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選挙公約の「インクルーシブ公園を作りたい」が実現します👏

鎌倉市議会議員 藤本あさこです✋
鎌倉で、子どもと一緒に鎌倉を住みよいまちにするため
「鎌倉アップデートチャレンジ」の活動しています✊
10年間のサラリーマン生活を経て2019年に脱サラ。
地域の小学生と鬼ごっこをする、というスタイルで2021年4月に市議選にチャレンジし当選、議員活動を始める🎊

令和4年度予算が可決されました


2月定例会が先週(3月18日)やっと終わりました。この中で、令和4年度の予算審議をじっくりと審議しました。(ちなみに予算を作るのは市長部局で、議員はひとつも「作って」いません。)←ここ大事
市長部局が作った予算を見て、市民の税金の使い道として大丈夫かしら?というのをくまなく、目を皿にしてチェックします👀
そして「おかしいんじゃあないのぉ~?」という議員が多い場合には予算が否決され、作り直しとなります。(簡単に書いたけど否決されると新事業は開始されなかったりしてももろもろ大変・・)

多くの自治体では議会内バランスが「与党多数-野党少数-その他数人」となっているので、基本的に予算が否決されるということはありません。
が、ご存じの通り、鎌倉市議会は全国的にも珍しいほどに民主主義の機能が強く議会内バランスも拮抗しているため、「鎌倉殿の13人」の合議制もさることながら毎回採決はドキドキしてしまうという状態です🥺
現在の鎌倉市議会のバランスは本当に拮抗していて、実は会派「鎌倉アップデートチャレンジ」の判断次第で政策が覆ってしまう局面も出てきています💦
新人議員ながら、鎌倉市の明日を動かす一票になっていることにとてもプレッシャーを感じながら、苦悩の2月定例会を終えました。

今回の予算についてはギリギリで可決されました😂

今回の「ミライツクル予算」で本当にびっくりしたこと

いちおう先に言っておくと、政策を実現するのってすごい大変なんです。
いろんな議員さんも言ってることですが、みなさまも様々な情報から想像していると思いますが、社会を変えることは本当に時間がかかる

私も選挙の時、当選して議員になることが決まった時、本当に覚悟して「私の実現したいことは、何年かかるのだろう、10年か?20年か??」とドキドキしながら任期が始まりました。

なんと今回の予算
インクルーシブ公園の整備に予算がついた!!!
オムツ持ち帰り処理費用の予算がついた!!!
生理の貧困対策に予算がついた!!!
青少年の新しい居場所作りに予算がついた!!!

いやもうほんとに・・・この予算に賛成せずして何に賛成する??というくらい、私の提言していた政策が実現しているのです🥺🥺🥺
私が議員になってこれやりたい!といったこと(他にもいろいろありますし、それは日々増えていっていますが)がたくさん令和4年・5年で実現しそうなのです!!!
ぴああああ
これは追って政策チラシでみなさまにお伝えします!!!
本当に、私を議員にしてくれたみなさまには全力で感謝と「やったぜ!あなたの視る目は狂っていなかった!」とお伝えしたいです😂
これは、私一人が実現したことではなく、私を応援してくださったみなさまと共に実現したことです!!!
予算によらない小さな提言は、市職員さんのご協力もあり実はたくさん実現しています、これもどこかでまとめてご報告します🙇
これからも鎌倉市のアップデートを一緒にしていきましょうーーー(`・ω・´)b


鎌倉市の予算について思うことを述べました


議員は、予算特別委員会に所属すると、予算について意見がつけられます。(予算特別委員会は、会派に所属する議員のみが参加できる委員会となっているため会派に所属しない無所属議員は参加できません)

令和3年度予算特別委員会メンバー


予算執行する際に、議員から受けた「もっと子育て施策にお金使ってよ!」とか、「若者の居場所作り、真剣に考えて!」などの意見を受け止めながら市政を進めていただきます。

私からは主に
・子育て関連
・教育関連
・投票率向上関連
・市内ではたらく関連
・移住してきた市民へのアプローチ
あたりを意見として残しました。
自分自身が当事者意識があり、また自分自身が鎌倉で経験したことや不便を感じたことを中心に、周りの方からいただいた意見や声もほぼのせました。(ご意見くださった方ぜひ見てみてくださいね😉)

以下に、議事録に残した私の意見をまとめました。

予算特別委員会 鎌倉アップデートチャレンジ 意見

第10款総務費

(3)選挙啓発について

 ・投票率の低迷が問題視される昨今、これまでと同様の施策のみならずこれまでになかったような取り組みの検討も含めて幅広く投票啓蒙の取り組みをお願いしたい。

(5)幅広い公聴について

 ・行政に対して特別な思いのある市民やアンテナの高い市民のみならず、行政の発信を受け止めることのできない状況にある方々の声についてもしっかり拾えるよう、あらゆる公聴の方法に取り組んでいただきたい。


(6)パートナーシップ制度について

 ・共生共創社会を目指す鎌倉市において、産まれた性別や属性にかかわらず同じ選択肢が持てる社会の実現のため、同性カップルが異性カップルと同様の生き方ができるように尽力していただきたい。また居住条件においても緩和のうえ、同性カップルで一緒に入居の選択ができるようなインクルーシブな街づくりのために、関係各所と連携して取り組んでいただきたい。


