英語だけ学ぶ留学は金の無駄 ~もがきまくれ~

留学予定がある方々、してみたいかもーと思っている方々。これから私が書くのは、

「自分の留学を一銭も無駄にしない、英語だけでなく、自分自身を成長させる、最高の留学にする。」

と意気込んでいる方々に向けられた物。ちょっと海外生活を楽しみたい！思い出に！と計画されている方には、当てはまらないnote。

1. 語学留学はしない

語学留学は外国人が英語を学ぶには、とっても優しい環境だと思う。ネイティブスピーカーが丁寧に発音を教えてくれるし、周りの留学生も英語を学ぶだけに来ているのだからレベルも低い。生徒とのコミュニケーションで困る事もない。英語を学ぶ事だけに集中してればいい。

時間の無駄だと思う。

英会話を日本で勉強する事はできる。日本人発音でも、沢山の本を読んで、文法覚えて、フレーズを覚えて。ヘタクソでも話せるようになる。安くない留学なのだから、日本で出来るところまで自分で努力し、最低限話せるところまで力を上げる。実践したのはこちらの記事に

そして留学では英語で他の科目を学ぶ

自分が興味のあるmajorを取るといい。(私は自分が興味のある事だけ勉強ができたのでそうした) 第二言語で他の科目を学ぶことは、とてもとてもとても難しいし、沢山の努力が必要。でも不可能じゃない。

英語を勉強する為に英語の勉強をする。

◯◯を勉強する過程で英語を使わなければならない。

確実に後者が一石二鳥。学校で何かを勉強するには、ありえない量の課題がでる。沢山の英文を読むし、生徒とコミュニケーションも取らなくてはならない。バスに乗って学校に通う、歩くかも、フラットメイトと会話しなくてはいけない。生徒と授業中に議論もするし、分からない事は、先生や生徒に聞かなければならない。初めは教科書を読むのに、他の生徒の倍時間がかかるかもしれない。しかし、勉強する為に行くのだから読むしかない。同時に他の知識も頭に入るのだから、こんないい機会はない！

私も沢山読んだし、全く分からなくてテストに落ちた事もある。(日本の大学とは比べ物にならない程の課題がでる、正直地獄だった笑) 取り直した科目だってあった。しかし、ある時絶対に自分の変化に気づく。

2. 人を選ぶ

(台湾、インドネシア、私、スペイン、ロシア、バハレーン、メキシコ、留学の仲良しグループとの誕生日会) 

留学生は大抵同じ国籍で固まる。同じ文化はルームシェアする時も楽だし、いつでも自分の言葉を話せるから居心地がいい。

私は日本人グループを避けた

金を出して、あんな大金を払ってまでここに来たのに、日本人と固まって日本の環境を作る意味が分からなかった。同じ状況を、わざわざ時間の限られた留学中に作る必要はないと思う。あの子は日本人とあまり喋らない。絡まない。そう思われていたけど、どーでもいい。だって目的があるから。

日本人の友達は2人いた。今も話すし、とても尊敬している。彼らも沢山の友達が各国からいたし、日本人と固まるっていう考えが無かった。彼らが先に留学してきて、沢山助けてくれたし、いろんな国の友達と一緒にパーティーもした。そういうinternational な友達で、共通する事があった。多国籍の留学生も、同じ国籍が居れば固まっていて、とてもいい友情がある人達も居たし、これはその人のチョイスだと思う。しかし、私にとっては時間の無駄だった。

私の初めての友人、そしてbest friendはローカルの子だった。彼女がわたしの留学生活を変えた事は間違いなし。ラッキーだったと思う。初めは彼女のスーパースラング　オーストラリア英語に戸惑った。でも彼女はわたしの0-100の質問に答えてくれた。友達になったきっかけは、私達のファッション感覚が同じで気がとても合った。初めは留学生だと思い話しかけた。が、彼女はTHE AUSSIE GIRL のアクセントで、はっきりビビった。けど怯んだら終わり。たっくさん話した。

