怒りを抱えていた私が幸せになった理由

過去の私の話です。
今では毎日穏やかに笑って
カウンセラーとして
毎日充実しながら仕事もさせて頂いていますが
過去の私は怒りを持ちながら
モヤモヤした人生を送っていました。

それはなぜかというと。
幼少期に親に向けていた感情を
ずっと引きずっていたからです。
モラハラ環境で育った私は
大人になるまで
心の奥底にこんな思いを 抱えていました。

※親なのになんで？
※親だったらこうするべきでしょ。

なんで父は母に当たり散らして
子どもの私が気を使って
機嫌をとらなければいけないんだろう。
子どもの時は当たり前にやっていましたが
思春期になると
それが不満になり
うちの家庭はどうしてこんなに
落ち着かないんだろう。
親は子どものことを考えているのか？
父も父だけど
母は我慢して幸せなんだろうか？
別れたらいいのに。。
なんで我慢して
私に愚痴を言うんだろう。
可哀想な母の姿を見せられているのが
嫌になってしまったんです。
それはまるで
『私は我慢しているのよ。あなた達の為に』
と言われているようでした。

そのうち母に対しても
モヤモヤした思いが持ちながら
大人になって
私自身、結婚した相手がモラハラ夫でした・・。

本当に自分勝手な言動に怒りを抱え
どうしてこう
わがままな人間なんだろう。
どうして
周りが嫌な思いをさせられなきゃいけないんだろう。

思い返せば
両親にがっかりしてきて
結婚してもがっかりさせられて
期待しても傷つくだけでした。

そんな状態の私がどうなったかというと。

仕事先でもなぜか
同じようなイライラしている人と
顔を合わせる状態に。
しかもそれは私の上司でした。

なんで私の周りには
いつもイライラして
感情を抑えないで
人を不機嫌にさせるような人ばっかりなんだろう。

そう思いながら年月が過ぎた頃。
気づいたんです。
それは、自分と同じ感情の人が
周りにいる・・。
私が怒りをもっていれば
顔は笑っていても
なぜか周りに同じように
イライラしている人ばかり。
私が心穏やかに過ごすと
穏やかな人が集まる。

これは
私の心のあり方が問題なのか？
と思い
自分と向き合うことをしました。
なぜ怒りを抱えていたのか。
この怒りは許すことは難しいけど
この呪縛から解放されないと
私はずっと苦しいかもしれない。

そう気づき
親の呪縛から私を解放してあげよう。
と思ったんです。
その時に
親を許す・許さないじゃなくて
親も1人の人間だった。
そのやり方しか分からなかったんだ。
私は親に期待をしていたんだ。
それが叶えられなかったから
その思いをずっと向けて
自分が不幸なのは親のせい。
そんな自分がかわいそう。
とまで思っていました。

でも
それはもう手放そうと決めました。
いつまでも親への思いを持ち続けても
自分を幸せにするのは自分だけ。

人間の感情のなかで
【怒り】は
一番エネルギーが高い感情です。
きっと親に対して
未だにモヤモヤした思いを抱えている人も
沢山いると思います。
でも、このエネルギーを相手ではなく
自分が幸せになることへ
方向を変えてほしいんです。

私は今まで抱えていた
怒りという高いエネルギーを
自分の幸せの為に方向転換しました。

その後は
見事に自分の人生が好転していきました。

他人に怒りの感情をもっている人ほど
そのエネルギーを自分に使ってあげると
びっくりするくらい
人生が大きく変わっていきます。

今後の人生を
怒りを持ち続けたまま生きるのか。
方向転換して自分の幸せに
エネルギーを注ぐのか選択するのは
自分次第です。

特にモラハラ被害者のママは
怒りや悲しみの感情を抱えています。
でも、そのエネルギーを
自分の幸せに向けてあげると
人生を変えていくことも出来るんです。

それだけ高いエネルギーを
持っているということです。

だからもったいない。

もう怒りの呪縛から解放してあげて
自分を幸せにしてあげて下さいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

モラハラ夫に悩むママの為の
寄り添い心理カウンセラー
渡辺めぐみ