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農業体験を終えて


みなさんこんにちは!
1週間の愛媛での農業体験を終え、大阪に帰っております。途中、投稿ができていなかったので1週間の総まとめとして少し書こうと思います。

私が働いた農園

私が働かさせていただいた農園は、愛媛県にあるキャベツと玉ねぎを栽培するたいよう農園。
キャベツのシェアは愛媛県の20%を占めているという大規模な農園で、従業員の方も20代〜30代の人がほとんど。

今回私が行った作業としては主にキャベツの収穫、補植、選果を行いました。

感じたこと

これだけの大規模な農地と収穫量を体験することは自分自身初めてで、多くの新たな視点や学びが得られた。
正直、従業員はいつもとは違う少し変わった人が多かった。賃金は都会に比べれば相当低く、休みも日曜だけ、それに加えこれだけの肉体労働を何年もしている人の気が私には知れなかった。 
これだけの大規模の農場では効率が重視になってくるため、どの工程においても上手くオペレーションを回す必要があり、1人1人の作業が非常に単純で、まるで機械のようだった。それをひたすら8時間。
でも従業員の方は楽しそうに声を出し合って、励まし合って作業をしていた。
ある従業員は「楽しくするしかない」と言っていた。でないとやってられないと。
正直これだけの過酷な仕事であれば、都会に出てそこらへんの仕事をした方がマシだとそう思った。
しかし、1週間農家として生活をしてみて、この環境に育ってずっとこの生活をしていると他が見れなくなってしまうのかなと感じた。
ここの田舎ではいわゆる大企業で働く人、高年収の人が周りには少ない。そのため自分で情報を取りに行かない限り情報がほとんどない。

何を幸せと感じ、どう生活するのかは人それぞれの自由。
自分も都会の近くに住んでいなければ、こういう感覚にすらなっていないであろう。
生まれる環境や育つ場所によってそれぞれの人生や生活があるということを知れた。
どんな生活であろうとその人が幸せだなと、生きているなと感じられるのならそれで良い。
知りすぎるのも良くないのかも知れない。

また、この社会は色々な人がいてこそ回っていることを実感した。こうして肉体労働をしながら川上で頑張っている人、企業のトップや国の代表など先端に立って動いている人。色々な人がいるけれどこういった肉体労働をしている人がいなければ今の生活がないことは明らかで、感謝しなければいけないと感じた。

農家の方と同じように生活をし、一緒に仕事をし、ご飯や作業の合間に話をすることで新たな価値観や考えが広がった。
同じ日本にいてもこれだけ違った人が居て、色んな人がいることを見に染みて感じた。
これからも色々な所に訪れ、経験していきたい。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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