あなたの個性は消さないで、ありのままの自分で、新しい環境を作る。

3.DIPLOMA

私が勉強したのは　Diploma of Hotel Management. ディプロマって日本では何？簡単に説明すると、Certificate, diploma, Universityという順に取るものなので、大学の一歩手前と考えてもらえればいい。専門的知識の認定証明書とも言える。世界を見ると、大学はお金がなかったので行ってない。Diplomaだけ習得して、社会人になった今オンラインで大学卒業に励む人も沢山居る。私たちがアメリカ映画で見るように、皆大学行って、、っというのは世界では少ない。特にアフリカ、東ヨーロッパなど。

このCertificateの前に、よく日本人が受講するのが語学学校。私が留学の計画を立てている時も、大学のアンバサダーにはまずは語学学校を出てからcertificate, diploma... を提案された。が、日本で大学を卒業すると考えていた家庭に、そんな大金があるわけない。留学はバカ高い。今年の帰国中に、実家の大掃除をしていた私はDIPLOMA入学の明細を見つけた。同年代の社会人より稼いでいる私でも絶句した。(私は28歳、社会人6年目）

学生の皆さんは、交換留学という手段もある。私は大学時代、外国語学部　英文科だったのでチャンスはあったものの、大学の提携校がエンジニア系だった。が、CAになる夢があったので、ホスピタリティ、ツーリズム系以外は興味がなかった。結局お金払うからね！

4. タフに生きる

私のように、いきなり英語圏に切り込むと、始めの方は友達を作るのに苦労する。一番辛かった時代は、大学の寮に来た時。英語圏に飛び込んだ私はイジメにもあった。だって英語はヘタクソ、アジア人。やっぱり奴らは居る。喧嘩もした、けど男が達者な男が多かったからホントにウザかった。結局、英語も上達してまともに言い返せるようになった時は全くいじめられなくなった。とても嫌な時代だったけど、あれがあったからこそ、今こうして外資の会社で様々な人種と対等に働けるし、お客様対応への妥協もついたのだと思う。

日本人は裏で愚痴る、と言うのは間違い。度胸のない奴らは男だろうが女だろが国籍どうあれ裏はネチネチ。

ケニア、ナイジェリアなどの女の子はほとんど裏が無いので個人的に大好き。色んな人と知り合いになかったが、友達と呼べるのは4人。

自分でも思うし、周りにも言われてきたからそうだと思う。私は元々性格が強かったが、留学後は更にタフになった。気の強さではなくて、そんじょそこらの事では動じなくなった。不安な時は絶対に溜め込まないで、友人に話しましょう。悔しい事があればそれをバネにして努力しよう。時間がかかっても絶対に結果はついてくるから。

5. 本気で勉強しなきゃ追いつかない

第二言語で新しい事を勉強するのは、想像以上に難しい。分からない単語が出てくればそこで止まるし、リーディングの力が弱ければ時間もかかる。ファイナルテスト、期末試験に落ちた事のある私が言えることは、留学するなら本気で、本気で勉強して下さい。

がむしゃらにやるのではなく、優等生、先生に勉強の仕方を聞く。分からない事はメモに取っておき、レクチャー後に必ず先生に質問する。

海外ではパワーポイントと教科書または参考文献を並行して授業を進めるのが主流。分からない単語があっては授業にもついていけない。しっかり前日に目を通して分からない事部分を出来るだけなくし、考えても分からないところはメモして、レクチャー前に先生に質問。

6. 終わりに

(この留学があったからこそ楽しい今の同僚と)

ステイホームの今こそ、出来る事が沢山あります。初めての事は、ぶっつけ本番で出来る事もあれば、準備していないとできない事もあります。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。相談があればコメント下さい★ではでは、今日も沢山学びましょ！

神奈川県　横浜市出身。日本で独学で英会話を学び、県内の大学に進むが、途中休学し、オーストラリアへ一年半のDiploma留学。日本の大学に復学後日本で就活。現在、大手エアラインのキャビンアテンダントとして海外で活動中。6年目。

Login 窶「 Instagram