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週刊YSD House 第6号: 保育園選び、中国のEV、至高の卵焼き、落合晃選手

 こんにちは。
 気温も三十度を超える日が多くなり、夏が本格的にやってきましたね。今年も早いもので半年が終わり、後半戦に突入しました。毎年言ってますが、時間が経つのは早いものですね。
 さて、最近は息子を来年度から保育園に入れるため、保育園探しを始めています。4園ほどまわりました(といっても妻についてまわっているだけです)が、どこも特色が違って面白いですね。ウェルカムボードをつくってくれた園やオリジナルのPVを用意している園、屋上に広場がある園、ヒップホップダンスを取り入れている園、近くの道場で合気道を取り入れている園、園長が内部事情を赤裸々に話してくれた園、おむつやエプロンを持って行かなくていい園などがありました。結構気になっていた園でも、実際見学してみるとがっかりすることもありました。逆に期待せずに行ってみたらものすごく良さそうな園もありました。いくらオンラインが発達しているとはいえ、こういうのは実際に行ってみないとわからないことが多いですね。なんとなく保育園選びで重視するポイントが見えてきたのでまとめたいと思います。

  1. 自宅からの距離

  2.  毎日の持ち物(おむつやエプロンなど)

  3. 園の広さ(園庭の有無)

  4. 園児の人数

  5. 保育士の人数とやる気

 1と2は親が楽できるポイントですね。毎日通う保育園ですから、親が楽できるか否かはかなり重要です。少しのストレスの積み重ねがボディブローのように効いてくるのでなるべく楽に越したことはありません。ストレスを貯めないことが子供により優しくできることにつながると思います。
 3〜5については園のキャパシティの問題です。園庭がない保育園の場合、大きめの公園に移動して外遊びすることになるので、行き帰りの移動に時間がかかって遊ぶ時間が減ります。また、事故リスクもあります。園児の人数については、自分の子供が少人数の方が合ってるか、大人数でも行けるのかによって変わってきます。保育士の人数については多い方が、保育士側がゆとりを持てるのでいいです。また、園見学で気づいたのですが、やる気のある保育士とそうでない保育士(または仕事ができる保育士とそうでない保育士)が結構露骨に分かります。どうせなら、やる気のある保育士が多い保育環境に預けたいのが親心というものです。
 他にも株式会社が運営しているか否かとかもあるかも知れませんが、だいたいこれらのポイントが重要なのかなと思っているところです。全てを兼ね備えた保育園は無いかも知れませんが、バランスの良い保育園を選びたいと思います。

中国のEVについて

 自動車メーカーに勤める妹が上海へ長期出張することになったので、この機会に最近熱いと言われている中国のEVについて少しだけ勉強しました。
 世界はCO2による環境負荷を減らすという大義名分のため、なにはともあれ長期的にはEVシフトへ向かっています。中国にはEVをつくっているメーカーがなんと100以上もあるそうで、これは政府が補助金を出して、EV を推進しているからです。中国の中で、トップのEVメーカーがBYDです。BYDはもともと1995年創業のバッテリーメーカーで、2003年に自動車事業を開始し、2006年にEVの開発を始めました。EVを市場に初めて出したのは2008年で、テスラが初めてEV(ロードスター)を市場に出したのと同じ年です。EVの世界販売台数ではテスラと抜きつ抜かれつのトップ争いを繰り広げています。

 中国のEVが成長した理由を挙げてみます。
1.バッテリーの材料が豊富にあること
・リチウムイオン電池の正極に使われるリチウムの世界シェア13%(世界3位)
・リチウムイオン電池の負極に使われるグラファイトは世界シェア1位
 自国でバッテリーの材料を調達できることはEVの生産コスト削減に繋がります

2.ソフトウェア企業が育っていること
 従来、車の性能はエンジンなどのハード面で決まりましたが、ソフトウェアが車の性能を定義する車がSDVと呼ばれます。SDVはクラウドでアップデートを繰り返し、同じ車両に乗っていても運転性能が段階的に改善されていく仕組みです。SDVは原理的にはエンジン車でも可能ですが、安定的な電力供給ができるEVと相性がいいです。
 中国のEVソフトウェア開発企業として、Xpeng、BYD、Li Autoなどがあります。Xiaomi、ファーウェイなどのスマートフォンをつくっている企業もEVに参入してきています。自動車企業ではありませんが、Tencent はNioの約5%、AlibabaはXpengの約7%の株を保有していたりと、世界的に競争力を持つ企業によって資金が注入されていることも大きいと思います。

3.世界最大の自動車マーケットであること
 2023年の自動車販売台数では
1位:中国(約3000万台)
2位:米国(約1600万台)
3位:インド(約500万台)
4位:日本(約480万台)
5位:ドイツ(約320万台)
 中国が圧倒的ですね笑。まあこれは当たり前といえば当たり前で、中国の人口は14億人もいて日本の1億2千万人と比較すると軽く10倍以上です。この3000万台のうち、30%近くがハイブリットやプラグインハイブリットでは無い純粋なバッテリー駆動のBEVです。このように圧倒的に自動車市場が大きいからサプライチェーンも構築され、街中の充電設備も充実します。

 他にもEVを取り巻く話題については枚挙にいとまがありません。今思いつく限りでも、
・全個体電池について
・自動運転について
・テスラの運転支援機能FSD(Full Self Driving)はニューラルネットにより効率化されていることについて
・充電インフラについて
・自然エネルギーや原発とEVについて
・リチウムイオンバッテリーのリサイクル事業(Redwood Materialなど)について
 などです。この辺と絡めてEV全体を語ることは非常に難しいですが、こまめに勉強して文章にしていきたいです。

YSD Dining 〜だし巻き卵〜

 料理を作る時、たまに参考にするyoutube動画があります。料理研究家リュウジのバズレシピチャンネルです。簡単に美味しいものを作ることができるだけでなく、リュウジさんが酒を飲みながら楽しいトークをしてくれるので面白いです。素人にも分かりやすく説明してくれるので、料理を作るハードルがだいぶ下がります。今回はそんなレシピの中からだし巻き卵を作りました。
 だし巻き卵といえば、弁当や朝ごはんの定番ですが、意外と自分で作り方を固めていなかったので、リュウジさんのレシピを参考にしました。そのレシピでは以下の材料が使われます。

卵:3個
水:110cc
鰹粉:3g
塩:小さじ1/3
味の素:4振り
砂糖:2つまみ

 だし巻き卵を作る際は水を入れるんですね。水と鰹粉と味の素がだし汁になって、だし巻き卵から溢れんばかりのだし汁が出てきます。水を入れている分、卵に火を通しても崩れやすくなるため、巻くのは通常より難しくなってしまいますが、めっちゃ美味しいだし巻き卵が出来上がりました。今回は塩と砂糖は入れませんでしたが、十分美味しいものが出来上がりました。

だし巻き卵と豚汁

あとがき

 陸上競技の日本選手権が終わりましたね。僕がめちゃくちゃ注目していた滋賀学園の高校生ランナー、落合晃選手は男子800mで優勝しました。しかも予選では日本記録の1分45秒75にあと0.07秒まで迫っています。決勝ではパリ五輪参加標準である1分44秒70を目指して最初から最後まで先頭を走りました。優勝したもののパリ五輪の参加標準に届かず、地面を叩いて悔しがっていたのが印象的です。まだ高校生なので、2028年のロサンゼルスオリンピックでは是非出場を決めてほしいですね。ではまた。

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