結局、派遣は派遣でしかない

現在、他の小説投稿サイトで連載中のエッセイの最新話です。
noteは結構、エッセイを載せている人が多いので、私も載せてみようかなと思いました。


 久しぶりの投稿になる。今年の夏も暑すぎるわけだが、皆さまどのようにお過ごしだろうか。私はいまだに無職であり、家でエアコンをつけて、相変わらずダラダラと過ごしている。

 前回の投稿が7月3日で、3週間ほどこのエッセイを投稿していなかったわけだが、小説投稿サイトには適度に他の作品を投稿していた。

 さて、いまだに無職を謳歌中の私だが、派遣社員として働いてきたデメリットをここに述べていこうと思い立った。其れというのも、6月30日付で辞めた派遣先のことも片付いて、今現在求職中の人たちに、少しでも派遣のデメリットを伝えられたらなと思ったからだ。

 派遣先は6月30日で辞めたわけだが、私は現在、某派遣会社のスタッフとして籍は残してある。そのため、厳密に言うと私はまだ派遣社員という肩書だ。まさか、自分が3か月で辞めるとは思っていなかったので、健康診断を7月の終わりに予約していた。健康診断を無料で受けるためには、派遣社員としての籍を残しておく必要があった。

「健康診断」

 正社員として働いていた前の会社では、健康診断はしていなかった。私も若いからイイやと、受けていなかった。健康診断は会社の義務だというのにこれは違法だ。まあ、調べてみたら、従業員が50人以上の会社は労働基準監督署に報告義務があるらしいが、それ以下は無いらしい。前の会社は当然、50人以下。とはいえ、やばいのは確かだ。

 ということで、派遣会社のメリットとしては、在籍していれば健康診断を受けられる。これはメリットの一つだと言ってもいいかもしれない。私は新卒で前の会社に入社したので、この7年間、健康診断を受けていない。今週末、健康診断を受けてくるわけだが、自分の健康状態がどうなっているのか不安である。

 そんなわけで、健康診断を受けるため、7月中は派遣社員ということになる。8月以降はまだわからない。正社員を探しているので、もしかしたら派遣社員の籍を抜いて、名実ともに本当の無職になるかもしれない。

 健康診断の話はこんな感じで、今回の本題に戻ろう。私の派遣先では仕事中は制服の着用が義務付けられていた。私の嫌いなスカートの制服だ。最終日まで制服で仕事をしていたので、当然、返却は7月以降になる。

 自分で洗濯して、また派遣先の会社にもっていくのは嫌すぎる。派遣会社に相談したら、返却は派遣会社の営業担当に渡してくれとのこと。ただし、制服は自費でクリーニングに出せ。

デメリット①「自費でクリーニング」

 私は4月終わりから6月末までの2か月半ほど派遣先で働いていたが、そこでちょうど冬服から夏服に切り替わった。そのせいで、クリーニングの制服の数は冬服のベストとスカートが1セット、夏服のシャツとスカートが洗い替え用に2セット、合計3セットのクリーニングが必要となった。

 これは痛い出費だ。派遣会社で多少の給料はもらったとしても割に合わない。今時、クリーニングも値上がりしていて、クリーニング代で5000円ほど飛んでいった。もし、3か月ごとに派遣先を変えていたとしたら。毎回、制服をクリーニングして返すのか。

 派遣会社の闇を見た気がする。

 これはもう、デメリットと言っていいだろう。これくらい、派遣会社の経費で落としてくれないものか。

 派遣会社の求人を見ていたのだが、7月は4月よりも求人が少なかった。派遣会社に聞いてみたら、派遣会社は基本的に契約を3か月ごとに更新しているので、そのような傾向となっているようだ。4月~6月、7月~9月みたいな感じで3か月更新している人も多いのだろう。丁度タイミングが悪かった。もっと早く辞めると決めていれば求人もたくさん出ていた、はずだ。

 とはいえ、派遣会社はもうこりごりだ。現在、求人に残っているのは4月にも募集していた某大手と私が辞めた派遣先、あとは地元の金融機関。ここもまた求人の常連だ。

デメリット②「大手有名企業は派遣を使い捨てている」

 常連ということは、常に人手不足ということで派遣社員が定着していないと言っていい。そんな職場で次の人も続くわけがない。派遣とは人手不足の悪循環を産む最悪のシステムというわけだ。

 派遣には紹介派遣というものもあるらしい。最初の6か月は派遣で、その後、派遣先と本人の面談で派遣社員から正社員登用となるものだ。

 最初頑張れば、ということで私も一社、申し込みしてみたが、書類選考で落ちてしまった。派遣先には通常、履歴書は不要なのだが、紹介派遣は正社員登用をするかもしれないということで、履歴書を企業に送ることになっていたようだ。

 落ちてしまって少しは落ち込んだが、よく考えたら、この企業もまた求人の常連会社だと思い出す。だから、落ちて正解だったかもしれない。

 私は今の派遣会社のほかに、もう一つ、別の派遣会社に登録だけしている。そこの会社の求人も見ていたのだが、やはり求人の常連企業はいくつか見つけた。

 私の登録している某派遣会社に紹介派遣を出していた企業は、別の派遣会社に通常の派遣社員を求人していた。どうやら、正社員として採用できそうな相手が見つからず、幅を広げて集めようとしているらしい。

 そんな安い給料で良い人材なんて集まるのか。

 まあ、派遣の事務としてはまあまあの時給だが、正社員登用後の月給はいまいちだ。そんな給料を提示して良い人材など集まるはずがない。そこで、私は別の会社のことを思い出す。

 隣町の会社になるが、私は前職を辞めた後、そこの正社員の求人に応募して面談に行った。そこでの話は前回のエッセイでも話したかと思うが、そこまで高くもない給料で、随分と高度な人材を集めているようだった。私は落ちてしまったが、いったい、その給料でどこまでの人材を求めているのか。

 そこは現在も派遣社員、正社員を随時、募集している。その会社は全国CMにも流れる某大手メーカーだが、私はこの従業員体制を知り、一気に信用度をなくした。私は今後、この会社の商品を使用することは無いだろう。

 ということで、デメリットを上げてみたが実は、まだまだたくさんある。とはいえ、今回はこの辺にしておこう。次回、また気が向いたらここで述べていこうと思う。



以上、私の現在の状況です。
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今回の話は「アラサー女の新たな生活」の最新話となります。

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