見出し画像

2021年、息のしやすい仲間探しの旅を始めましょう。

画像1

新年、おめでとうございます。

きっと多くの方々が、今年は例年とは異なった気持ちで元旦の風景を眺めているのだろう、と思います。

本当に未知との遭遇と激動の2020年でした。
そして、その余波はこの2021年にも続いています。

さて、元旦を迎え、私は「息のしやすい仲間づくり」というチャレンジで2021年を過ごそう!と決めているので、それについてお話ししたいと思います。

そもそも「息のしやすい」とはなにか。

それは
「自分が無理をしていない環境」
「自分を壊すほどに頑張りすぎる必要がない環境」

なのだろう、と私は思っています。

とかく、この世はいきにくい。息がしにくい。と思っておられる方も多いのではないでしょうか。

おかしい、と思うことがそのままうやむやになって終わる。
人としてどうなの?と感じることがなぜかまかり通る。
なんとなく、直感的に、違和感を感じる。

その時に、なんだか、息苦しく感じること、喉が詰まった感じ、
ありますよね?

それこそが、息がしにくい環境であり、自分らしくいきにくい社会にいる、ということです。

私は仕事柄(人事戦略のコンサルタント)、経営者とお話しする機会が多くあるのですが、お客様には本当に恵まれていて、皆さん本当に今の仕事に真摯に向き合っておられます。

ただ、苦しそうな状況にある人も、時折いらっしゃいます。
それは、いきにくい、息がしにくいという環境に自らを置いている、または置かれているからです。
言い換えれば、自分らしく呼吸ができていない(自分を生きていない)状況にあるということです。



新型コロナウィルスの来襲で、これまでと同じような生活の仕方、人との関わり方ができなくなりました。

人と人は分断され、ITを通して現実社会はよりバーチャルな世界へと加速していきます。

では、なぜ、それでも人は人と一緒にいようとするのでしょうか。

なぜ危険を冒しても食事をしようとするのでしょう?
なぜ会おうとするのでしょう?

そこには人間こそ必要とする「共感」「共生」を感じる時間、
「一人ではないことを五感で確認したい」からなのだと私は思っています。

人は感じて動く生き物だそうです。
そして、人は、安全はAI(人工知能)から得られたとしても、安心は人からでないと得られないそうです。

だからこそ、人は感じたいのだと思います。「安全・安心」を。
そして「安堵」するのです。自分は大丈夫だ、と。

今、あなたにとって、この世の中で「安心感を感じられるもの」とは一体なんでしょうか?

仕事があること?
お金があること?
家族がいること?
友達がいること?
好きなものがあること?
希望があること?
考える時間があること?

人によって、安心感を得られるものは異なります。
ですが、これらが一切無くなったとしたら、安心感を得られるにはどうしたら良いのでしょうか。

私は安心感は、自ら探しにいき、自ら創り、そしてその安心をお互いに共有できる仲間とつながり、より強固で継続的なものにしていくことで得られると思っています。

誰かから与えられた安全・安心は、いつか誰かに奪われてしまうからです。自分で作った安全・安心は「作りかた」が分かり再現することが可能なのです。

ちなみに、自分にとって安全・安心の場は、時に、誰かにとっては不愉快極まりないものであるかもしれませんが。


2021年。
これからは自分が息のしやすい環境をつくり、その環境が心地よい、と目線を同じにして話し合える仲間で創り上げていかなければならない時代の記念すべき1年目です。

昨年、唐突に始まった千葉さんとのコラム。
千葉さんはデンマーク社会福祉の中に人間性を学び、人と人との心のつながりを日本へ訴えている啓発者であります。
故に、縁ある人へ「気づき」の機会、きっかけをふんだんに発信して、「人であれ」というキーワードのためのヒントをたくさん届けてくださっています。

私は、そのヒントをもとに、自分らしくいられる、自由でいられる、息のしやすい環境を自ら、そして今の仲間、そしてこれから出会う仲間と共に構築していこうと考えています。

様々な理論は、まずはやってみるという実践と車の両輪の関係にあり、二つが揃うからこそ、その実効性が初めて実証されると考えます。

スケールを求めるのではなく、何かと比較し優劣を求めるのではなく、まずは自分の半径3mから初めていくことが、実感を持って取り組めると思うのです。
またその取り組みを継続するためには、心地よく共に行動して生きがいを感じる仲間作りが大切だ、と感じています。

そこには人間の生きる土台・共感を手にできる安全と安心が必須です。

毎日が自分の意思で紡ぎ出せるように。
環境を自分の意思で変えられるように。

明日が来ることが待ち遠しい!そんな日々に彩られるように。

2021年、私たちも心をつなげながらこの1年を過ごしたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年元旦
                     鈴木孝枝


あなたがサポートしてくれた費用は、今後設立予定のオンラインフォルケホイスコーレを盛り上げるための資金源とし、共に活動していく上で必要な人件費やイベントなどに使いたいと思います。