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【ビットコイン】年末の米大統領選に向け、1350万円を目指す

〈記事のポイント〉
・RSI的にはまだ上昇の余力がある。
・1119万円を上抜けできるか。
・4年に1度の半減期の半年後の米大統領選に注目。
・次のターゲットは9万ドル=1350万円。

DMMBitcoinアプリより

上図は、4/13~6/6までのBTC(ビットコイン)/JPYの日足チャートである。

5/20、米国でのETH(イーサリアム)現物ETFの承認濃厚の報道を受け、BTCの価格は1033万円から1113万円まで高騰した。

急にETH現物ETFの承認が加速化したのは、米大統領選に出馬したジョー・バイデン氏の思惑があるのではと報道されている。バイデン氏は、ETH現物ETFを通じ若者や暗号資産愛好家の票を集めるため、ETH現物ETFを後押ししていると言われている。

そのようなことがあり、5/1に883万円だったBTCは、再び1000万円台に回復した。

5/20に、10日単純移動平均線が50日単純移動平均線を上抜けしたゴールデンクロスが確認できたものの、5/20以降は、1000万円から1100万円の間にて揉み合いが続いた。

6/6(執筆時点)では、10日、25日、50日の順に単純移動平均線がきれいに並んだパーフェクトオーダーが確認できる。また、RSIを確認しても買われすぎと言われる数字75を超えておらず、まだBTCには上昇の余地はあるだろう。

ただし、今は5/21と6/5に記録したBTCの最高値である1119万円がレジスタンスラインになっており、上値を抑えられえている状況であるため、この1119万円のラインを明確に上抜けできるかがポイントである。

過去、BTCは半減期の約半年後から価格が上昇しており、それは半減期のアノマリーと言われているが、4年に1度の半減期、その半年後には、こちらも4年に1度の米大統領選があり、半減期のアノマリーは米大統領選の影響とも言えるだろう。

2016年、トランプ氏が当選した際は、法定通貨への不安から、資産の避難先としてBTCが選ばれたとも言われている。また、最近は、バイデン氏もトランプ氏も暗号資産を認めたり推進するような発言がされており、注目を集めている。

そんな12月・年末の米大統領に向け、BTCが、もし1119万円を明確に上抜けした場合、仮にBTC/JPY1200万円÷ドル円150円=BTC/ドル8万ドルと考えると、8.5万ドル=1275万円、又は9万ドル=1350万円がBTCの次のターゲットになるかもしれない。

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