ほづみゆうき

東京都中央区在住。妻と娘2人の4人家族。 仕事はNPOフローレンスのシステム全般担当。…

ほづみゆうき

東京都中央区在住。妻と娘2人の4人家族。 仕事はNPOフローレンスのシステム全般担当。関心は待機児童など子どもの社会問題と客観的なデータに基づく行政の実現。Code for Chuo立ち上げたり選挙に出てみたり(中央区議選に挑戦するも惜敗) ※ 発信内容は全て個人的見解

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    フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https://florence.or.jp/

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ほづみは中央区政に改めてチャレンジいたします

 わたし、ほづみゆうきは中央区政に改めてチャレンジします。その背景と思いについて今回は書いていきます。  前回の挑戦は2019年。当時は保育園の待機児童の問題が全国的に深刻で、中央区はその中でも特に入園が困難な自治体でした。わたしの家庭も長女がその当事者になりかけたという立場で、この問題の早期の解消、そして中央区をもっと子育てしやすい街にすることを主として訴えていました*1。出馬表明が選挙の直前となって知名度不足もあったことから、結果は定員30名に対しての33位で惜敗。

    • 「指数」が高くても落ちる!?学童クラブでの選考方法の問題点について解説します

       学童クラブの申込が12/1から開始されました。この申込にあたって、申込を予定されている方からある問題提起をいただきまして、たしかに問題だと感じたのでその内容の解説と、対処方法、今後のあるべき姿について書いていきます。  その問題とは、学童クラブは保育園などと同様に「指数」の高い家庭、つまり保育の必要性が高い家庭が優先して利用できるのが基本であるにも関わらず、一部のケースで逆転現象、つまり指数が低い家庭の方が入れてしまう状況が発生しうる、というものです。 どういう問題なの

      • 「プレディプラス」ってなんなの? - 制度の位置付けと今後の展開、懸念点について整理してみた

         次年度4月からの学童クラブの利用申込の詳細が公表されました。受付期間は12/1から来年1/5まで。  今回の申込からの大きな変化は、プレディプラスが導入される!という点。一方でこのプレディプラス、一体ナニモノなのよという点があまり理解されていない印象があります。したがって、まずはこれがどういうものなのかということと、今後どうなるか、さらに現時点での懸念事項などについて整理してみます。 そもそもプレディプラスとは?どういう位置付けなの?  「プレディプラス」という名前か

        • あなたの防災対策ダイジョーブ? - 情報収集ツールの観点から調べてみた

           防災が大事なんていうのはもはや当たり前の話です。今年は関東大震災から100年、この地震大国ではいずれまた同じような災害がいつ起こるとも分かりません。いざ起こったときを踏まえて、それに対しての備えは不可欠。  この手の話でよく言われるのが「自助、共助、公助」。まずは自分で自分の守れるようにする、次に地域などのコミュニティで助け合うこと、それで対応できない部分を自治体や消防署、自衛隊などカバーするといった考え方です。  自助や共助のためには事前の備えが必要です。「事前の備え

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          議会の存在意義とは何なのか?港区議会の議論から考えてみる

           先日、「港区では修学旅行でシンガポールに!」というニュースがSNSにたくさん流れておりました。話としては、9月の補正予算案として区長から議会への事前相談なしに突如として提案が出てきたことが発端。  そこから「港区」のお金持ちイメージから「さすがお金もってんな」とか「他にやることあるやろ」といったように色々な角度から切り取られて瞬く間にSNSで拡散されるという事態になりました。  その盛り上がりとは裏腹に、その後の審議過程についてはそれほど着目されていないように思いますが

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          晴海フラッグ入居者の保育ニーズは、近隣の新設保育園/こども園で足りる? - 過去のデータからシミュレーションしてみた

          はじめに - 晴海フラッグの保育ニーズは? 先週、来年度の保育園申込のご案内が公開されました。来年度に向けての大きなトピックは、晴海フラッグの入居が始まること。2024年1月から順次入居する予定になっていて、その数は全部で4,177戸。  このインパクトはかなり大きなものです。というのも、現在の月島エリアの世帯数は4万程度であるため。現在の世帯数に対して突如として10%増えるということになるわけです。  もちろん、この入居に向けて近隣エリアには保育園、こども園などの保育施

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          プレディプラスの運用どうなる?担当部署に聞いてみた[福祉保健委員会:9/5]

           今回は、ちょっと遅くなってしまいましたが先日9/5に開催された福祉保健委員会でのやり取りについてを整理します。わたしからは先日実施していた学童とプレディの実態調査に関連して、今後のプレディプラスの運用について質問しました。概要はすでにTwitterには掲載したところですが、詳細と今後の動きなどについてはこちらに書いておきます。 質問内容について まず、先日の実態調査では116件もの多くの回答をいただきました。調査結果はこんな感じでまとめてます。  上記のスライドを見ての

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          学童/プレディ実態調査の結果を取りまとめました!

