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産後の不調から回復して推し活を再開できました

私はハロプロのヲタク、ハロヲタです。
4月末に第二子を出産し、産後のドタバタで推し活に充てられる気力・体力がなくなっていましたが、この度復活しました。 という話を書きます。



昨年12月、私の推しの1人であるモーニング娘。の「かえでぃー」こと加賀楓ちゃんがグループを卒業しました。
卒業コンサートに参戦したかったのですが、当時私は妊娠中だったので東京までの遠征は難しく断念しました。
そのかわり、地元の映画館からライブビューイングで見守りました。
かえでぃーのパフォーマンスはいつにも増して凛々しく神々しく、私は涙でマスクをびちょびちょにしながら卒業を見届けました。
Blu-rayが発売されたらじっくり堪能しよう…とワクワクしていました。


あの感動から半年が過ぎ、卒業コンサートのBlu-rayが発売されました。
そして当時お腹にいた息子も生まれました。
Blu-ray発売と息子誕生が同時期だったのです。

頭をよぎるのは、3年前第一子を出産したときのことです。
産後は心身ともにボロボロで、しばらくの間ハロプロへの関心が薄れてしまいました。
自分が生きるのと娘を生かすので精一杯だったのです。
それまでの人生でもメンタルが落ちていた時期がありましたがハロプロの応援は継続できていました。
その私がハロプロを応援できない、恐るべし産後…。

今回の第二子出産でも、前回の出産のときのようにハロプロへの興味が薄れてしまうのでは…?と危惧していました。
せっかくの卒コンBlu-rayを堪能できないなんて悲し過ぎます。
といっても人類は産後の前では無力です。大人しく回復する日を待つしかありません。

5月某日、産前に予約していたBlu-rayが届きました。
私は出産を終えて退院したところで、予想通りBlu-rayどころではありませんでした。
「そんな暇があるなら寝かせろ」と体が叫んでいました。推し活欲より睡眠欲が優っていたのです。
いつになったら睡眠欲をねじ伏せるほどの推し活欲が出るのだろう…とぼんやり考えていました。


しかし、その日は思ったより早くやってきました。
産後1か月が経過し6月に入ったある日、ふと「そうだ、Blu-ray見よう。」と思い立ったのです。
相変わらず眠いんですが、それでもいいから見たいと思ったのです。推し活欲の堂々たる勝利です。
息子が寝たと同時に流れるようにBlu-rayを再生しました。
ステージにメンバーが降臨したとき、私は泣いていました。半年前の感動が蘇ってきました。

息子がコンサート終了まで大人しく寝ているはずもなく、途中からは抱っこ紐であやしながら鑑賞していました。
その間も私は静かに泣いていました。
側から見たらカオスですね。


第一子のときより育児に慣れていた分、メンタルの回復も早かったのでしょうか。
こうして無事に推し活を再開することができました。
息子よ、共に鑑賞してくれてありがとう。良い思い出になったよ。
そしてかえでぃー、半年越しに興奮と感動をありがとう、素晴らしいステージでした。


単純に卒コンを堪能できて嬉しかっただけでなく、産前の自分が帰ってきたような気がして嬉しかったです。
子どもができると自分の趣味に割くことができるお金・時間は制限されがちです。
でも気持ちは制限されたくないのです。
親になっても私は私なので、好きなものを楽しむことはやめません。
推しからもらった活力を子育てに還元できるといいなあ と思っています。
コンサートの感想はまた別途まとめたいです。


娘、息子にも自分の「好き」を思う存分楽しんで生きてほしいものです。
いつか彼女たちに推しができたら、その魅力について語ってもらいたいです。







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