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時代証言

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#コラム

ザ・夜食 ふっくら赤飯(非常食)

 小腹が空く、時間帯となった。僅か2分で、ごま塩かけて食せる「ふっくら赤飯」。これに、限る。  幼い頃、秋の運動会シーズンに、栗おこわや巻き寿司、稲荷寿司、そしていろんな手作り惣菜を持ち込んで、運動会のランチタイムに弁当を広げて、家族で楽しむというのが、昔のスタイルだった。  筆者は、巻き寿司も稲荷寿司も好物だが、赤飯、それもカリンカリンとした食感で甘みのある栗がゴロゴロと入った赤飯は大の好物であった。  それに胡麻塩を振りかけると、栗や小豆の甘みを引き出してくれ、更に

連載:「新書こそが教養!」【第77回】『人類の起源 』

2020年10月1日より、「note光文社新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。 現在、毎月200冊以上の「新書」が発行されているが、玉石混交の「新刊」の中から、何を選べばよいのか? どれがおもしろいのか? どの新書を読めば、しっかりと自分の頭で考えて自力で判断するだけの「教養」が身に付くのか? 厳選に厳選を重ねて紹介していくつもりである。乞うご期待! DNA解析が明らかにする人類の起源2001年7月、北アフリカのチャド共和国で「サヘラントロプス・チャ

【メルカリ】やっちゃった。失敗談

みこちゃんのAI活用術様、イラストお借りします。 失敗しちゃったなーって表情に萌えます(*´▽`*) メルカリにてCDを2枚出品しました。 ヨルシカの「夏草が邪魔をする」ってやつと「負け犬にアンコールはいらない」っていうアルバム2枚をセットにしました。 一応出品前に他の人がいくらで売れてたか確認して、うーん、2500円にしとくかな。 ポチっと出品完了。 10秒で売れた 冷や・・・ 即売れか、こういう時は何かある。というか安くしすぎて狙い撃ちされたな多分。 出品前に軽

脱サラして小説家

 2022年3月、「下弦の月に消えた女」でデビューした脱サラの小説家です。サラリーマン時代はエプソンでPOSレジの企画開発をしていました。私が開発した初代レシートプリンターの印刷速度は毎秒50㎜でしたが、今の第7世代のプリンターでは毎秒500㎜、隔世の感がありますね。  法改正により厚生年金の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられたことから、企業は65歳まで再雇用の義務があります。私が勤める会社は55歳以降雇用更新となり、年収が激減する給与体系でした。55歳未満に早期退

トランジスタ・ラジオ

ラジオといえば 今では当たり前に、トランジスタ・ラジオ。 ほんの50年ほど前までは 真空管のラジオが使われていたと思うと、進化とはすごいものである。 だがラジオ番組自体は、そこまでの大きな変化はない。 昔に比べて、いろんな媒体が増えているので ラジオを聴く人口が減っているのは当たり前のことである。 そんな中、地方のAMラジオで、構成作家兼、ちょい出演もしているわけだが 先日、2クール(半年)最後の収録が終わった。 お陰様で、好評により 次のクールも続投が決

【本】書店の敵は、Amazonではなく、図書館だった?いや、それは…!

衝撃を受けてしまった。 「窓口の図書館員が、 マクドナルドの店員のような 「ありがとうございましたぁ」を 発するサービス業になったのか。 公僕だったはずの図書館員が、 いつから非正規雇用が半分以上になり、 生活するにはギリギリの低賃金で、 しかも雇用期間も限定なのか? これでは、まるで官製ブラックでは ないのか?」 これは、一昨日の朝日新聞で サンキュータツオによって 紹介され、瞬く間に ベストセラーになった 『私たちが図書館について 知っている二、三の事柄』 (中村文孝、