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マンション購入体験記その1/賃貸派から購入派になったきっかけ

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まず、初めて中古マンションを買ったときの体験記を残したいと思います。

いつ頃の話なのか?

そもそもこれはいつ頃の話なのかというところからですが、時期としては購入したのは2018年7月です。いまでこそ、この時期からさらに数段、マンション価格は高騰しているわけですが、当時も「いくらなんでも今は高すぎる。今買うやつは馬鹿だ」と言われているような状況でした。

その根拠として当時以下のように言われていました。

  1. 東日本大震災の復興需要が続いて建築人件費高騰

  2. 中国の好景気により建設ラッシュの余波で建設資材高騰

  3. 中国人による投資購入も攻勢

  4. 日銀黒田総裁の異次元緩和により超低金利

  5. アベノミクスによる好景気で購入需要も高まっている

そして何より東京オリンピックです。
東京オリンピックを2年後に控えて建築需要も高まり、東京オリンピックが終われば暴落するはずという何の根拠もないことを信じている人が多かったので「今買うやつは馬鹿だ」という論調になっていたわけです。

その後はご存知の通り、コロナ禍になり東京オリンピックは延期、コロナショックは発生したものの、マンション需要は減るどころか高まり高騰が続き、さらに戦争によるエネルギー供給問題、円安などにより現在のところ安くなる気配がありません。未来というものは本当に分からないものです。

当時の新聞記事で覚えている言葉があるのですが「未来というのは予想ができません。だからほぼ間違いなく起きることをベースに予想をするというのが最善な選択なのです。ほぼ間違いなく起きることというのは例えば2年後の東京オリンピックなどです。」と書いており、未来は本当に分からないと思いました。

そんな時代になぜマンションを買ったのか

そんな馬鹿な選択であるマンション購入をなぜそんな時期に行ったのかというと、おそらくみんなそんなもんだと思いますがライフスタイルの変化です。

簡単に言うと「妻の妊娠」がきっかけでした。
当時、転職直後(出戻りなんですけど、ここ後々苦労するポイントになりました)でもあったのでマンション購入はもうちょっと先、それこそ2年後のオリンピック終わったくらいかなと漠然と思っていました。それと、当時からそのうち福岡に移住したいという希望も持っていたので、マンション買うのは移住して定住する場所を定めてからでいいかという気持ちもありました。

そんな時に妊娠が分かり、いろいろ考えることになります。

  • 当時住んでいたのは三鷹市

  • ぼくの勤務地は渋谷区

  • 妻の勤務地は中央区

  • どちらも通勤時間は1時間程度

ここで多くの子供がいる家庭が抱える問題として「保育園」があります。今後、生まれた子どもを保育園に預けたとして、もっと職場と自宅が近い方がいいのではないか、さらに言うと職場と自宅、保育園の3つが近い方が何かと不便がないのではないか。やはり周りの小さなお子さんがいる同僚をみると子供が発熱して急に呼び出されるみたいなことが日常茶飯事だったのでそう思うようになりました。

保育園は「日本死ね」が記憶に新しい時期で入園するのが厳しいイメージがある。一度入ったらそうそう転園も難しそう。なら子供が生まれる前にある程度住む場所を固めた方がいい。

という思考プロセスで「買うかどうかは置いておいてもまずはもっと職場に近いエリアに引っ越そう」という結論になり引越し先を探すことになりました。

希望エリアは「水天宮、清澄白河、住吉」あたりでした。理由としては妻が自転車で職場に通える範囲、かつぼくも電車で通いやすいというところです。

そんなわけでSUUMOで賃貸を探す日々が始まったのが2018年2月頃でした。

しかし賃貸が全く見つからなかったのです

少し長くなってきたので、この辺で区切って次の記事にしたいと思います。
noteってどれくらいの長さが最適なのか難しいですね。

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