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インド編:家族5人で3週間で世界一周


前回までの経緯

家族5人で3週間世界一周の記念すべき、最初の国はインド。羽田からANAでデリーへの直行便で意気揚々と向かった。インドを選んだ理由は「カレーと経済成長が凄い(GoogleのCEOなど、インド系で活躍している人も多い」。

行く前に困ったこと、悩んだこと

ホテルの場所と移動手段

17時30着(空港出るのは1時間後の1830想定)だと当日はホテルに着いて、ご飯食べて、寝るだけ。全く土地勘がないが、アグラ(タージマハル)への移動を電車も考えていたので、ニューデリー駅近くのホテルが無難と判断し、まずは3つ星ぐらいのホテルを確保。
次に移動手段だが、地下鉄はニューデリー駅からの徒歩が夜になるため、子連れではリスク高いと回避。Uberも良いが、使ったことない&ネット回線がうまく接続できるか不安だったので、回避。結局、事前に送迎をklookで頼んでおくことにした。

ビザはどのレベルの情報を持って行けば良いのか

事前にwebでビザの申請をし、通っていたので、「900」から始まる9桁の番号(アルファベット混在)をメモして渡航。

現金はいくら必要なのか

基本、現金の世界であることは事前に調べていたので、空港のATMで6000ルピーを下ろした。

最終日のアグラから空港までの移動手段と時間

金曜がタージマハルが休日のため、金曜夕方にアグラに入り、早朝にタージマハルを観光、そのまま空港へのスケジュールを組んだものの、アグラから空港への最適手段に悩んだ。
電車or車の二択ではあったので、最終的には「列車はそこそこ遅れるので、車の方が柔軟性が高いはず」とし、make my tripでドバイバー付きの車を予約。

アグラ(タージマハル)までの移動手段

帰りを車にしたので、観光的には行きは電車を選択したくなった。行きは当日着けば何とでもなるとは思っていたが、スーツケースゴロゴロの観光客丸出しでのホテル→ニューデリー駅、アグラ駅→ホテル間の移動は機動力的にも見た目的にも若干ネガティブであった。それでも電車を最優先に時刻表を検索したが、乗りたい時間帯の電車が2ヶ月ぐらい前でもほぼ埋まっており、予約を試みたが、断念。結局、往復車移動となった。


タージマハル

実際のスケジュール

初日
1730 デリー空港着、ビザで手こずる
1830 キャッシュ下ろして、送迎ドライバーと合流(ターバン巻いた大男)
2000 狭い道攻め過ぎて、結果、迂回しまくって、遅れてホテル着
2030 ホテルのメニューでインド初食事
 インドで一番美味いカレーだった
 Uberでアグラに行けそうなのと値段があまり変わらなさそうなことがわかったので、make my tripをキャンセル

2日目
730 全員早めに目が覚めて、観光へ
800 赤い城観光
900 朝食へ行くもクローズ、オールドデリーのディープエリアに踏み込む
1000 ホテル近くで朝食
 当初13時移動だったのを早めることにしたため、昨日予約したUberをキャンセル
1130 Uberでアグラへ出発
 乗車前に通行料をキャッシュでくれと言われ、よう分からず、「Yes」と言った
1515 アグラ着
1700 事前に調べていた店が閉まっており、Uber運転手オススメの店で晩御飯

最終日
650 ウーバーでタージマハルへ
700 西門を指定していたが、東門近くで降ろされる
 長男が猿に襲われたw
730 チケットと移動で手間取り、やっとタージマハル敷地内へ
830 戻って、ホテルで朝食
1000 ホテルで待ち合わせていたmake my tripのドライバーと支払い(先払い)でもめる
 結果、私が間違っていた
1030 やっとホテルから出発
1400 空港


オールドデリー

実際のトラブルと誤算

ビザの情報が足りないと言われ、大量の汗をかく

空港では「ビザあり」の入国審査に並び、用意した番号を見せるも「この情報で私は何がわかるのか」と言われ、真っ白になる。その後、すったもんだがあり(インド訛りの英語わからん)、4つぐらい向こうのラインに行けと言われ、そこでなんとか通過できた。結局、正解はわからないが、「なんとかなる」が答え。

空港からホテルへの移動で地獄を見た

送迎の待ち合わせ場所に行くとターバン巻いた大男発見。紳士的な態度で駐車場へ向かい、無事乗車(水のサービスあり)。いざ出発すると、意外にも舗装された綺麗な道で、子供らも周りの景色を堪能。
ところが、徐々に舗装がなくなり、ガタガタ道に。そしたら最初に次男(6歳)が吐き気に襲われ、嘔吐。次第に長男(13歳)も車酔いでダウン(泣きながら吐き気に耐えていた)。そんな中、道はどんどん細くなり、クラクションは鳴り響き、人や牛に囲まれる時間が続く。ホテル近くで通行止めにぶつかり、大渋滞の一方通行を大回りした結果、予定の40分の倍近い1時間以上かかって、ようやくホテルへ到着(ホテルまで歩くので降ろしてくれと言ったが、規則で降ろせないと意外としっかりしているドライバー)。
チェックインし、次男が「もう日本に帰りたい」と言い出し、前途多難な世界一周が始まったなと思った。

