アマチュアミュージシャンへの提言 -from FloaToneClub -

1) 作詞、作曲、編曲 2) レコーディング 3) 撮影、動画制作からのライブ出演、イ…

アマチュアミュージシャンへの提言 -from FloaToneClub -

1) 作詞、作曲、編曲 2) レコーディング 3) 撮影、動画制作からのライブ出演、イベント開催、CDリリース、ネット配信、MV公開、全てのプロセスを本人主導で完全自主制作!

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意外と知らないことって多い③

いわゆる専門用語については、ライブの現場などで知っている前提で使われたりすると戸惑ってしまいますよね。ある程度は知っていたほうが便利です。きょうは2、3挙げてみましょう。分からない言葉があったら遠慮なくお尋ねください。 MC "Master of Ceremonies"の略。エムシー。コンサートやライブの司会者、進行役を指す。ライブ中のミュージシャンの曲間トークのことを指すこともある。不測の事態の際のいわゆる「ツナギ」もそう呼ぶ。【例】「弦が切れちゃったからMCで繋いで!」

    • 意外と知らないことって多い②

      アマチュアミュージシャンがけっこう戸惑うことのひとつにライブの際のリハーサルやサウンドチェックがあります。 まずリハーサルは練習ではありません。語義だけでみると同じこととする解釈もありますが、少なくとも音楽ライブに於いては明らかに違います。 練習は出来ないことを出来るようにすること。リハーサルは出来る(出来るようになった)ことを確認することです。ここを間違えると大変な時間の無駄になりますし、バンドの場合はケンカの原因にもなります。 サウンドチェック。音響スタッフから例え

      • 意外と知らないことって多い①

        *カウント出しは単なる合図ではない 曲の出だしを合図する「カウント出し」。これを疎かにしているのをよく見かけます。 カウント出しの意味は単なる合図だけではない、大きな意義があります。それは「テンポ決め」です。 「1、2、3、4」、これは演奏する曲の適正なテンポでなくてはいけません。そして他の演奏者にそれを伝えるものでなくてはならないのです。これは簡単に思えて結構難しい。 そこで「カウント出しの練習をしたほうがいいですよ」と言うと、大抵のアマチュアミュージシャンは、「そ

        • 引け目を感じる必要などないんです

          アマチュアミュージシャンの中にはずいぶんと遠慮ばかりしている方も多く見受けられます。なぜなのでしょう。 それには色々な要因が考えられます。 ◯自分のテクニックや知識の無さを殊更に意識し過ぎている。 専業プロではない限り、楽器や歌の練習、楽典などの勉強にも時間的な制約がどうしてもあります。自分の目標設定はある程度低くするべきなのです。 例えば、楽器や歌は「間違えないようにする」のではなく「自分が後で聞いても恥ずかしくない」くらいに。知識に関しては、自分がやる曲についてだ

          いまこそCDアルバムづくりを

          アマチュアミュージシャンはいまぜひ、CDアルバムを作るべきだというお話しです。 私がFloaToneClubに於いて提唱し、実践しているCDアルバム制作の概要をいくつかお話しします。もう現メンバーは既に何年か前から実行しています。 1)必要最少枚数を制作 1枚から作れます。1枚でもいいんです。意義があるんです。 2)ジャケットを含めデザイン性を高く 専属の本職デザイナーがいます。ギャラは格安です。秘密ですがウィンウィンの関係ですのでご安心ください。 3)付属アイテムを

          例えばの話を具体的にしましょう

          a)音楽制作費 ¥10000/1ヶ月×12ヶ月=¥120000 b) CD制作費 ¥650/1枚×100枚=¥65000 *これは分割払も可です a ¥120000+b ¥65000=¥185000 c)CD売価 ¥2000×100枚=¥200000 c−(a+b)=¥15000 次回は「なぜこの時代にCDなのか」をご説明します。 CDアルバムはアマチュアミュージシャンの最強必須アイテムになり得ます。 【参考URL】https://floatoneclub.stor

          上手い人下手な人

          まわりくどい言い方はなるべくせずに出来るだけ単刀直入に。 アマチュアミュージシャンの「上手い」と「下手っぴい」を、聴く側の観点から測ってみましょうか、というお話しです。 上手い、ということは下手ではないこと。アマチュアに関してはこれだと思います。普通が上手いってことだと。もう少し具体的に言えば、自分も聴く側も双方とも下手だと思わないこと。いくら他人から褒められても自分が自分のことを下手だと思うならそれは下手なんです。 では下手とは。具体的に書き出しみます。 1)演奏ミス

