幸せと能力について

幸せですか？

これって凄く抽象的な質問ですよね？私もそう思います。

なにをもってして幸せというのかは人それぞれです。
目標が達成出来たからなのか。
美味しいものを食べた時なのか。
何もしないボーっとしてる瞬間なのか。
愛するパートナーといる時間なのか。

私にも幸せと思える瞬間というのはあります。
幸せだと思えない瞬間もあります。
生きてりゃ色々あるもんです。

私は幸せだなと思える瞬間があった時にだいたい思い出す言葉があります。それは

「人は幸せであることを感じることができる。
でも感じることができるのは、幸せなことを幸せと思える能力がある人だけだ」
という言葉です。

一言一句合っているかはわかりませんが(すみません💦)、意味としてはそういうことです。

あるマンガで主人公が人として成長し、このことに気づくシーンがあって、主人公は頭の中でつぶやいたセリフがこれでした。

それを初めて読んだ時、本当にそうだよなあと思い、心に深く残る言葉になっています。

例えば、普通に歩いたり食事したりするのだって、何の意識もしなければそれは当たり前のことすぎて幸せとは感じません。
でもコレって実は凄く幸せなことなんだなあと私は感じています。

別に美味しくないものであっても食べ物を普通に噛んで飲み込める。これだけで私は幸せです。
大袈裟に聞こえるかもしれません。だけど本当にそうなんです。

私はカラダのある一部分が、言わば風邪をひいているような状態になっていて、それがもう10年ほどになります。ヘタな表現で申し訳ないのですが、そういう状態なので普通に食事できるというのはごくごく当たり前に出来るわけではありません。

なんやねん、ただお前のカラダが悪いだけやんと言われれば、確かにその通りなのですが
 でも普通に何にも考えることなく食べたり飲んだりできる人が羨ましいと思うことが私にはありまして。

QOLもそういう意味では、すごく低くなりますし、大変ではあります。

しかし、調子が良い時はそんなことは全くなく、普通に何にも考えずに食べたりできるんですよね。
だからなおさら、食べれない時なんかは、普通に食事できるのって本当に幸せなんだなと思います。

幸せだなぁと感じることがあってもそれが続くと、それが当たり前になって幸せであることを忘れてしまったりしますよね？

私が幸せを感じる能力が人より高いと言いたい訳では無いことだけはご承知くださるとありがたいです。

何が言いたいのかと言うと食事に限らず、何に対しても自分が出来ることに関しては幸せを感じたいし、そうありたいなと思うわけです。

その能力を高めることでより多くの幸せを感じられる人生にしたいなと思います。