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12月27日(火):温活のあれこれ

昨日は体調管理のための室温設定に触れましたが、本日も関連した話を少しばかり。

WHO(世界保健機構)でも冬の室内温度を「18度以上」で推奨しているように、室温が下がりすぎると血圧上昇や循環器疾患のリスクが高まる面があります。

反対に高気密・高断熱の建材を使い、エアコンで適温の自動制御をした実証実験で在宅者の血圧が10㎜Hgほど下がる事案もあり、住環境を整えて室温を快適に保つ必要性がわかりますね。

もっとも、いきなり高気密・高断熱の家にリフォームするのは難しいだろうから、まずは快適な温度設定を意識することだと思います。

ただ昨今は電気代、ガス代、灯油代などが例年とは比較にならないほど高騰していて暖を取るのにもそれなりのお金がかかるうえ、真冬には節電の呼びかけなどもあるから悩ましいところでしょう。

最近では身体を温める必要性が少しずつ浸透して「温活」のワードと共に広がりを見せてきました。

温活といっても幅広いもので、もう少し細分化してみていくと、それは「発熱」「保温」「加温」という3つに分類できます。

「発熱」は自ら熱を産生することで、こちらは運動をはじめ、筋肉量を増やして中長期的に体温を引き上げていくことなどがそれにあたります。

「保温」は熱を逃がさないように保つことで、衣類をはじめとして身に着ける様々なグッズなどがそれをサポートしてくれます。

そして「加温」は外部から温める行為を指し、入浴で温まることやカイロ、湯たんぽのように外側から物的要素で温めるものです。

私たちフィットネスクラブは温活のうち、発熱に関して直接的にサポートができる部分ですね。

運動によって一時的に体温を上げることもそうですし、筋肉量を増やして継続的に体温を引き上げていくことは温活としての中核であり、本質だと思っていますから、そこはクラブやトレーナーに担ってほしいところです。

また私たちのクラブでは冷えを遠ざけて温めることを重視しているから「保温」にあたる腹巻きやレッグウォーマーもオリジナル商品(腹巻はシルク100%など)を作るなどしています。

さらに「加温」に関してもマグネシウム入浴剤など、より効果的に身体を温めるための商品もラインナップしてあります。

身体を温めて血流・血管を良い状態に保つことは万病の予防・改善につながるので各クラブではトレーナーから「温める」ことの重要性を伝え、お客様に最適なアプローチをおススメしてほしいと思います。


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