ジャーマーマスジドの裏手のオールドデリーはディープだった

朝食目当てでオールドデリーへ行ったのだが、子供の物乞いや死体に遭遇し、ドラクエのダンジョン状態に陥った。ラマダン期間中で店も閉まっており、ただヒリヒリする時間だけを過ごした。
長男は相当なカルチャーショックを受けたようである意味、強烈な思い出となった。

デリーとアグラの往復で現金がかなり消えた

  • デリーからの移動(Uber):1500ルピー

    • 乗車前に「通行料などで必要」と言われ、多分そうなのかと思い、支払うことにした(未だぼったくられたのかどうかがわからない)

  • アグラからの移動(mak my trip):6100ルピー

    • 事前に決済していた時に全額決済になってなかったようで(自分で選んだ…)、その場で差額の請求があったが、現金が足りず、ホテルのフロントで日本円を両替した。

ラマダンor金曜のせいか、飲食店が結構閉まっていた

今回の訪問期間はラマダン。また、金曜はイスラム教のお休みらしく、タージマハルは休館日。結果、行きたかった飲食店が2つも閉まっていた。

タージマハルの東門に着いてしまった

ホテルからUberで西門を指定していたが、東門で降ろされた。降りた瞬間、トゥクトゥクみたいな乗り物の勧誘責めに早朝から受ける羽目に。東門からは距離があるのを調べていたので、結局トゥクトゥクみたいな乗り物に乗ることに(ちょっと良い思い出)。

タージマハルのチケット売り場がわかりづらい&キャッシュオンリー

東門からのアプローチだと入場門とチケット売り場が離れていて、初見だとほぼわからないのような場所で結局、聞く羽目に。しかもキャッシュオンリーで手元に現金がほぼ無く死亡。ATMも見つからず、死亡。その間に大量の客引きに合う、面倒…。結局、その場でオンラインでチケットを購入し、無事解決。

タージマハル入場時に長男だけチケット以外にパスポートを要求される

早朝かつタージマハル観光だけだったので、ホテルにパスポートを置いてきていた。年齢は子供料金でいける年齢だが、身長があることもあり、微妙な年齢と判断されたのが原因ぽい。一瞬「終わった」と思ったが、スマホにパスポートの写真を撮っていたことを思い出し、それでなんとか通過できた。


まとめ

結局、現金はいくらかかったのか

結果としてはデリー、アグラ間の移動の件が原因で追加で4580ルピーを下ろし、合計1万580ルピーかかった。

アグラへの移動はmake my trip or Uber

make my tripで往復予約すれば半額ぐらいでは行けたのだが、時間変更の柔軟性はなかった。そのため、事前にmake my tripで「デリーからの往復」と「アグラから空港への片道」の2つの予約を入れておいた。
2つ入れた理由は「デリーからの往復で帰りは行きと違う場所(=空港)に戻してくれるかがわからなかった」ので、行きの車でそれができるかを聞こうと思ったから、であったが、実際は前日に調べるとUberでアグラに行けそうだったので、前日夜にその予約をキャンセル(6時間前なら無料でキャンセルできる)し、行きはUber、帰りはmake my tripとなった。
両方乗って思うことは体験に大きな違いはなく、同じぐらいの金額ならUberで良いかもというのが感想。予約取れるかの不安はあるが、実際は当日サクッと取れたので「初めて使う会社で、予約してるが、本当に来るかわからん」状態よりは安心感がある。

タージマハルは東門ではない方が良い(おそらく)

色んなサイトで「西門がオススメ」と書いていたにも関わらず、Uberのせいで東門に降ろされてしまった。Uberの下車ポイントから遠いし、その間色々絡まれるし、猿に襲われるし、チケット売り場はわからんし、で良いことは何もなかった。

タージマハルは事前にチケットを買っておくべき

世界一周に向け、色んな観光地のチケットを事前に買っていたが、なぜかタージマハルは忘れていた。結果、キャッシュオンリーでかなりの時間を浪費した。そのせいで時間が足りず、タージマハルの内部(白い玉ねぎの内部)に入る時間がなく(長蛇の列)、諦めることになった。

パスポートは常に持参が良い

最低限、スマホに画像があれば、なんとかなりそうだが、原本あるのが理想だとは思う。何とか長男はタージマハルに入れたが、かなりビビったので。

アグラの「コートヤード バイ マリオット アグラ」はよかった

フロントの対応、設備、プール、夜の無料での軽食、朝食ビュッフェなど、総合力が高く、満足。セキュリティがかなり厳しく、常にゲートが閉まっているので、安全。

その他

  • デリーのホテルは寝るだけのホテルとして選んだが、親切かつご飯が美味しかった

  • インドの高速道路は意外と綺麗

  • アグラのホテルに着いた時に朝食付いているかを聞いて、「付いている」と言われたが、大人だけだったのが食べ終わってから発覚&請求

  • 最初がインドである意味よかった(ハードルが良い意味で下がった)

次はアラブ首長国連邦へ向かいます。


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