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地域おこし協力隊の活動報告&思考共有の場としてnote始めます!!



1.魚沼市地域おこし協力隊に着任しました

2023年4月より新潟県魚沼市の地域おこし協力隊として活動している河合と申します!
出身は愛知県名古屋市で、いわゆるIターンです。
魚沼市の端にある福山新田という農林業中心の集落に入って、米や野菜作りを教わりながら自身の活動を進めています。

着任時の景色。残雪と澄んだ青空。

2.自身の活動について

着任の経緯は別記事で語るとして、まずは自身のミッションについての話をしたいと思います。
協力隊制度の自由さ故にミッションがどこまで細かく設定されているのかは自治体により様々ですが、私の場合はざっくりとした地域の要望をもとに自身でミッションを設定し活動しています。

先に最終到達点についてお話しすると、到達点としては「福山新田地域の持続」と設定しています。個人的には(私が今28歳なので)年寄りになるまでの30~40年くらいは存続できるような地域をつくりたいです。でないと今は良い地域であっても、今後を考えると安易に定住できませんからね。
ただ現状、100人くらいが暮らす福山新田の高齢化率は6割ほど。ここ10年で10人くらいの移住者がいるので比較的希望はあるものの、そこまで楽観視できる状況ではありません。
そこで、地域の持続に必要な行動を以下の3つに絞り、ミッションとしています。

  1. 移住・交流人口の拡大

  2. スマート農業の推進

  3. 農産物の販売促進

順にお話しします。
「移住・交流人口の拡大」と「スマート農業の推進」は「根本治療」「対症療法」の2つに相当するものとイメージしていただけたらと思います。つまり、過疎・高齢化に対して、新しい人達を呼んで根本的な問題解決を目指すのが「移住・交流人口の拡大」、過疎・高齢化が進む前提で、人が少なくても持続可能な農業であれるよう作業の省力化・効率化を目指すのが「スマート農業の推進」です。(本当は農業以外もDXすべきなのでしょうが、最大3年の任期で手を広げすぎると厳しいため農業に絞りました。)
残りの「農産物の販売促進」はすなわち地域産業の活性化を目指します。福山新田では「魚沼産コシヒカリ」以外にブランドと呼べる農産物がほとんどないため、既存の農産物の販促というよりかは新商品の開発を行うイメージが強いです。

ミッションを進めるにあたってハードルとなるのは、福山新田が中山間地域の小規模な集落だということです。
圃場一筆あたりの面積が小さく傾斜もキツいため条件としては良くないこの場所で、価格の高い農機や食品加工機を導入するのは費用対効果の面で難しい。となると、費用を抑えること導入の効果の大きさを見極めること資金を確保する手を探すことをより慎重に、でもなるべく早く進めなくてはならない。ここの判断が重要になることは間違いないでしょう。

3.今後の情報発信について

Youtube・Instagram・Twitter(X)など様々ありますが、活動報告の中身を最も充実させられるのがnoteだと思っています。文章を書くことで自身の思考を整理できる点にもメリットを感じています。
noteの性質を踏まえ、私の場合は「活動の中身をしっかり書く」ことを意識して、活動の具体的な内容や成果まで記載する予定です。
そのためスタンスとしては、中身が伴う活動ができた場合に、そのテーマについて記事更新をするため、不定期の更新になると思われます。


折角20代最後の3年間を使うので何か足跡を残したいなぁと思いつつ。

この辺りで最初の記事はおしまいです。
それではまた!

地域の寄り合い場&協力隊の活動拠点「ほこん処」


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