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就活の話ー③自己分析のやり方

今日は一日、死んでました。
でも、なんとかnote平日連続投稿は途絶えさせたくないので、投稿します。

今回は、『就活の話ー③自己分析のやり方』というテーマで書こうと思います。

この話は、昨年末に自分の母校である大学の学生に向けて話をしたもののまとめです。

経団連の目安としては、

・説明会  :3月解禁
・エントリー:同上
・面接   :3月半ば~

というのが就職活動のスケジュールのようですが・・・実際は12月からインターンシップが始まるようなので、学生の皆さんの何かの参考になればと思い、このタイミングで投稿します。

今回はその3回目です。

※文章の流れとして、当時のスライドを貼った後、そのスライドの補足説明をします。

自己分析の「やり方」は、大きく3つあると思っています。

【自己分析のやり方3つ】
1.デスクワーク
2.フィールドワーク①
3.フィールドワーク②

これから一つずつ説明します。

1.デスクワーク

まずは「デスクワーク」です。相手は自分。

デスクワークと書いてますが、別に机に向かって・・・でなくとも、歩きながらとか、お風呂に入ってる時とか、寝る前とか、なんでも構いません。

とにかく大事なのは「自分と向き合うこと」「自問自答を繰り返すこと」です。

で、もう一つ大事なことは、その自問自答の内容を、「とにかく言語化すること」です。

言語化といっても、綺麗な文章にする必要はありません。
キーワードを箇条書きするだけでもいいですし、残し方も、ノートに書いてもいいし、今であればスマホのメモに残すでもいいと思います。

僕自身が就活当時よくやっていたのは、「マインドマップ」です。

これも、方法として合う/合わないあると思いますので、色々と試してみるといいと思います。

2.フィールドワーク①

次に「フィールドワーク①」です。相手は「自分から近い人」。
親とか、友人、恋人とかのイメージです。
要は、「自分のことをよく知っている人」が相手になります。

デスクワークで自分と向き合い、自問自答し、言語化してみたものを、相手にぶつけてみます(=アウトプット)。
ぶつけるのは、一緒にご飯に行ったときでも、帰り道でも、なんでも構いません。

そうしてみると、自分のことをよく知る人が相手なので、「お前そんなやつちゃうで」とか「ちょっと就活用に自分を美化してるなー」とか、「どっちかというと俺からするとお前はこんな風に見えてるで」とか、色々なフィードバック(=インプット)をしてくれるはずです。

要は、『就活の話ー①はじめに「百人百色」』でお伝えした、「言語化した自分と、自分の色が合っているか(ズレていないか)の確認作業」です。

このワークでもっとも大事なのは、「照れないこと」です。

普段バカ話ばっかりしている友人に対し、いきなり自分の内面をさらけだすようなクソ真面目な話をするのは、最初は照れが半端ないと思います。

なので、友人や恋人、そして彼ら(彼女ら)も就活生の場合は、お互いがお互いに対して同じくらいの時間を割いて、「さらけ出しあい」をすることをオススメします。

1ターンやってしまえば、2回目からはお互いにとってさらに有意義な時間になるはずです。

もう一つ大事なのは、フィードバックをもらったら、それを参考にしつつ「言語化をアップデートすること」です。
但し、参考にはしますが、全てを受け入れればいいというものでもありません。
あくまで「自分のこと」なので、フィードバックを自分の中で咀嚼し、自分が腹落ちすることが重要です。

3.フィールドワーク②

フィールドワーク②は、やること自体はフィールドワーク①と変わりませんが、相手が「自分から遠い人」になります。

具体的な場としてのオススメは「OB訪問」、そして「合コン」です(笑)

デスクワークでのインプット、そしてフィールドワーク①でのアウトプット&フィードバックを経て磨いた「言語化した自分」を、普段の自分から遠い人に対して行う作業です。

ご想像の通り、このフィールドワーク②は「面接の模擬練習」になりえます。
就活における面接官は、「普段の自分から遠い人」の最たるものなので。

ただ、このフェーズで個人的に一番大事だと思っているのが、
初対面の人を前にして、自分が何を言うかによって、自分(と自分に近い人)が知らない自分を知ることができること」です。

知らないおじさん(おばさん)と、ないし知らない女の子(男の子)と非日常な状況で話しているうちに、「自分はこんなことを考えてたんか!」と気づかされることがあると思います。

で、その会話(場合によってはひとりよがりな「語り」になってるかもですが笑)での相手の反応をフィードバックとし、「自分の言語化」に活かしていきます。

そういった意味では、このフィールドワーク②でも①と同様、「照れないこと」も重要ですね。

自己分析でもっとも大事なこと

最後に。

「自己分析」において僕が最も大事だと思うことは、これまで書いてきたようなワーク(ループ)を、「面接当日その日の直前までずっとやる」ということです。

よく、いわゆる「就活本(サイト)」みたいなもので、
まず自己分析をやって、その後に企業研究(OB訪問・説明会参加)、そしてエントリー、集大成として面接~みたいなスケジュールが提示されており、なんとなく自己分析は「就職活動の1stステップ」みたいな位置づけになっていたりしますが・・・。

個人的には、“「自己分析」はアップデートされていくもの”、なので、
「自己分析はこれで終わり!ここからは別のステップだ!」ではなく、
就職活動が終わるまで、無限ループで取り組んだ方がいいと思います。

***

もっと言うと、社会人になってからも、いや社会人になったら学生の時以上に、「終わりなき自己分析の繰り返し」だと思います。

就活生の皆さん、頑張って下さい!

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