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BNF氏に習う本当の逆張り術

ネット証券トレーダーとして2000年10月に160万円の資本金から運用を始め、2008年6月には210億円に上る運用益を上げてしまったBNF氏(この運用スピードについては別の記事に具体的に書こうと思う)。


7年半で160万円→200億円



本日は、莫大な利益を上げるために一番解りやすいと思うBNF氏の不動産投資に着目する事で、

【本当の意味での逆張り】

の真意に迫りたい。

この【本当の意味での逆張り】とは、【競争において一番先になる】という事を意味している。

BNF氏は当時、秋葉原チョムチョムの購入~売却でその【逆張りのお手本】を私達へ華麗に提示してくれていた。

この歴史的な購入~売却劇について、どんな発刊本も、ネット記事も全くもってない(;-ω-)ノ
見事なまでに【0】ゼロっw
本当にトレーダーを儲けさせる教則本やセミナーがこの世に存在しているのならばっw
このBNF氏が私達に提示してくれた【逆張りのお手本】はその辺の書店中に、全国で開催されているセミナー中に、そして、ネット中にその手法の記事があって然るべき。。。

なのに。。。

現実はただのひとつも、この秋葉原チョムチョムの購入~売却劇の記事は無いのだ・・・・っww


はっきり言うと、このnoteは自分のために、自分の頭を正しいトレードへ導くために、解りやすく整理するためにまとめているのだが、この記事をたまたま(という名の必然♪)によって目撃しているアナタは引き寄せの法則によって、今までの常識が一瞬で崩れ、何かしらの正しい衝撃を受けるかもしれない。是非そうなってほしいと思う。


【第一】
2008年6月8日加藤 智大死刑囚が『秋葉原通り魔事件』を起こす

【第二】
事件後、歩行者天国の中止、路上監視カメラの設置、普通自動車免許のトラック運転規制、ダガーナイフの販売禁止(銃刀法改正)、職務質問の強化体制etc...全国の繁華街、都市部、そして法律が一気に強制変更された事を肌で感じれるほどに、、

【第三】
2008年9月15日米投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破綻を機に、世界的な金融危機と世界同時大不況へと発展した

【第四】
2008年9月~リーマンへの救済無し!により破綻、世界中で時価が急降下、世界中で債券、株、土地など売れる資産という資産の大量パニック売りが続出し投資市場が値崩れリセッションする。

【第五】
2008年10月BNF氏、かねてから増え過ぎた資金(ズウ体がデカくなってスピードが遅くなり取引がどんどんヘタになってく。。。と2ちゃんで常々嘆いていた、この辺も他の記事で追及していきたい)を分散投資するためにBNF氏、資金の約半分を株式市場から出し、秋葉原チョムチョムを90億円で購入

【第六】
世界ではアメリカ合衆国を筆頭に紙幣の大量刷りで2009年から経済回復上昇、日本も2012年から紙幣を大量に刷る【アベノミクス】により経済回復上昇(元安倍首相曰く「お金?金なんて必要な分だけ印刷すればいいんだよ!w」との名言を国会議事堂でぶちまけるっw)

【第七】
BNF氏、購入10年目の2018年、130億円で秋葉原チョムチョムを売却


この第一から第七の時代の流れを見るとおり、2007年までは2000年に起きた【ITバブルショック】のリセッションダメージから3年もの月日をかけてようやく景気回復し、債券、株、不動産が上昇相場の中にあった(ITショックについては別記事で具体的にまとめたい)

それが、2008年のリーマンショックによってITバブルと同等の絶望的なリセッションダメージになり、アメリカを始めとする先進諸外国では2009年から、ITショック同様、日本も4年遅れてアベノミクスによりV字回復していく。

7~10年おきに何らかの事件、
リセッションが繰り返されている



「いきなり!」の【秋葉原通り魔事件】
リーマンショック直前だったのは何かの因果なのだろうか…?

この画像、これはこれで当時、沢山のサイトが立ち上がり、物議をかもした…



図を参照してもらいたいが、秋葉原通り魔事件と秋葉原チョムチョムは駅を挟んで向かい側同士の場所。

青枠=秋葉原通り魔事件現場付近


秋葉原チョムチョムのBNF氏の前所有者は今後に起きるであろう、予想のつかない町の状況、空きテナントが増える可能性など色々考えたのではないか?

そこへきて、通り魔事件の1か月後に全世界を揺るがす【リーマンショック】の超ド級アースクエイク!!!

当時でも本来は100億以上で売れる物件だったであろうが、とにかく何らかの諸事情が幾重にも絡み、一番に投げ売りしたかったのではないか?

と推測する。

一方、BNF氏は、本来は100億以下になる事のない場所のビルをリーマンショックという10年に一度のリセッションイベントにより90億でGET!

