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2月24日(土):地域のハブになる新スタジアムも稼働!

昨日にサッカーJリーグの新シーズンが開幕したので、本日もサッカーに関連した話をもう少しばかり。

各チームや選手、戦術といった中核的な要素のほかで、個人的な今シーズンの注目ポイントをあげるとすれば「スタジアム」ですね。

今シーズンから新たに稼働するスタジアムが全部で3つあります。

●サンフレッチェ広島:「エディオンピースウイング広島」
・市内中心部に立地する「まちなかスタジアム」
・ラグビーなどの多スポーツや音楽イベントも実施可能な複合スタジアム
・スタジアムを中心として周辺に商業施設などの再開発を実施

●Ⅴ・ファーレン長崎:「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」
(※シーズン途中の10月開業予定)
・日本一ピッチに近いスタジアム
・選手目線のピッチレベルからの観戦も可能
・「長崎スタジアムシティプロジェクト」としてスタートし、サッカースタジアムを中心にアリーナ、オフィス、商業施設、ホテルなどの複合施設を併設

●ツエーゲン金沢:「金沢ゴーゴーカレースタジアム」
・北陸初のJリーグ規格スタジアム
・全席屋根付きのスタジアム
・サッカー専用スタジアム

広島や長崎のケースは単に新しいスタジアムを建てるだけではなく、スタジアムを中心に据えたまちづくりの観点で構想されているのが大きな特徴ですね。

野球でも日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」を核にした「北海道ボールパークFビレッジ」など、ボールパーク構想が展開されていて、こうした流れが主流になってきました。

Jリーグにしても、プロ野球にしても、プロスポーツチームは地域にとってのシンボリックな存在です。

そしてスポーツは年代や性別の垣根を越えて多くの人を魅了したり、互いにつながることができるコンテンツでもあります。

だから地域の活性化や地域コミュニティを醸成するうえで、プロスポーツが果たす役割は非常に大きく、そのためのハブになれる場がスタジアムだといえます。

JリーグもJ1~J3で60チームとなり、Jリーグ加盟クラブを含めればさらにその数も増えてきましたが、その分だけ各地でスタジアムも増えていきます。

新たなスタジアムが建つことで、街の景色が変わり、地域にさらなるにぎわいが生まれ、新たなコミュニティが育っていくのだと思うと、その地域の方々にとっても新たなスタジアムの稼働へ期待感も膨らむことでしょう。

そうしたスタジアムを通じたまちづくりやスポーツ文化の醸成も含めて新シーズンを楽しみたいと思います。

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