(短編小説)良きゾンビーの物語
「嫌です!やめてください」
お嬢様は墓場近くの森を逃げ回っていた。知り合いの男がしつこく追いかけて来るからだ。
全力で走ったが、墓場についた頃に捕まってしまった。
「やっと捕まえましたよ」
「いやあああ!誰か助けて!」
男に押し倒されたお嬢様が叫んだ瞬間、
全ての墓からボコッという音がして穴ができ、そこから、無数のゾンビが這い出てきた。
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