音楽(に最適)の季節はいつ?
あくまでイメージですが、夏はフェス。秋はホール・コンサート。冬は室内ライブ。春はイベント。
最適といっても各季節独特の特質があり、どこがいちばんとは言い難い問題です。
ミュージシャンの楽器や歌(喉)のコンディションを中心に考えると夏の暑さと湿度、そして冬の寒さと乾燥具合は大変に良くないです。ましてや屋外は本当に苦労します。夏の変わりやすい天候も大きなマイナス要因になることが多いですね。
ミュージシャンにとってはやはり春と秋。なるべく寒暖差、湿度や気圧の変化の少ない季節が良いですね。
享受する側(オーディエンス)はと言えば、例えば夏の野外フェスは他に替えがたい大きな魅力があります。会場全体を繋ぐような独特の一体感はハマれば抜けられなくなるような楽しさです。
冬の時期の小規模な室内ライブもまたいい。こちらは夏フェスの開放感とは逆に、小さな空間のなかで芽生える仲間意識もまた、心温まる雰囲気です。
季節の受け止め方はミュージシャン側もオーディエンス側も音楽のジャンル、スタイルによっても変わりますね。
これも勝手なイメージづけをしてしまえば、
ロック=夏
冬=演歌
春=フォークソング
秋=童謡
なんていうのはどうでしょうか。
夏のロックを象徴するような曲は、
Who "Summertime Blues"
冬の演歌は、
石川さゆり "津軽海峡冬景色"
春のフォークソング。
吉田拓郎 "春だったね"
秋の童謡。
杉並児童合唱団 "まっかな秋"
自分たちで勝手にこの季節にはこれがいい、あれがいいなんて出し合ってみるのも面白いと思います。
ちなみに私が音楽に最適だと思う季節は、
「秋」それも晩秋です。
私が思うにミュージシャン、オーディエンス共にいちばん気持ちの揺れが少ない時期だと思うからです。これもあくまで自分の経験上のことなので、皆さん全員に当て嵌まることにはならないとは思いますが。あしからず。
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