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失敗を次に活かしたくなるマリオのすごさ


2023年5月28日(日)朝の6:00になりました。

マンマミーア!イッツミーマリオ!イヤッフゥー!

どうも、高倉大希です。




昨日は、こんな note を書きました。

「学校の定期テストは次に活かさなければ意味がない」という記事です。



結果がよかったのなら再現する方法を模索しなければなりません。

結果がわるかったのなら改善する方法を模索しなければなりません。

得点に一喜一憂したところで、何も生まれやしないのです。


一方で、この世には「結果を次に生かしたくなるもの」も存在しています。

その代表格が「ゲーム」です。


ジャンプの距離が届かずに、泣く泣く穴に落っこちた。

ハンマーブロスを倒せずに、泣く泣くゲームオーバーになってしまった。


そんなとき、わたしたちは、すぐさま次に活かしたくなります。

再挑戦して、失敗を改善したくなるのです。


「このままじゃダメだ」という危機感があり、それを現在いるところで乗り越えようとすると、「成長」につながります。率先して勉強したり、業務を改善したりして、自分で考えるようになるからです。

安藤広大(2020)「リーダーの仮面」ダイヤモンド社


そんな感情を見計らったかのように、すぐさま次のチャンスが訪れます。

しかも、環境は1回目とまったくおなじです。


さっきはジャンプの位置が遠すぎたから、こんどはもうすこし近くから跳ぼう。

さっきはハンマーブロスにやられたから、こんどはタイミングを変えてみよう。


すぐに改善を加えることができ、かつ、すぐにその成果を実感することができるのです。


強引にでも前倒しで具体的な仮説を立てることが肝心だ。「やってみないとわからないよね」といったことは決して言わない。

安宅和人(2018)「イシューよりはじめよ」英治出版


冷静に考えれば、ゲームなんて、本来はやりたくないものであるはずです。

クリボーを踏みつけたところで、よいことがあるわけではありません。

改善を加えられるとはいえ、何度もおなじことをくり返すのは面倒です。


それにも関わらず、多くの人々がゲームに夢中になっています。

そこで発生するストレスよりも、「結果を次に活かしたい」という気持ちが、上回っているというわけです。


やりたいことを逡巡しないでやってみて「まともに間違う」こと、そして次の何かを待っているよりも早く成功なり失敗なりをして「何度でも試す」という方法なのではないでしょうか。

糸井重里(2014)「インターネット的」PHP研究所


人は本来、失敗したら、「次こそは」と思うはずはずなのです。

問題は、そう思えなくさせている仕組みです。

改善のヒントは、ゲームの中に隠されているのかもしれません。






サポートしたあなたには幸せが訪れます。