コピャーン

英語音声学・音韻論を独学で勉強中。雑記書き散らし。備忘録的でわかりずらい記述。すみませ…

コピャーン

英語音声学・音韻論を独学で勉強中。雑記書き散らし。備忘録的でわかりずらい記述。すみません。専門家ではないので内容の妥当性は担保できず、間違っている可能性もあります。 文献紹介noteは、翻案権を侵害しないために、簡単な内容の紹介と感想と写真含む改変なしの引用のみで構成します。

最近の記事

Is Rising Intonation the Default Pattern in Yes-NoQuestions? The Cases of British and American English

感想Y/N questionsのtoneのvariatyに興味がある場合は必読。 相当退屈で時間もかかる作業だろうによく頑張ってやるなあという感想が一番最初に湧いた。ありがたみを感じる。 基本的知識があれば十分読める。引用されている本(論文でない文献)も基本的なもの。 実際の音声を音声学的に観察して分析するタイプの研究では、SPE以降の韻律理論や自律分節理論をもとにした音韻論的な研究を理解して引いてこなくても、それらをもとにしない音声学の文献を使うのみで研究として成立す

    • 神谷厚徳(2002)「音響分析による日本人英語学習者のイントネーション特徴」の備忘録。(日本英語音声学会学術論文集「英語音声学」第5号)

      研究の概要「実験①24名の学生に、O&A(1973)対話ドリルを用い、白文で読ませて、モデル音源と音響的に比較して分析。 実験②次にO&A(1973)の音調符号を習得した学生26人に、TSM付きの同文を読ませて、頭部をモデル音源と音響的に比較。 ただし、前者では録音の前に10分間の黙読でのプランニング、後者は10分間の朗読練習あり。」 ・実験①、実験②で被験者となった学生が同一なのかは不明。 ・同文のモデル音源を先立って訓練時に聞いていたのかは不明。 ・実験①の学生はTSMを

      • 前核部、核音調それぞれに出る部分下降の検討

        大注意!!本noteの筆者は素人なので本noteの学問的正しさは全く保証できません!!引用部分以外の地の文は参考程度にしてください。 本note以外で、部分下降調に関して扱ったネット上の記事。(サラさんhttps://twitter.com/salah_backpack?s=21&t=7ikbDkR704XzOjadSSLkxQの記事です) 部分下降調のピッチ曲線話者の声域のうち、最低のピッチレベルまで下がらず中途半端な高さで下降が終わるのが特徴。 部分下降調は、ほかにも

        • Watanabe,K(1988)「Sentence stress perception by Japanese students」の備忘録

          the difference in F 0between the highest and the second highest syllableが 頭部の最高音からステップアップした高下降調の最高音との差を見れるのはわかるんだけど、低上昇調の文だと何を見てるのか謎。誰かわかる人いたら教えて欲しい。 プロットしてる数的に低上昇調の文も入ってるけど。 でも、論文の趣旨そのものとは別で、日本人が ・低バウンド型の核を特定するのが苦手(3、11、12) ・上昇調の長い尾部の核の位置

        Is Rising Intonation the Default Pattern in Yes-NoQuestions? The Cases of British and American English

        • 神谷厚徳(2002)「音響分析による日本人英語学習者のイントネーション特徴」の備忘録。(日本英語音声学会学術論文集「英語音声学」第5号)

        • 前核部、核音調それぞれに出る部分下降の検討

        • Watanabe,K(1988)「Sentence stress perception by Japanese students」の備忘録

          根間弘海(1986)英語の発音演習のカセットの書評

          簡単なカセットの書評。ただしプロソディ部分のみ。 全編GAのナレーターによる吹き込み。articulationが高すぎないのがリスニングの練習になって良さげ。ただし記号と読みが違う部分は``あらゆる``点で``相当``ある。…✳︎ 渡辺先生の「英語のリズムとイントネーションの指導」「英語のリズムハンドブック」を読んで、「これ音声ついてないけど、音声的には実際どんな音声になるか聞きたい」という需要に応えられる音声。他の音声学の本の音声として提示されてないことが多いが本書には

          根間弘海(1986)英語の発音演習のカセットの書評

          Imai,Kunihiko(1998)’’On Some similarities of the Long Jump and the Jackknife’’の備忘録

          研究のモチベ・二つの型がピッチ曲線で見ると、どちらも「こぶ」の形をしていること、 ・またimpressed,challenging ,protesting などの意味で類似点があることに注目。 内容具体的な例をO&A(1973)からそれぞれ引っ張って来て比較。 二つの共通する意味(core)について、 「To determine what exactly this core is is beyond the scope of this paper」 としながらも、 「it

          Imai,Kunihiko(1998)’’On Some similarities of the Long Jump and the Jackknife’’の備忘録