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P1Harmony ワールドツアー マカオ公演に行ってきました!

 7月の3連休を利用して、韓国の6人組グループP1Harmonyのワールドツアー[P1ustage H : UTOP1A]のマカオ公演に参加してきました!今回はその時の模様を簡単ではありますが紹介したいと思います。他にもチケッティングや宿泊、観光についても記載しておりますので、今後マカオに行かれる方は参考にしていただけますと幸いです。


経緯

 P1Harmonyが今年4月にソウルからスタートさせたワールドツアーのセットリストを自分の目で見ておきたいという思い、そして韓国ではもちろん、海外でも絶大なる人気を誇っている彼らの公演に、あえて日本・韓国以外で参加してみたいという漠然とした憧れがかねてよりあり、日本の3連休とちょうど重なっていた今回、ずっと行ってみたいと思っていたマカオでそれらが叶えられそうだったので参加することに決めました。

チケッティング

 今回のチケットはDamai(大麥)MacauTicket(澳門售票網)で販売されていたのですが、海外からはMacauTicketの方が利用しやすそうだったので、こちらで事前にアカウントを作成しました。

 今回の場合は販売開始時刻が平日の昼(現地時間正午)でした。私はあいにく仕事でタイミングを逃してしまい、夜帰宅してページを見てみると案の定売り切れだったので諦めかけていたのですが、何度かチェックしているうちにポツポツと席が出てきたのでなんとか1枚確保することができました。席が自動で割り当てられるため(L側・R側も指定できず)、できるだけ良い整理番号が欲しければ何度も選び直す必要があります。購入には日本のクレジットカードが利用でき、入力した携帯電話番号はチケットを機械で発券する際に必要になるとのことです。紙のチケットへの引き換えの仕方や、発券できる場所の情報もHP上に細かく記載されていました。

英語表記に対応しています
座席は自動で割り当てられます


当日の流れ

 当日の流れは主催者のSNSにて事前に発表されます。今回は前日の夕方に発表がされたため、なかなか事前に予定を立てることが難しかったです。私は当日にマカオに到着する予定だったので、日本で取ったチケットを開演前にどこで発券しようか悩んでいたのですが、幸い当日会場で発券時に届いたメールを印刷したものを見せたら(またはスマホの画面を見せてもOK)引き換えてもらえる旨の案内をMacauTicketのサイト上で見つけたので、無事に会場で紙のチケットを入手することができました。また有料ではありますが荷物も預かってくれ、お陰様でホテルに荷物を預けに行ったり、チケット発券のためにわざわざ遠方まで足を運ぶ必要もなく、有意義に開場までの時間を過ごすことができました。今回チケットには特典がついていて、抽選でサウンドチェックや終演後のお見送り会、写真撮影会の参加権やサイン入りのポスターが当たるのですが、その結果も前日にSNSで発表されていたので、事前にチェックした上で当日動くことができました。

↑当日のタイムスケジュール、整列場所、注意事項、荷物預かり場所の案内など

↑どの特典に当選したかはQRコードを読み取り、チケットの整理番号で探します。特にサウンドチェックに当選した場合は早めに会場に到着しなければならないので注意です。会場では事前にブースに立ち寄り、特典ごとに異なるリストバンドをつけてもらう必要があります。


会場の紹介

 さて、今回はJWマリオット・ホテル・マカオ(JW Marriott Hotel Macau)グランドボールルームにて公演が行われました。

 ボールルームというと、日本人の私の中では結婚式や会議などのかしこまったシーンで使用されるイメージが強く、K-POPアーティストのコンサート会場として、スタンディングで観客を入れて使用されていたのは少し新鮮でした。ホテルでの開催のため、整列などは黒いスーツを着用したホテルの方が行なっていました。「コタイ」と呼ばれるこの地区はそれぞれ特色のあるIR(注)が多く点在しており、空いている時間にも食事をしたりショッピングしたりして存分に楽しむことができます。私はチケット引き換えを終えてから、一旦会場のホテルを離れて、ゴンドラが浮かぶ人工運河で有名なザ ヴェネチアン マカオ(The Venetian Macao)やエッフェル塔が目印のザ パリジャン マカオ(The Parisian Macao)などに足を運んでみました。ちなみにメンバーたちが訪れたと話していたteamLab SuperNature Macaoはザ ヴェネチアン マカオの中にあります。

(注)IR:統合型リゾート(Integrated Resort)のことで、カジノのほかホテルや劇場、国際会議場や展示会場などのMICE施設、ショッピングモールなどが集まった複合的な施設のこと。

JTB総合研究所 観光用語集 より
会場ホテル外観
会場ホテル外観
ザ パリジャン マカオの外観
ザ ヴェネチアン マカオの外観


公演スタート!

 指定された時間までに会場のホテルに戻り、自分の整理番号の場所で並びました。前後にいたファンの子たちからは丁寧に作られたソンムルをたくさんいただきました。アナウンスに従って順番ごとにボールルームに入り、それぞれ場所を確保します。今回私のチケットはL側でしたが、その中でできるだけ真ん中で見れるような場所を選んでみました。スタンディングの宿命ではありますが結構埋もれてしまい、いざスタートするとメインステージにいる彼らの姿はほとんど肉眼では見ることができませんでしたが、その分センターステージでのパフォーマンスはかなり近い距離で楽しむことができました。

動画のスクリーンショットのため画質は良くありませんが、これくらいの位置で見ることができました!