           今回の記事では、先日まで実施していた「学童プレディ実態調査」の結果についてまとめます。 「学童プレディ実態調査」とは? この調査は中央区における主要な小学生の放課後対策の施策である学童クラブとプレディについて、お子さんと保護者の率直な意見を集約することで、今後の運営改善に役立ててもらうことを目的としたものです。 調査実施の背景  中央区は2023年4月に260名もの学童クラブの待機児童を出すなど、都心でも有数の学童クラブに入りにくい区です。1-3年生の低学年のうちは利

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          一般質問でのやり取りメモ(第2回定例会:6/21)

          この記事の位置づけ この記事は、6月に行われた第2回定例会でのほづみの一般質問の内容と、それに対する答弁のアーカイブとして残しておくことを目的としたものです。  個々の内容は質問として取り上げる以上はそれなりに関心のあるテーマであって、やり取りの中身について別途記事としてアップすることも考えておりますが、そちらはちょっとそれぞれ時間がかかりそうということもあり、単発の記事としてひとまず残しておきます。  ちなみに、中央区議会のインターネット中継で動画が見られるようにはなっ

          一般質問でのやり取りメモ(第2回定例会:6/21)

          プレミアム付き商品券とキャッシュレス還元、どっちの方がコスパ良い? - 運営コストと還元額から比較してみた

           今回は中央区のプレミアム付き商品券である「ハッピー買物券」とそれと似た施策であるキャッシュレス還元キャンペーンについて書きます。 プレミアム付き商品券とキャッシュレス還元プレミアム付き商品券について  プレミアム付き商品券とは、たとえば1万円払うと1.2万円分の商品券が手に入れられるというもの。この事業はここ数年毎年度行われていて、今年度も4月当初から申込みが開始されて、6月中旬頃には実物が郵送されているようです。我が家も購入して、少しずつ使い始めている段階です。  

          プレミアム付き商品券とキャッシュレス還元、どっちの方がコスパ良い? - 運営コストと還元額から比較してみた

          学童クラブとプレディの実態調査をぜひやろう!という話(第2回定例会の一般質問より

           ほづみゆうきです。今回は学童クラブに関する一般質問での区長とのやり取りとそれに対する解説、そして今後の動きについて書いていきます。  なお、「一般質問」とは議員が区長に対してなんでも質問できる場です。区長に対して既存の政策の問題点の指摘や新たな政策の提案など、ある程度自由に質問して区長の見解を明らかにできることから、その人がどういったことに関心があるのかが如実に分かる場面でもあります。  今回わたしが取り上げたのは、これまで散々取り上げてきた学童クラブの問題の他、大きく

          学童クラブとプレディの実態調査をぜひやろう!という話(第2回定例会の一般質問より

          日本橋中学校の仮設校舎設置に伴う浜町公園の樹木伐採について、そしてその背景に見えるもの

           ほづみゆうきです。今回は日本橋中学校の仮設校舎設置に伴う浜町公園の森林伐採の件について取り上げます。  こちらの件の発端は議会への請願(一般の住民の方が議会で取り上げてほしいと訴えるもの)があったことによるもので、この件を通して区政の在り方や議会の在り方について多々考えるところがあり、また、区民の皆さんからも多くのご意見をいただいているところもあり、わたしの考えをまとめてみるに至りました。  最初に申し上げておくと、今回の建て替えや仮設校舎設置それ自体に反対しているわけ

          日本橋中学校の仮設校舎設置に伴う浜町公園の樹木伐採について、そしてその背景に見えるもの

          中央区の学童クラブへのニーズは今後どうなる? - 増え続けるニーズに対して何ができるのか

           ほづみゆうきです。先日、たまたま中央区で独自に行っている人口推計があることを知りました。毎年だいたい1月に今後10年分の人口推計を行っているらしいです。最新の結果はこんな感じ。  なんとなく皆さんが想像するとおり、順調に今後も増え続けるという想定になっています。2027-2027年辺りに節目となる20万人を突破し、2033年には22万人近くになる見込み。この情報を発見してわたしが気になったのは今後の学童クラブのニーズについて。 学童クラブの今後のニーズはどうなる?中央区

          中央区の学童クラブへのニーズは今後どうなる? - 増え続けるニーズに対して何ができるのか

          選挙戦の振り返り - 「静かで丁寧な選挙」という試みについて

           ほづみです。今後は政治家として活動していくわけですが、その前に今回の選挙について振り返っておきたいと思います。というのも、今回の選挙においては選挙のあり方が問われた部分もあったためです。  これはたまたま支援者の方が気付いて教えてくれたのですが、4/26にアベプラで「選挙活動アプデ」という特集があり、わたしの名前が映っていたようでした。  また、Yahoo!ニュースでも取り上げられておりました。  これらに書いてあるとおり、わたしは選挙カー、マイクは一切使わず選挙戦を

          選挙戦の振り返り - 「静かで丁寧な選挙」という試みについて

          区議会議員になりました!

           ほづみゆうきです。本日5/1から中央区議会議員となりましたので、そのご報告です。  当選の結果が出たのが4/23で、その後に復職。しかし、兼業云々の手続きが意外にややこしそうだということで、あまり職場側にご面倒をおかけするのもということもあり4/30で退職を決め、バタバタと引き継ぎを行っていたのが先週でした。そのバタバタがようやく終わり、本日着任となりました。 会派について  着任にあたってはすぐに会派についての調整が内々に行われておりました。会派というのは議会の中での

          区議会議員になりました!

          誰でも区政に参加できる「みんなでつくる中央区」

           ほづみです。今回の再チャレンジでは「目指したい中央区の3つの姿」というものを掲げています。以下の3つ。  これはその名のとおり「これからほづみが中央区をこうしていきたい!」というコンセプトなわけです。最後は「みんなでつくる中央区」です。 「みんなでつくる中央区」とは これは今後の区のあり方について、区民の皆さんがもっともっと関われるようにしよう、ということです。  現状で言うと、「自分ががっつり区政に関わってるぜ!」という区民の方は少数派なのではないかと思います。区の

          誰でも区政に参加できる「みんなでつくる中央区」