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6月4日(日):「推し活疲れ」から考える「フィットネスの継続」

先日の日経MJには「推し活疲れ」を取り上げた記事がありましたので、本日はこれに関連した話を少しばかり。

「推し活」について補足をしておくと、こちらはアイドルやタレント、アニメキャラクターなどを応援する活動を指しています。

具体的にはイベントへの参加やグッズの購入、推しが訪れた場所などを訪問する聖地巡礼等々です。

同記事で触れていたのはアンケート調査の結果から、推し活をしている人の7割が「推し活疲れ」を経験している点でした。

先の調査で「推し活疲れを感じる時」との問いへの答えをみると、多い方から順に以下のようになっていました。

1位:お金がかかりすぎる
2位:情報が多過ぎてついていけない
3位:他のファンとの人間関係
4位:他の推し活をしている人と比較したとき
5位:推しに会える機会がない/少ない

これを見ると上位2つは「お金」と「情報」と事柄は違えども、いずれも「過剰」になっていることから「疲れ」が来るのだというのがわかります。

私たちはアイドルのような芸能関係やアニメなどのコンテンツとは無縁のフィットネスクラブ運営が主たる事業ですが、お客様が継続することに「疲れ」を感じてしまう点は共通する部分もあるはずです。

例えば高額なパーソナルトレーニングジムのように「お金」がかかり過ぎてしまえば、それを長く続けていくのは難しくなります。

また1回の運動に際して多くの「時間」を要したり、負荷がかかり過ぎても、お客様の負担が大きくなり過ぎて挫折を招きやすくなります。

いずれにおいても過剰になり過ぎない「適度」さが、「疲れ」を抱くことなく長く続けてもらうためのポイントなのだと再確認できました。

加えて先のアンケートでは「他のファンとの人間関係」から「推し活疲れ」に至ってしまっているように、私たちフィットネスクラブであればクラブ内でのお客様同士の関係がこれに当たります。

お客様が必要以上に人間関係で疲れてしまうことがないようにコミュニティ内を上手く調整していくこともまた大切ですね。

推し活とフィットネスは畑違いであるものの、共通しているポイントを見出すことはできるので、それを今後の教訓にしていければと思った次第です。

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