これは、もし自分が当事者だとして、【常識的に】考えたら~

■秋葉原通り魔事件がおきてどんな法改正が起きるのか解らない、どんな街の状況になるかわからない、つまり、とてもじゃないが手を出したいとは思えない立地

■リーマンショックによる世界同時リセッションで今後、どこまで下がるのか、いつまで続くのかわからない恐怖(ITショックは回復に転換するまで3年かかった)


この、

【普通、人が買いたいとは思えない状況下】

で安値で買う。むしろ、そんな状況でもない限り、駅横の満室テナントのビルが売りには出ないしチャンスは掴めない、つまり、購入資金があるのであれば

圧倒的【買い場】である。

この説明で、【買い】だと思えないならもう、いっそ投資やトレードはやらない方が良いということになる。

日本有数の【商業地域】が紙屑になることはない。

秋葉原の歴史を見ても、かつては

■1950年代、戦後の【闇市】として発展

■1960年~80年代の高度経済成長期には日本の得意分野である【世界に誇る電化製品の街】へ

■90年代のITバブル期には電化製品とリンクしている【パソコンの街】へ変貌

■ITバブル死滅後の2000年代からはこれまたパソコンと親和性のあるオタクな【アニメ、ゲーム、メイド、メイド喫茶の街】へ

闇市⇒日本という国家基盤である世界一の工業国としての電化製品⇒電化製品から親和性のあるパソコン⇒パソコンと親和性のあるアニメ、ゲーム、メイドのオタク系へ~

と、秋葉原という【日本有数の高密度商業区画】である以上、価値がゼロには成らない、株買うのと同じで、もし上がらなきゃ損切ればいいだけ、という単純な思考だったのではないか?
それよりも、やはり、購入時の現状がおそらくは【底値】で、この買い場を逃せば本来は最低でも100億以上の場所だから迷いは無かったはず。

事実として、秋葉原通り魔事件が起きようとも、ITショック、リーマンショックが起きようとも秋葉原という街から人通りが減少する事はなかった。

このBNFの秋葉原チョムチョムの見事な逆張り劇には、ウォール街の帝王【ジョージ・ソロス】の逆張りの名言が華麗にリンクする

まるでメビウスの輪、ある時点ではどん尻に見えていたものが、タイミング次第では1番目にひっくり返ってしまう

BNFは2007年のTVインタビューでこんな発言も残している↓
「長期投資は経済がボロボロの時にしかはじめられないと思います。2001年末に低位株を買っていたら、後で軒並み10倍以上になりましたよね、ああいう感じで。今回はどこが底かわからないけど、チャンスが近づいてるのかもしれないですね」

実際に、2008年、リーマンショック後の日経平均株価は6,994円w

ITショックとリーマンショックの底値はコロナショックの底値の比ではない

経済がボロボロになった時に、異次元の巨額で不動産という長期投資を鮮やかにやってのけたBNF氏。

リセッションした時に美味しい場所の不動産をだいぶ前から買おうと思っていたのだろう

あと、BNF氏のこんな発言も

①株が動意づく前に買った人を1とする

②その株を常時監視してた人が上がり出す雰囲気を感じて、でもまだたいして上がってない時に、勇気をもって買う人を2とする

③その株が完全に上がり出したのを確認して、次の日も上がると思って買う人を3とする

④上がった後に、その日の高値で買う人を4とする

⑤次の日に買い気配で始まれば、その寄りで買う人を5とする

⑥寄った後に更にそれより高値で買う人を6とすると、3~4で買った人は6で買った人に売って利益を出すって感じですが、これでは1で買った人の莫大な利益には到底及びません。
※株が動意づく前だから、1で買うには(動意づくまでの期間という意味で)長期保有になるとも明言していました。

つまり、
ジョージ・ソロスも
ウォーレンバフェットも
BNFも、
【買い】を仕込む時は、とにかく人よりも先に【買】って、次に遅れて買いにきた人に【売る】

この【単純明快な理屈】で投資を行っているだけだから、
怪しい教則本や怪しいセミナーな怪しいYouTubeなどで常々出てくる
【この下値抵抗線を割ったから底を突いたどうこう】とかw
やれ
【上ヒゲ、下ヒゲがフィボナッチを割っているどうこう】とかw
そういう事ではなくw
単純に動機づく前~動機づいた直後の【数字】を確認して【買い場】を探し誰よりも先に【買い】、後から遅れて買いにきた人に【売る】
単純にそれだけではないでしょうか?

テクニカルなんて紛いモンを吹っ飛ばすBNFのハイスピード運用パフォーマンスに関しては他の記事でガッツリ検証しようと思っていますのでここまでにしておこうと思います。

【正しい逆張り】⇒それは、【一番早い買い人の順番になる】こと。
それ以上でもそれ以下でもない。
小学生にだって出来ること。だから、大学生にも出来たんではないでしょうか。
秋葉原通り魔事件とリーマンショックのダブルパンチで下落した90億円という通常では買えない価格で一番早い順番で買って、
後のアベノミクスで充分に不動産市場が動意づいた後に買いにきた不動産会社に130億円で売りぬいた。
一番早い順番に並ぶ⇒一番早く買える。
そして、遅れて買いにきた人に売る。
ただ、それだけ。それだけ。。。

この世界はきっと、毎回繰り返す変化のゲーム

※PS:どういう因果なのか、BNF氏と加藤智大死刑囚は同世代、、
同じ【秋葉原】という【場、フィールド】で、
物事の【視点】を変えるだけで、こうも人生の明暗が極端から極端まで交差し分かれゆくものなのか、、
と思うと、、なんともいえない気持ちになってしまいます。。。

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