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人事制度づくりで大切なこと(その2)

前回に引き続き、人事制度作りで大切なことをお伝えします。

みなさんは、「人事制度」という言葉からどんなことを思い浮かべますか?

たいていの方は、給料、ボーナス、評価、昇進・昇格などを思い浮かべるのではないでしょうか?

そうなんです。人事制度の柱は、以下の3つです。
1 社員制度(「○○職**級」などのような、社員の格付け制度)
2 報酬制度(給料、ボーナス、退職金など、社員に対する報酬のあり方)
3 評価制度(働き方を評価し、昇進や昇給に反映させる制度)

この3つがそれぞれ極めて重要なのですが、より重要なのは、これらが「密接に連携して整合性が取れていること」なのです。

たとえば、「評価制度を見直したい」というニーズが生じた時に、評価制度だけを見直せばよいかというと、そうではありません。社員制度や報酬制度についても併せて検討しなければ、よりよい評価制度を作ることはできないのです。

報酬制度を見直す場合も同じです。何に基づいて報酬を決めるのか、どのように決めるのかということを考えると、社員制度や評価制度と切り離して考えることはできません。

ですから、人事制度づくりで大切なこと、その2は「社員制度、報酬制度、評価制度の整合性を取る」なのです。

では、この3つだけを考えればよいのか…?

答えは「否」です。
この3つに加えて大切なことがあるのです。
それについては、次回の投稿でお伝えさせていただきます。

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