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お味噌汁って凄いよ!

この猛暑の中、部活などで毎日スポーツに励んでいるお子さんも多いことでしょう。

親としても、出かける前にどんな食事を食べさせればバテないで熱中症にもならずに、練習を乗り切れるメニューは何か?と悩んでしまいます。

そして、これだけ暑いと老若男女問わず、夏バテ食欲がなくなったりもします。

キッチンで調理すると暑くて「火を使いたくないな~」なんて考えになり、ついついソーメンや冷ややっこのよう冷たい物になってしまったりする事はないでしょうか?

そんな夏場の食事に「お味噌汁」を添えることをおススメしたいです。


部活動や屋外での活動に出かける前のお子さんやご主人の食事にお味噌汁を!

夏場は汗でナトリウムが排出されてしまうので、活動を始める前に塩分を摂取して熱中症を防ぎたいものです。

お味噌汁の利点は、具材によってタンパク質や野菜も摂れるので、難しく栄養バランスを考えなくても済むところです。

夏バテで食欲がない大人の方にも良いですし、
夜中にお腹がすいて寝付けない・・・なんて時にもおススメです。
消化が良く、温かい物を摂る事で心も落ち着いて眠りにつけると思います。

では、味噌は、私たちにどんな効果をもたらしてくれるのか?


下記にいくつか書き出してみました。

①     お味噌汁を飲む頻度が高い人ほど、胃潰瘍、胃炎、十二指腸潰瘍などの発生率が低いという研究結果も出ていて、消化促進・整腸作用もある。

②     味噌に含まれているイソフラボンや、遊離リノール酸がシミ・そばかすの生成を防いでくれたり、ビタミンEやサポニンが腸内環境を整えてくれるので、お肌にも良い効果がある。

③     コレステロールの抑制や老化防止・骨粗鬆症への効果があります。

④     お味噌に含まれるレシチンは細胞の新陳代謝にも効果があるので、脳の機能や身体の健康維持にも効果があります。

⑤     お味噌に含まれるペプチドには、血圧・コレステロールの上昇を抑える働き、抗がん作用があると言われている。

上記に加えて、温かいお味噌汁ですと内臓も温めることが出来ます。
冷たい物ばかり食べていると内臓が冷えてしまいます。
内臓が冷えると血流が行き届かないので、消化も悪くなったり、便秘や下痢に繋がります。

最近では腸脳相関という言葉を耳にする事も多くなり、腸の状態が脳にも影響を及ぼす事も知られてきました。
腸の調子が悪くなる事で、集中力や気力が低下したり、うつなどの心の不調につながる事もあります。

また、冷える事で免疫が低下し、風邪を引きやすくなったりもします。
暑い日が続いていたり、エアコンの効きすぎている環境に長時間いた後など「体調が優れないな」思った時ほど温かい物を食べる事をおススメします。

ただし、注意が必要な点があります。
それは塩分です。

お味噌が体に良いからと言って1日に何杯も飲んでしまうと、塩分の摂りすぎに繋がりますので、1日1杯~2杯が良いでしょう。

お出汁をきかせてお味噌を少し控えめにしたり、
インスタントのお味噌汁の時は少し薄めて飲むようにするなど、塩分の摂りすぎにはお気を付けください。

では、まだまだ暑さが続きますが、体調を崩さずに乗り切っていきましょうね!

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