満腹中枢と摂食中枢

よく、「サラダから食べましょう」とか「ご飯は最後に」とか言いますよね。

日本食の食べ方として、三角食べ※はきれいな食べ方とされていますが、ダイエット中の方に関してはこれはNG。
（※三角食べとは、野菜、おかず、ご飯、みそ汁などを同じものを食べ続けるのではなく少しずつ食べることを指します。）

なぜかというと、味を変えてしまうからなんです。

摂食中枢と満腹中枢のイメージ

食べなさい信号 ＝ 摂食中枢
お腹いっぱい信号 ＝ 満腹中枢

分かりやすく、ポテトチップスとコーラで考えてみましょう。

ポテトチップスをずっと食べていると摂食中枢がＯＦＦになって満腹中枢がＯＮになります。ところが、塩辛いので途中でコーラを飲むと・・・
摂食中枢がＯＮ　満腹中枢がＯＦＦ
になるわけです。つまり味覚を変えるとは、相反する味にすることで中枢スイッチを入れ替えてしまうということなんですね。

コーラを飲み続けているとポテトチップスが食べたくなり・・・と、
永久ループになります。

なので、

生クリームたっぷりの激甘ココア　と　生クリームたっぷりの激甘ケーキ
だとお腹いっぱいになって食べられなくなります。
むしろ考えただけでもお腹いっぱいになりますよね。
これが満腹中枢です。
ケーキを食べる際には、ブラックコーヒーではなく、甘いコーヒーにするとケーキを全部食べ切る前にお腹がいっぱいになってしまうかもしれません。

味を変えないというのは、こういうことです。

なので、食事の際にはお行儀は良くありませんが、
一皿ずつ全部食べ切る  のが成功の秘訣です。
最後にご飯だけ食べて、その後お味噌汁を飲みきったら、きっとお腹いっぱいになるはずです。

さあ、一緒に頑張りましょう。

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