まいごのまいごの一人称
2023年4月18日(火)朝の6:00になりました。
いぬのおまわりさん、こまってしまってわんわんわわん。
どうも、高倉大希です。
関西生まれ、関西育ち。
気がつけば知らん間に、高知県におったというわけです。
いまの会社に転職することがなければ、高知県には一生こおへんかったかったかもしれません。
人生はなにが起こるかわからへんからこそ、おもしろいんやろなと思います。
「関西人がエセ関西弁を聞いたらすぐにわかる」という噂話がありますが、あれは本当です。
一生懸命練習したであろう役者さんだったとしても、関西出身ではない方が関西弁を話していると、どうしても違和感を抱きます。
ちなみに、『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する鈴原トウジのCVを務める関智一さんは、東京都出身です。
一方で、デフォルメされているせいで疑われがちですが、『名探偵コナン』に登場する服部平次のCVを務める堀川りょうさんは、バリバリの大阪府出身です。
「すまんな転校生」は関東人が話す関西弁で、「せやかて工藤」は関西人が話す関西弁なのです。
要するにイントネーションが問題なわけですが、冒頭の文のような「音のない関西弁」は、どれだけ用法があっていたとしても違和感を覚えます。
ほかの地域の方言が文で書かれていたとしても、とくに何も思わないのですが、関西弁が文として書かれていると、なんだか恥ずかしい気持ちになります。
言文一致が進んだとはいえ、やはり音と文字とでは、どこまでいっても混ざりあえないところがあるのだろうなと思います。
逆に、「草生えるwww」のようなネットスラングはもともとが書き言葉であるため、声に出して読むと気持ちのわるさを感じます。
「くぁwせdrftgyふじこlp」なんかは、音に出すつもりがまったくないということが明確にわかる表現です。
文章を書くときには「声に出しても違和感がないか」というチェックをするようにしているのですが、前述のような言文の不一致にはいつも頭を悩ませます。
とくに困るのが、一人称です。
話し言葉だと、TPOに合わせて「ぼく / おれ / わたし」あたりをつかい分けていればなんとかなるのですが、書き言葉ではそうもいきません。
「ぼく」でも「おれ」でも「わたし」でも、まったくしっくりこないのです。
だから、一人称をつかわざるを得ない場面にぶつかると、ぼくはいつも困ります。
わたしには、最適な一人称をみつけ出すことができません。
最終的におれは、「一人称をつかわない」という道に進みます。
毎朝投稿をはじめて、かれこれ100本以上の記事を投稿してきたわけですが、おそらく一人称の主語は、ほとんど登場していません。
すまんな転校生、草生えるwww
せやかて工藤、くぁwせdrftgyふじこlp。
まいごのまいごの一人称、あなたのおうちはどこですか。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。