 今回はなんと言っても、ファン待望の正規アルバム『Killin' It』がリリースされた後のワールドツアーで、冒頭から「Street Star」「Emergency」「Everybody Clap」と正規アルバムの収録曲が連続して披露され、会場のボルテージが一気に上がりました。

 新曲はもちろんですが、今回のツアーのために用意されたソロパフォーマンスも非常に魅力的でした。その中でもインタクによるVictoria Monétの「On My Mama」のパフォーマンスは特に印象に残っていて、彼のパフォーマンスから溢れ出る自信、そしてキャリアを重ねる中でより大人っぽく成長を遂げた姿を表現するのにぴったりの選曲だと改めて感じました。

 次から次へと披露される名曲の数々にファンも歓声を上げたり、掛け声で参加をしたりして終始大盛り上がりでした。そしてどこにこれだけのエネルギーを残していたのだろう??と驚くくらい、アンコールでも彼らはより一層パワフルなパフォーマンスを見せてくれました。その中にはなんとデビュー曲の「SIREN」とミニ2集のタイトル曲「겁나니(Scared)」が含まれているという、なんとも贅沢な構成で、特に前回のワールドツアーで特に気に入っていたアレンジでの「겁나니(Scared)」を再び聴くことができて大満足でした。途中に用意されているフリースタイルの部分はインタク→ソウル→ジウンの順番でしたが、特に怪我で休養していたジウンの、今にもステージから落ちてしまうのではないかというくらい迫力があるパフォーマンス、そして生き生きとしていて楽しげな姿を久しぶりに生で見ることができ、ジーンと胸が熱くなりました。(Xに投稿されていたこちらの映像が分かりやすかったです)

 終演後は当選したお見送り会に参加しました。参加者が用意された柵に沿って並び、その周辺をメンバーが練り歩くスタイルで、自分の前を通ったのはほんの一瞬でしたが最後まで楽しませていただきました!17時にスタートして約3時間行われた公演プラス、お見送り会でさらに約1時間かかったので、会場を出たのは21時ごろでした。終演後は先ほど見たエッフェル塔のライトアップを再び見に行ったり、遅くまで営業しているショッピングモールのフードコートで夕食を取ったりなど、充実した時間を過ごし1日目が終了しました。

スローガンといただいたソンムル
夜の会場ホテル外観
エッフェル塔もライトアップされていました!


観光・宿泊など

 今回私は翌日に「マカオ歴史市街地区」の方へ行きたかったのと、予算の関係もあり、公演のあったコタイ地区ではなく中心部のホテルに宿泊しました。会場付近のラグジュアリーホテルはもちろん高いですが、それでも他国で同じブランドのホテルに宿泊する時と比べると、かなりリーズナブルに宿泊できることでも知られています。公演が行われた同じホテルでそのまま宿泊までできたら楽ですよね。せっかくの機会なので、マカオに来た際はラグジュアリーホテルに泊まることも検討してみてはいかがでしょうか?私は終演後ホテルに向かうために、ザ パリジャン マカオのタクシー乗り場でタクシーを拾おうとしたのですが、タクシーの運転手に英語で書かれた住所を見せると分からないと言われ若干苦戦したので、中国語で書かれた住所や地名を事前に用意しておくと良いかと思います。

 2日目はセナド広場や聖ポール天主堂跡などを見て回りました。天気に恵まれた滞在でかなり暑く、街歩きをしているとかなり汗をかきました。エッグタルトなど名物も色々食べましたがどれも美味しく、特に義順牛奶公司というお店で食べた生姜牛乳プリン(生姜汁雙皮奶)は、温かくほんのり生姜の味がして、暑さでバテ気味だった身体へのエネルギー補給に丁度よかったです。

セナド広場 日傘とこまめな水分補給必須でした!
聖ポール天主堂跡
また食べたい生姜牛乳プリン

 この地区にも多くのホテルやカジノがあるので、豪華な外観を見て回るのも楽しかったです。こうして夕方までたっぷり楽しんだのち、ホテル リスボア近くから出ていた路線バスに乗って、マカオの街並みを窓から眺めつつ港珠澳大橋まで向かい、香港空港から帰国しました。

グランド リスボア ホテル外観
ホテル リスボア外観


最後に

 かなり短い滞在期間にはなりましたが、P1Harmonyの素晴らしいパフォーマンスはもちろん、1日目には豪華なホテルやカジノが立ち並ぶコタイ地区、そして2日目には味わい深い街並みを楽しめる中心部という、どちらも異なる魅力たっぷりの2地区を巡ることができて大満足の旅でした。彼らは8月に日本オリジナルベストアルバム『Love & P1ece : The Best of P1Harmony』をリリースし、それに合わせてZeppツアーも開催する予定です。何よりP1Harmonyは生のパフォーマンスを直接見て、メンバーたちと一緒に叫んだり飛び跳ねたりしながら作り出す、ライブ会場ならではのあの雰囲気を肌で感じてほしいグループですので、ご興味持たれた方はぜひ足を運んでみてください!今回記載した内容に関してより詳しく知りたいことや、マカオに行く予定の方でご不安に思われていることなどがございましたら、分かる範囲で答えますのでコメントやXにお寄せください!最後まで読んでくださりありがとうございました!

写真:全て筆者撮影


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