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【ビットコイン】今週水曜までは様子見モード、1120万円を上抜けできるか?

〈記事のポイント〉
・今週のCPI、FOMCまでは、様子見モード。
・中長期的には米大統領選が重要。どっちに転んでも価格上昇の可能性あり。
・今後、1120万円を上抜けできるか、注目。

DMMBitconアプリより
DMMBitconアプリより


上図は直近のBTC(ビットコイン)/JPYの日足チャートと1時間足チャートである。

私の過去のレポートのとおり、BTCは短期的に一時1066万円まで下落。その後はRSIの売られ過ぎの数値どおり反発し、1090万円付近まで復帰した。1時間足チャートを確認すると6/8(金)7:00頃から、そのまま1090万円付近で大きな動きはなく、市場的には様子見ムードといったところか。

日足チャートで確認すると、現在は、25日単純移動平均線がサポートラインとなっているようだ。

今週は、6/12にCPI(消費者物価指数)の発表とFOMC(米国連邦公開市場委員会)の開催が予定されており、それまではこの状況が続きそうである。

また、CPIとFOMC以外で、中長期的には年末の米大統領選の報道も重要である。私の過去のレポートでも記載のとおり、若者と仮想通貨(暗号資産)愛好家の票集めのため、ETH(イーサリアム)現物ETFの承認の後押しをジョー・バイデン氏が行ったという報道があるが、6/7、ロイター通信の報道ではドナルド・トランプ氏が「仮想通貨大統領になる」と発言したそうだ。

これは、「我が国はこの分野(仮想通貨)でリーダーでなければならない、二番手はない」という意味であり、トランプ氏はそれをSNSにも投稿し、世間にアピールをしている。

短期的には6月のCPIとFOMCに注目が必要であるが、中長期的には米大統領選に向け、バイデン氏・トランプ氏のどちらが優勢にしても仮想通貨にとってはポジティブな報道となるだろう。

そうなると、4月半減期の半年後は、過去毎回上昇傾向にあったため、今回もそのアノマリーに当てはまり、BTCの価格が上昇する可能性があるといえるだろう。直近も含め、今後、BTCは最高値1120万円付近を明確に上抜けできるか、引き続き注視すべきである。


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