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JUMP RUIDO

どうも、ぼくです。

音楽とデザインをつくって毎日生きてます。

今日は過去に携わったデザイン制作について振り返ってみます。

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OSAKA RUIDOというライブハウスにオザワという男がいます、店長。
ぼくのバンド人生の中では父親的な存在。

コロナで音楽業界も大変、ライブハウスももれなく巻き込まれている中、

▶︎2020年5月
OSAKA RUIDOと京橋Arc
の2店舗への支援プロジェクト #キープホープ
▶︎2020年8月
OSAKA RUIDOの周年イベント「JUMP RUIDO」と題し、クラウドファンディング風プロジェクト

をそれぞれ行いました。
(#キープホープ は主催、JUMP RUIDOはディレクター的なポジションでやらせてもらいました)



そして今冬、再び緊急事態宣言が出され、ライブイベントは軒並みキャンセル。
RUIDO主催のイベントは基本、延期か中止。

2月のオザワ店長の生誕祭も例外ではありません。
店長の誕生日イベントやらんで他に何のイベントやるんですか!!
と焚き付けて、やるなら盛り上げるために色々やりましょ!すこしでも売り上げ立てれるように考えましょ!

ということで「JUMP OZAWA」と勝手に題し、グッズ販売や配信企画を共同で考えました。
数は少ないですがクラウドファンディング風に、通販サイトで商品を販売しました。

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▼顧客はだれか
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最初にオザワさんから「チェキとかお礼の動画を販売したい、Tシャツはちょっと迷い中」と提案されました。うーん、それは誰が買うんだっけ?と思い、一旦、そもそもだれが購入してくれるのかしっかり分析しておく必要あるなと思い、まとめてみました。

●出演バンドのファン
●オザワ店長のファン

「オザワ店長のファン」はまだちょっと解像度が低いのでもう少し分析すると、

○関係者(イベンターや同業者・バンドやアイドルといった演者)
○「オザワを慕う演者」のファン

関係者はそのまま、イベンターやアイドル運営、過去の同僚や他のライブハウスの仲間、そしてRUIDOに出演するバンドやシンガー・アイドルなどの演者など。

「オザワを慕う演者」のファンは、OSAKA RUIDOやオザワ店長に思入れのある演者の気持ちを理解し、応援している方々のことです。RUIDO常連になっている方もいるでしょう。


つまり以下の3者

1.出演バンドのファン
2.関係者(イベンターや同業者・バンドやアイドルといった演者)
3.「オザワを慕う演者」のファン


「オザワのチェキはいらん、Tシャツつくりましょう。」
と提案しました。


というのも、


1の層だけを狙うと、かなり数が限られます。
でもRUIDOに関係してる人や気にしてくれてる人はもっといっぱいいる、はず。

例えば、オザワさんの後輩、ライブハウススタッフが出演バンドのチェキとか買うわけない。
応援したい気持ちはあるけど、いらんもんはいらん。
ここをしっかり汲み取る。

2と3の方々は「応援したい気持ち」「せっかくお金出すなら何か証拠やネタになるグッズほしいな」と考える層。
なので「ケーキ&ドリンク差し入れ」と「OZAWA Tシャツ」

アイドルのファンだってOZAWA Tシャツを来て、そのアイドルのイベントにいけば物販で話すきっかけにもなるでしょう。買う理由というか、買う言い訳になる。


逆に1の層は「RUIDOの何か」みたいなものはそんなに響かないと思うので、体験や思い出・記念になるもの、サイン入りのバックステージパスやチェキを用意しました。


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▼デザインについて
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次はデザインの制作で考えたことについて。

●OZAWA Tシャツ
これは何年も作ってるのですが、たしか一番最初は僕が勝手につくりはじめました、今思うとえぐい笑。
まぁでも1つのグッズでみんな身につけて共同体みたいな意識っていいやん?売り子もした気がします、たくさんのバンドマンやお客さんが購入してくれました。
#その節はどうも


そこから何度も制作したおかげか、色んな方から「今年は作らないんですか?」という待ち望む声までいただくようになったそうです。
会場に直接来られなくとも、離れていてもオザワさんの誕生日を祝いたいと思う人(上記の2,3の層)はたくさんいるはず...

まだオザワさんが作るかどうしよかなーって悩んでるときからデザイン案は頭にありました。

跳躍するオザワ、以上。

三頭身か今の六頭身くらいか悩んだくらい。
イラストベースで帽子を飛ばしたり、体のポーズで躍動感を、キャラの後ろに太めの文字を置くことで力強さとポップさと立体感を出しました。

インクも当初から2色を考えてたので、太めの文字の方が印刷した時に映えるのでそこも意識しました。

可視性を高めるためにJUMP OZAWAと48の文字を同じ色にして目立つようにしてます。48歳の誕生日ってことね、そこが主題なので。


●その他の通販の商品について

主に通販用の商品画像の制作について、心がけたのは
「統一感をあえてなくして、全部見たくなるように楽しげな印象にする」

写真はオザワさんから送られてきたものを使用して、その雰囲気にあわせて、全部メインのフォントは違うものを使ってます。
(結果、満遍なくアクセスされてました)

OSAKA RUIDOは少しでも楽しんでもらえるようにいろいろできること考えて動いてます!というメッセージを届けたい。

ほんまに助けてほしいだけだったら投げ銭だけでいいのかもしれません。
でもエンターテイメントを提供する場です、そらもう楽しんでもらって、プラス少しの思いやりで結果みんながWin-Winになれば最高じゃないですか。


結果をブーストさせるにはもうすこしできる手立てもありましたが、その日の最低売上目標金額を通販サイトだけでほぼ達成できました。ある程度いい結果を出せたと思います。

オザワさんも色々働かせて大変そうでしたが、嬉しそうにしてくれてました。


また新たな提案もしておいたので実現されるかなー?どうかな?

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またデザインについてのこういう裏話は続けていこうと思っています。
そして、こんな話をリアルタイムでオンラインサロンでは日々共有してます、なんだったらやる前の構想段階から話してます。

限定のイラストポストカードカレンダーも毎月送ってます。
よければご参加ください!

ではまた!


▼JUMP OZAWA
https://jumpruido.thebase.in/
*Tシャツはまだ売ってる。


▼ひらばやしともやの〇〇工房
https://community.camp-fire.jp/projects/view/251965

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