          アマチュアこそ良い環境で

          演奏時間、音響機器、リハーサル、サウンドチェック、セッティング、、、。 ライブやコンサートに臨むには確認しなければならないことが結構たくさんありますよね。 なのにアマチュアの皆さんは、どうせアマチュアだからとか、あまり手を煩わせるのも申し訳ないとか、面倒くさいとかの理由であまりキチンと考えなくなっています。 本当に魅力溢れるプロミュージシャンならギター一本であろうが、なんならア・カペラ(無伴奏)でも聞き手側を満足させられることでしょう。いわゆる「ゼニの取れる」パフォーマ

          アマチュアミュージシャンにハンデ制を導入する。

          アマチュアゴルフには「ハンデ」というものがありますよね。GoogleのAIによるとハンデとは、 ゴルファーの実力を決める指標として利用されます。ハンデが小さいほどゴルフが上手く、逆に大きいほど下手ということになります。具体的にはハンデ0はスクラッチゴルファーと呼ばれ、プロ並みの実力者です。ハンデ1〜9はいわゆるシングルプレーヤーで上級者です。 となっています。今回お話しするのは「ハンデ制をアマチュアミュージシャンの世界にも当て嵌めたらどうか」という問題提起です。 (アマチ

          アマチュアミュージシャンにハンデ制を導入する。

          アマチュアは「払う」だけなのか⑤

          ここまで読んでいただいた方、誠にありがとうございます。 ここまでわたしが述べてきたことを総括しますと、アマチュアミュージシャンが自身の納得できるようなライブをやるなら、「地方の町のホールもしくはライブスペース」を積極的に利用するということです。 一度その着想を得ると、今まで考えていなかったようなアイデアが色々浮かんでくると思います。どれもそれを都市部でやることと比べればその難易度は非常に低くなります。 ただし地方部の施設の利用には必ずと言っていいほど地元の住民の協力が必

          早く健康を取り戻したい。歳が歳だけに焦ってしまう。

          早く健康を取り戻したい。歳が歳だけに焦ってしまう。

          ブランク埋め

          急性喉頭炎というものに罹患してしまいました。ちょっと良くなってはまた悪くなる、を繰り返しひと月近くも静養を余儀なくされました。 まだ体調は万全ではないのですが、発熱も無くなり感染の恐れもないということなのでそろそろと活動を再開していこうと思います。 連載記事【アマチュアは「払う」だけなのか】は第4回まで進みました。全5回の予定でしたのであと1回なのですが、書きかけの第5回の原稿を静養中に読み返してみるとダメなところが多過ぎまして、かなり手を入れたくなって書き換えていたら収

          体調不良から身体は回復してきたのですが精神的ダメージが大きかったようでそこらへんがなかなか戻らなく未だ更新がままならず…軽文はなんとか書けていますのでこちらのブログをご参照ください。https://ownohiroshi.seesaa.net/ もう少し…お待ちください。

          体調不良から身体は回復してきたのですが精神的ダメージが大きかったようでそこらへんがなかなか戻らなく未だ更新がままならず…軽文はなんとか書けていますのでこちらのブログをご参照ください。https://ownohiroshi.seesaa.net/ もう少し…お待ちください。

          お知らせ… 昨日今日のうちに新しい記事を投稿しようと考えていましたが先週金曜日からものすごい喉痛と発熱で頭が覚束ず…いましばらくご猶予のほどよろしくお願い致します。感染症の心配は検査マイナスのためなさそうです。

          お知らせ… 昨日今日のうちに新しい記事を投稿しようと考えていましたが先週金曜日からものすごい喉痛と発熱で頭が覚束ず…いましばらくご猶予のほどよろしくお願い致します。感染症の心配は検査マイナスのためなさそうです。

          アマチュアは「払う」だけなのか④

          始めに私が考える「アマチュア・ミュージシャン」の定義を申し上げておきます。 クラシック以外のいわゆるポップス(大衆音楽という意味での)を好む、音楽業務を専業としたり自己の主な収入源としていない音楽(演奏)愛好家、ということでお考えください。プロ志望者も含みます。 このことを明らかにすべきというDMをくださった@aaadeluxe様に感謝致します。ありがとうございました! さて前回の終わりに述べた、アマチュア・ミュージシャンにとっていちばんの問題である「ベストなライブ」の

          アマチュアは「払う」だけなのか③

          例えばアマチュア・ミュージシャン向けにこういうライブ企画はどうでしょうか。ざっと概要を。 【出演者の条件】 最低5曲はまがりなりにも完奏できること。他の出演者の演奏を聴くこと。楽しく演奏をすること。約束の時間に遅れないこと。 【運営側のマスト】 運営側がお客さんを呼ぶこと。そしてお客さんが払った対価(の一部)を出演者にお渡しすること。 聴いてくださる方々に向けて一所懸命演奏し、演奏の対価として報酬を受け取ること。これがプロアマ問わずライブ、イベントの健全な在り方です。