第15款民生費

(3)第二子以降の取り扱いについて

 ・現行、保育施設等で設定されている制度について、子育てを応援する市の方針と矛盾が生じている。第一子の所属の条件付きとせずに、鎌倉市では子どもの数にかかわらない子育てを応援するまちを実現していただきたいため、この条件は撤廃していただきたい。


第35款

(1)「鎌倉ではたらく」について

 ・鎌倉ではたらく方々に、鎌倉で働いてるというシビックプライドを持っていただけるような環境整備をお願いしたい。またそれを、まちに還元したいと思っていただけるような風土を醸成していただきたい。


第40款

(1)大河ドラマ事業について

 ・話題性には事欠かない観光地である鎌倉での初めての大河ドラマ事業として、一過性の観光施策の一つとせずに、ロイヤルテイの高いファンの方々を巻き込んだマーケティング運営を行い、今後の鎌倉観光に継続的に活かせるものを創り上げていただきたい。

(2)鎌倉のこれからの観光について

 ・鎌倉は観光都市の一つとして確立しているが、これまでのような「消費して終わり」という観光ではない、そのまちで学ぶ・繋がる・貢献するなどといった新しい観光のカタチを確立していただきたい。

第45款土木費

(4)公園のあり方について

 ・鎌倉市における公園という場が未来に向けてインクルーシブになるために工夫して取り組んでいただきたい。子どもたちを含む鎌倉の未来を担う方たちが、何かを恐れて、誰かの顔色を伺いながら過ごす場ではなく、自分は自分のままでいいのだ、と心から感じられる場としての公園を創っていっていただきたい.


第55款教育費

(4)かまくらULTLAプログラムについて

 ・本プログラムを、不登校の状況にあるこどもたちへの施策に留めることなく、全ての児童生徒に対してそのままの自分が認められる、自己肯定感が下がらないような教育環境の構築への還元をぜひお願いしたい.

最終日には予算に関して賛成するにあたり、意見を併せて賛成討論しました。
この議会中にロシアがウクライナへ侵略を始め、毎日のように一般市民が命を落としていました。
私たちには対話が必要だ。人を傷つける必要も理由もない。鎌倉市の予算に関する議会ではありますが、世界中のみんなが自分らしく生きられることを祈って討論としました。

こちらもご興味ある方はぜひお読みください☺

令和4年度予算 鎌倉アップデートチャレンジ 賛成討論

議案第87号令和4年度鎌倉市一般会計予算外諸議案に対し、鎌倉アップデートチャレンジを代表し、賛成の立場から討論に参加いたします。

松尾市長の4期目の最初の予算、過去最大規模となる今回の「ミライツクル予算」、未来へ向けた、インクルーシブな社会を目指した事業を多く取り入れた予算編成と感じました。

まず保育園でのオムツ処理事業、保育士確保施策、子育て手続きのワンストップ化事業などは、子育てをしている方々にとって鎌倉が住みやすいまちとなるための重要な施策だと思います。

またインクルーシブ公園の整備事業や生理の貧困対策事業など、誰一人取り残さないための施策に迅速に対応いただけたことを非常に嬉しく思っています。

当事者の声が入ればしっかりと政策が動いていく、鎌倉市がそういった共生共創社会のまちであることが非常に表れている予算だと感じました。

一方で、全体的な予算構成を見てやはり子育て世代、つまり子どもに対する予算と言うものが非常につきにくいと言うことも実感しています。

国や県のものも含めて、子育て政策はその多くが条件付きとなっています。

例えば、保育園の第二子無償化制度における兄弟のカウント方法や、制度利用の際に課される世帯の所得制限、など、様々な条件が付与されているのが現状です。

私たちは一人ひとりの市民、一人ひとりの命ですから、その命に対して、ひとまとめにして扱ったり、条件をつけて扱う事は本来的にはおかしいはずです。

共生共創社会を謳っている鎌倉市であれば、なおのことだと思います。

子育て政策、と言われますがこれは子育て世代の保護者への政策ではなく、子どものための政策なのです。

保護者の状況にかかわらず、すべての子どもが同様の制度を受けられ、同様の選択肢を持てるようなまちを社会をぜひ作って頂きたいです。

まず大前提として一人ひとりの市民、一人ひとりの命を同等に扱うこと。これが今後の鎌倉市の課題とも感じます。

委員会の中でも指摘しましたが、声なき声をしっかりと拾っていく公聴の仕組みを作っていただきたい。合意形成プラットフォームなど新しい取り組みを取り入れる姿勢は高く評価しますがツールに使われることのないよう、届いた声を適切に政策に反映いただくようお願いいたします。

そのほか、鎌倉の観光の未来に向けた大河ドラマ事業についても、一過性ではない継続的な観光施策として広く展開していく機会と捉えて取り組んでいただきたいです。また財源確保のための施策としても、さまざまなマーケティング手法を取り入れてしっかりと収入増に繋げていただきたいです。

最後に、今世界中が様々な事象で混乱しています。考え方はそれぞれですがその中でやはり重要なことは「声を聞くこと」だと考えます。この世界には、様々な考えを持つ人がいること、それは国境を越えなくても、この鎌倉の中でも多様です。

自分の考えが正しいはずだ、という視点を持つかぎり、争いは無くなりません。

自分と違う考えで生きている人がいること、それを認め合うことがインクルーシブな社会の実現への第一歩です。

今後も、多様な声に耳を傾けて、みんなの声で創る鎌倉を目指していただくことを求めて討論を終わります。




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