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6月8日(木):eスポーツを活用した健康維持やコミュニティづくり

昨日は第一興商が手がける高齢者向けカラオケ機器「DKエルダーシステム」が充実のコンテンツで介護施設等でのレンタル需要が伸びている旨に触れましたが、本日も関連した話題をもう少しばかり。

先週の日経新聞では首都圏で高齢者のフレイル(虚弱)予防にテレビゲームなどの「eスポーツ」を導入する施設が増えている旨の記事がありました。

eスポーツを通じて認知機能や社会的なつながりの回復が期待されており、現在では自治体もその旗振り役になって推奨している点を報じています。

例えば西東京市では地域ボランティアにeスポーツ指導のできる「健康デジタル指導士」の研修を受けてもらい、その後市内の高齢者クラブやサロンに出向いてeスポーツ講座を開いてもらう取り組みを進めています。

また日本アクティビティ協会でも超高齢社会の日本でゲームを通じて「健康」と「交流」を応援し、健康寿命や社会参加寿命の延伸を図る意図で「健康ゲーム指導士」を設けて養成講座などを行っている状況です。

健康デジタル指導士にしても、健康ゲーム指導にしても、こうやって普及側の資格や研修などの整備が進んだことは、また一歩eスポーツが市民権を得ていく次のステージに進んだ気がしますね。

eスポーツの良さはそれぞれのプレーヤーの練度に合わせて難易度を設定できるため、中・上級者のみならず初心者でも楽しめるほか、性別や年齢、体力を問わず同じルールで老若男女が楽しみながらコミュニケーションできる利点があります。

そうした点をふまえるとeスポーツを活用した健康維持やコミュニティづくりが徐々に広がっていくのも理解ができます。

昨日の高齢者向けカラオケの「DKエルダーシステム」にしても、今回のeスポーツにしても、シニアライフを楽しいものにしていくきっかけはたくさんあるので、そこは私たちフィットネスクラブ事業者も運動だけに固執せず、これまで以上に頭を柔軟にしていくことだなと思います。

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