。

選べるんだと「知る」こと。

それが大切ではないでしょうか。


#地球と自分にやさしい生き方

#右脳と左脳

#潜在意識

#感じるを大切に

#みんな繋がっている

#ひとりひとりの選択

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