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フローレンスのメンバー勝手連

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フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https:/…
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2020年9月の記事一覧

少子化はおいといて、まずジェンダーギャップ撃滅しようぜ

ある週末のこと。妻のママ友が生まれたばかりの赤ちゃんを連れて、家に遊びに来てくれました。妻とママ友と、お互いに赤ちゃんを抱えて(うちはもうすぐ1歳の娘がいます)リビングで話し込んでいました。私は根がコミュ障なので、台所で食器を洗ったり二人にお茶を出したりと、会話にはがっつり加わらず、二人の会話に耳を傾けていました。 仕事の話になると、ママ友がとても寂しそうに言いました。仕事にフルタイムで復帰できなそうで、それだと今の会社ではキャリアを積むのは難しそうなんだ、と。これまでたく

子育てがつらかったあの頃の私と、今子育てがつらいお母さんたちに伝えたい 「がんばりすぎなくて大丈夫」

みなさんこんにちは! 病児保育室 保育スタッフの小梅と申します。 私がnoteを書こうと思った一番の理由は、子育てがしにくい今の時代、大変な思いをされている親御さんの力に少しでもなれたらという思いからです。 自身の辛い過去に向き合うのはしんどい時間もありましたが、おかげで整理ができ周りの人達への感謝が深まりました。 現在、中学生の息子と小学生の娘がいます。今でこそ何とか家庭が回っていますが、学校の大切な手紙を捨ててしまったり、子どもたちからの伝言を忘れたり、よく注意されて

ひとり親家庭のために寄付つきインフルエンザワクチンを始めます!

マーガレットこどもクリニックの院長の田中です。 毎年この時期になるとインフルエンザワクチンの入荷が心配でソワソワしてます。 さて、今日は10月から始める寄付つきのインフルエンザワクチンの取り組みについてお話をしようと思います。 今年、私たちのクリニックではインフルエンザワクチン1回につき500円の寄付をみなさんにお願いすることにしました。ワクチン1本4000円に500円の寄付がついて4500円/回です。 この500円を8人分あわせて、お困りのひとり親家庭の親もしくはお子

孤独なお母さんも、つながればきっと大丈夫

マーガレットこどもクリニックの医師 吉野ラモナです。月曜日と金曜日の診察を担当しています。私は先日9月18日に第一回を終えた育児サロンの報告とそこでの気づきについて記してみたいと思います。 私が勤めるマーガレットこどもクリニックで育児サロンがスタートした。  その名も「ぎゅっとタイム」 子ども、家族、自分をぎゅっと抱きしめてほしい、仲間とぎゅっと手をつないで支え合って欲しい、そんなスタッフの想いがぎゅっと詰まっている。  第一回目を終えて、私はこういう活動をする為に小

娘に子宮頸がんワクチンを打ちました

みなさん、初めまして。 マーガレットこどもクリニックで看護師をしている森山といいます。 今後時々現れると思いますので、どうぞよろしくお願いします! 私には、今、高2になる娘がいます。 去年の9月に1回目の子宮頸がん予防ワクチンを打ち始め、無事に3回全て打ち終わりました。 みなさんは子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン、以下HPVワクチン)のこと、ご存知ですか?? 私は恥ずかしながら、ワクチンの存在は知っていましたが、副反応の報道以外のことは、正直あまり

なぜイギリスでオンライン診療が拡大したのか考えてみた

はじめまして!マーガレットこどもクリニックの米田ゆきです。今年2月に公務員を辞めて、今は当クリニックの企画運営に携わっています。 クリニックでオンライン診療を進めるためにあれこれ調べていて、「そういえば他の国のクリニックはどうなっているのかな?」と思って検索していました。 すると、「イギリスでは、10年間分のオンライン診療革命がたったの1週間で行われた」という内容の気になる記事を発見。これは気になるっ! ↓The New York Times “Telemedicine

【レポ】都バスへの双子ベビーカー乗車が解禁されたので、乗ってみた

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。 先日ツイッターでもお伝えしたとおり、本日9月14日(月)より、都バスの一部路線にて、【双子ベビーカーがバスにそのまま乗れる】というルールに変わりました! 初日の今日。 解禁された路線を使ってお子さんと一緒にバスに乗る方がいらしたので、同行して、その様子をレポートします! 「これまではバス通院が選択肢になかった」 今日同行させていただいたのは、都内に住むKさん親子。 都内在住で、4ヶ月になる双子ちゃんが渋谷の総合

2020年、待機児童はどうなったか。厚労省の資料を元に分析してみた。

ほづみゆうきです。「毎年9月といえば待機児童数だよね!」というくらいに認知が歪んでいる待機児童問題ウォッチャーです。例のごとく、2020年4月時点の待機児童数が厚労省から発表されました。4月時点では12,439人。昨年から4,333人減少しています。今回は、こちらの厚労省の発表から読み取れることについて書いていきたいと思います。 全体としては減っているが。。。まずは全体として、待機児童は減っています。以下のグラフを見ると分かるように、直近の4年で見ると右肩下がりになっている

早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め。フローレンスで見つけた大切なもの

「WEBのスキルも経験もないですが、WEBディレクターとしてフローレンスで働きたいと思っています。」 普通だったら書類で落とされているはず。 普通だったら相手にもされないはず。 普通だったら採用されないはず。 2016年7月。 フローレンスで働くことになった。 「どこかに泊まりに行くとしたら一緒に泊まれると思ったから。それとポテンシャル採用」 自分を採用してくれた人に「何で採用してくれたんですか?」と聞いた時に返ってきた言葉。 予想もしていない言葉だった。 それ

新型コロナがやってきて、私たちがnoteをはじめたわけ

マーガレットこどもクリニックの院長の田中純子です。 先日から私たちはnoteを始めました。 今回、私は、新型コロナがやってきて、私が小児科院長としてどう感じ、そして今どうして私たちがnoteを書いているのかを記してみます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 2020年1月は静かな始まりだった。例年、1月の2週目ごろから増えるはずのインフルエンザ 患者が増えない。そろそろかなそろそろかなと、忙しさに身構えていたのに、めっきり患者数が増えなかった。 そんな頃、中国で新