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「あのときはバカだったな」と思うような大人には絶対にならないと決めていた


2023年3月12日(日)朝の6:00になりました。

脳みそつねに震わせて、荒々と運命に背く。

どうも、高倉大希です。




教育関係のお仕事をしています。

この業界に入った理由は、学校が嫌いだったからです。


高校時代は、いわゆる鬱屈とした日々を送っていました。

「おもしろいと思っていないのに笑う」ということに、ものすごくストレスを感じるようになり、自然と心を閉ざしていきました。


「自分がいちばん辛かったときとか苦しかったときにしてほしかったこと、叶えられなかったことを、生涯を通して追求していくんじゃないかな」みたいなことを書いている人がいたんですよ。

ReHacQ」高橋弘樹さんの発言より


一方で、どこかには冷静な自分がいたことも事実です。

頭の片隅では「これが思春期というやつか」とも思っていました。


思春期とは、子どもから大人に変わる不安定な時期のことである。

アイデンティティの獲得と共に、心理的にも大きく揺れ動くことがある。

このような説明を、何度も耳にしたことがあったからです。


「孤独」ということを、どこまで自分の中に呑み込んで、つきつめていけるか。そしてその上でどこまで風通しよく生きていけるか。それを目指していこう、と。

吉本隆明(2017)「ひきこもれ」大和書房


そんな思春期の真っ只中に、ひとつの決意を固めたことを、いまでもハッキリと覚えています。

「あのときはバカだったな」と思うような大人には絶対にならないという決意です。


「あのときは青かったな」

「小さなことで思い詰めていたな」

「いま考えれば大したことじゃないのにな」


そんな簡単な言葉で、当時の苦しみを片づけてしまうような大人にだけは、絶対になりたくなかったのです。


「大人って切り離された存在じゃないんだよ」というのはすごく響きました。私も年を経て30歳とかになったときに、いまの自分に嫌われない自分でいたいなと思いますね。

NEWS ZERO「特別対談 辻村深月×芦田愛菜」芦田愛菜さんの発言より


幾年を経て、大人と呼んでもよいくらいの年齢にはなりました。

相変わらずできないことはたくさんありますが、当時の自分にがっかりされるような生き方をしているつもりはありません。


読みたいことを、書けばいい。

自分が読んでおもしろいと思えるものを、毎朝6:00に書いています。

そんな「自分」にはきっと「当時の自分」が含まれているのだろうなと思います。



いつだって癒しなんぞなくてもリングに上がり、ゴングが鳴るのを待っていろ。

鬱くしき人々よ、「0.5生懸命」に勝て!





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