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【詩】 日常




時間を一つ一つかじってみたものの




大した栄養は得られなかった。




それでも消化している。




腹を満たすために。




自力で得たお金を




自力で食い潰して




笑っていられればそれでいい。




豪華なパーティーに




幸せなど無くて




質素な食事にこそ




幸せがある。




本当は皆




気付いているのに




目を背けている。




静かに




ただ静かに




自分を満たせばいいだけだ。




これからもきっと




栄養の無い時間を




消化し続ける。




そんな日々を




幸せと呼びたい。





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