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「できない」をポケットに入れて
2023年2月20日(月)朝の6:00になりました。
高知龍馬マラソンを無事に完走してきました。
マラソンに出場するたびに、チョコレートと応援の偉大さを実感します。
どうも、高倉大希です。
ときどき、読み終えてしまうことが寂しくなるような本に出会います。
そんな本を読むときは、毎日ほんのちょっとずつだけページをめくります。
一度出会ったものとは、もう二度と出会うことができません。
すでに出会ったものがひとつ増え、まだ出会っていないものがひとつ減る。
人生はそのくり返しです。
本当に僕が感動するのはだね、全部読み終わったときに、それを書いた作者が親友で、電話をかけたいときにはいつでもかけられるようだったらいいな、と、そんな気持を起こさせるような本だ。
ただ、幸いなことにこの世は、一生をかけても出会いきれないくらいの「まだ出会っていないもの」で溢れています。
書店の本を順番に手に取ったとしても、きっと死ぬまでにすべてを読み切ることはできません。
そう考えると「できないことがたくさんある」という事実も、もしかすると幸せなことなのかもしれません。
それだけ「できることに出会える可能性」が残っているというわけです。
ランニングをしていると、いつもできない自分に出会います。
体力の限界を感じたり、心が折れそうになったり。
しかし、そんな「できないこと」を生活のすぐ近くに置いておくことが、案外重要なのかもしれません。
挑戦しないクセがつくと、きっと長い人生は退屈になるのではないだろうか?だから不安と向き合って共存する道を私は勧める。早いに越したことはないが、いつ始めてもその時点からの人生を輝かせられることを考えると、遅すぎることはないはずだ。
多くの人がゲームにハマるのは、直前のプレーで「できなかったこと」を、おなじ環境ですぐに再挑戦することができるからです。
「できないこと」が感情を動かし、感情が行動を変えていきます。
いつでも「できない」をポケットに入れて。
「まだ出会っていないもの」に出会いつづけられたらと思います。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
サポートしたあなたには幸せが訪れます。