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3月18日(土):子どもにとっての「第三の場」づくり

先般の日経新聞には「子ども『第三の場』づくり」と題した記事がありました。

同記事で触れていたのは政府が学校や家庭以外の子どもの「第三の居場所」づくりに向けたモデル事業を始める点です。

具体的には地方自治体がNPO法人とともに公園を設置・運営するといった費用を最大で500万円補助するなどのケースが想定されています。

これはコロナ禍や物価高の影響で、学校や家庭で孤立している子どもが増えているといった指摘に対応するものです。

現在の子供を取り巻く環境としては以下のようなことが挙げられます。

・核家族化、両親の共働き
・塾通いの低年齢化
・スクリーンタイムの増加
・遊ぶ場の減少、できることの制限

これらの状況を端的にまとめれば、遊ぶ場所がない、遊ぶ時間がない、遊ぶ相手が少ない、と換言できるでしょうか。

こうした外遊びの機会が減少することで身体を動かす機会は減るし、それを反映したように小学生の運動能力テストの結果も下落傾向にあるのが現状です。

それだけに「場があって、人がいて、遊べる」そんな環境づくりは必要だと思っています。

地方自治体が主管であるべきなのか、補助金云々といった議論はありますが、以前は当たり前にあったものがなくなりかけている以上、意図して作っていくしかないですからね。

明日も関連の話を続けます。

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